ゲルニカ・重慶・広島・・・・・
2005/ 5/28 6:23 [ No.32226 /39216 ]
投稿者 :
ja2047
ja2047
おーお、ウォーバーズのQ&Aとは、ぽこちゃんもなかなか渋いものを引っ張って来るではないか、
実は私がmsg30719で、「意図的な都市無差別爆撃は重慶爆撃の後半からだね。」と書いたのは
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=fn5fe5tbba6a4oa4ga4ca4abeea42a4h3nbfaea47a4fa4a4a4k&sid=1835559&mid=30719
そのページの記述に倣ってのことだ。
実は私がmsg30719で、「意図的な都市無差別爆撃は重慶爆撃の後半からだね。」と書いたのは
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=fn5fe5tbba6a4oa4ga4ca4abeea42a4h3nbfaea47a4fa4a4a4k&sid=1835559&mid=30719
そのページの記述に倣ってのことだ。
さて、同ページでは、私としても一目も二目も置くブンゾー氏が
「やっぱりほんまもんの無差別爆撃っていうのは、英空軍ボマーコマンドが世界初でしょうなあ。ゲルニカとか、ロンドンブリッツとかでも、照準が無差別(それだけの精度が出せない)というだけであって、目標そのものを無差別にしてるわけじゃない、」
といい、 N氏が
「絨毯爆撃=無差別爆撃ととる限り、一九四〇年の重慶爆撃は無差別爆撃であったと言わざるを得ません。 しかしながら、重慶への無差別爆撃は、ドイツ、イギリスの無差別爆撃と殆ど同時期なので、無差別爆撃の先鞭を付けたとはいえないと思われます。」
と言っているが、
これは、「日本が先駆けてやったわけじゃない」という結論が一致しているだけで、ご両人の主張の内容には相当な隔たりがある。
これは、「日本が先駆けてやったわけじゃない」という結論が一致しているだけで、ご両人の主張の内容には相当な隔たりがある。
N氏の言う「重慶への無差別爆撃は、ドイツ、イギリスの無差別爆撃と殆ど同時期なので、」
の 「ドイツ、イギリスの無差別爆撃」 はブンゾー氏やまなかじ氏の言う「思想としては全くWWⅠの都市爆撃から脱却していません。」のカテゴリーに入るものだと思うよ。
の 「ドイツ、イギリスの無差別爆撃」 はブンゾー氏やまなかじ氏の言う「思想としては全くWWⅠの都市爆撃から脱却していません。」のカテゴリーに入るものだと思うよ。
イギリス空軍が明確な「地域爆撃」を実行したのは1940年12月16日のマンハイム爆撃からで、これは重慶市街を5地区に分割して虱潰しに壊滅させていこうという百一号作戦の開始された5月18日より半年以上も後のことだ。
壊滅的な都市無差別爆撃は、地域爆撃、無差別爆撃、絨毯爆撃、戦略爆撃、要地爆撃と様々な名で呼ばれているが、概念も実態も少しずつ指し示す範囲に違いがある。 どの名前を用いるにしても、「ここから」と線を引くことは難しい。互いに参考にしながら、あるいは独立してエスカレーションしてきたわけだが、都市無差別爆撃としての重慶爆撃は、イギリス軍の都市爆撃の無差別爆撃化に先行することはあっても遅れるものではなかった。
という結論でいいのではないかな。
これは メッセージ 32220 pokosi2000 さんに対する返信です