Javaプログラミング入門
7. クラスライブラリ~前編~
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Javaには、開発者が便利に使える命令がたくさん用意されています。
これらの機能はクラスライブラリと呼ばれます。
クラスライブラリとは、プログラムを作るときに役立つ便利な道具がたくさん詰まった道具箱のようなものです。
これらの機能はクラスライブラリと呼ばれます。
クラスライブラリとは、プログラムを作るときに役立つ便利な道具がたくさん詰まった道具箱のようなものです。
通常、プログラムでは複雑な処理を自分で書かなければならないことがあります。
プログラムを書くとき、複雑な処理を自分で作るのは、料理の材料をすべて最初から手作りするようなものになります。
たとえば、カレーを作るときにスパイスを一つずつ調合したり、小麦粉からルーを作ったりすると大変です。
でも、市販のカレールーを使えば、簡単に美味しいカレーが作れます。
クラスライブラリも同じで、すでに用意された便利な機能を使うことで、複雑な処理を手軽に実現することが可能になります。
プログラムを書くとき、複雑な処理を自分で作るのは、料理の材料をすべて最初から手作りするようなものになります。
たとえば、カレーを作るときにスパイスを一つずつ調合したり、小麦粉からルーを作ったりすると大変です。
でも、市販のカレールーを使えば、簡単に美味しいカレーが作れます。
クラスライブラリも同じで、すでに用意された便利な機能を使うことで、複雑な処理を手軽に実現することが可能になります。
ここでは、特に代表的なクラスライブラリをいくつか紹介します。
Javaのクラスライブラリを知っておくと、よりスムーズにプログラムを作れるようになります。
ぜひ、活用してみてください。
Javaのクラスライブラリを知っておくと、よりスムーズにプログラムを作れるようになります。
ぜひ、活用してみてください。
画面に値を出力させる命令
System.out.println()は、画面に値を表示するための命令です。
()の中に出力させたい値を指定します。
サンプル:PrintValue.java
()の中に出力させたい値を指定します。
サンプル:PrintValue.java
- public class PrintValue {
- }
- }
-
実行結果
こんにちは!
初めまして!
このSystem.out.println()は文字を表示したあとに自動で改行するという特徴があります。
これを改行せずに表示させるためには、System.out.print()という命令を使用します。
サンプル:PrintValue.java
サンプル:PrintValue.java
- public class PrintValue {
- }
- }
-
実行結果
こんにちは!
初めまして!
こんにちは!初めまして!
文字列と数値の変換
前ページの序盤でも例えましたが、ユーザーが入力した数値(int)を文字列(String)として保存したり、逆に文字列(String)として受け取った数値を計算に使うために数値型(int)に変換したりすることがあります。
しかし、数値と文字列の変換は、通常の型変換、キャスト演算子では行うことができません。
代わりに、Integer.parseInt()やString.valueOf()などのJavaが用意している特別な命令を使う必要があります。
しかし、数値と文字列の変換は、通常の型変換、キャスト演算子では行うことができません。
代わりに、Integer.parseInt()やString.valueOf()などのJavaが用意している特別な命令を使う必要があります。
数値から文字列への変換
数値から文字列へ変換するには、一番簡単な方法としては、文字列連結演算子を使用することです。
例
例
String numberStr = 10 + ""; // 10という数値を文字列に変換する
しかし、この方法は推奨されません。
1つ目の理由としては、可読性が低い(読んだり理解したりするのが難しい状態)という点です。
「数値を文字列に変換している」のか、それとも「数値と文字列同士を結合しようとしている」のかが直感的に分かりにくいのです。
2つ目の理由としては、処理の無駄が発生してしまいます。
これに関しては、深い知識になってしまうため詳細を省きますが、文字列連結演算子を使用するとメモリの無駄が発生し、処理速度が遅くなる可能性があります。
これを解決するために、Javaが用意している特別な命令を使用します。
それは、String.valueOf()という命令になります。
System.out.println()のように、()の中に変換したい数値の値を指定すればOKです。
実際に記載してみましょう。
サンプル:NumToStr.java
1つ目の理由としては、可読性が低い(読んだり理解したりするのが難しい状態)という点です。
「数値を文字列に変換している」のか、それとも「数値と文字列同士を結合しようとしている」のかが直感的に分かりにくいのです。
2つ目の理由としては、処理の無駄が発生してしまいます。
これに関しては、深い知識になってしまうため詳細を省きますが、文字列連結演算子を使用するとメモリの無駄が発生し、処理速度が遅くなる可能性があります。
これを解決するために、Javaが用意している特別な命令を使用します。
それは、String.valueOf()という命令になります。
System.out.println()のように、()の中に変換したい数値の値を指定すればOKです。
実際に記載してみましょう。
サンプル:NumToStr.java
- public class NumToStr {
- int num = 100;
- }
- }
-
実行結果
100
String.valueOf()を使用することで、「ここで数値を文字列に変換している」という意図が明確になります。
この方法を使うと、コードを読む人にとって処理内容が分かりやすくなり、可読性が向上します。
また、String.valueOf()は int型だけでなく、double型やboolean型など、さまざまなデータ型に対応しています。
そのため、特定のデータ型に依存せずに使用でき、汎用性が高いのが特徴です。
この方法を使うと、コードを読む人にとって処理内容が分かりやすくなり、可読性が向上します。
また、String.valueOf()は int型だけでなく、double型やboolean型など、さまざまなデータ型に対応しています。
そのため、特定のデータ型に依存せずに使用でき、汎用性が高いのが特徴です。
文字列から数値への変換
文字列から数値への変換はJavaが用意している特別な命令以外では変換することができません。
それは、Integer.parseInt()という命令です。
こちらも、System.out.println()のように、()の中に変換したい文字列の値を指定すればOKです。
実際に記載してみましょう。
サンプル:StrToNum.java
それは、Integer.parseInt()という命令です。
こちらも、System.out.println()のように、()の中に変換したい文字列の値を指定すればOKです。
実際に記載してみましょう。
サンプル:StrToNum.java
- public class StrToNum {
- }
- }
-
実行例
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