0366:ポップ・ウソップ冒険記~そして彼らの夜は明けて~ ◆HKNE1iTG9I
【2日目 黎明~早朝 福岡県】
夜。肌に心地よい、冷えた空気と、遠くから微かに響く虫の声。
青年こと大魔道士
ポップは、気合を入れ直すように大きく伸びをすると、目の前に聳える建物を見据える。
「いや、改めて見ると、デケェ建物ばっかだな、ここは。ベンガーナのデパートといい勝負だぜ」
彼の、いや彼らの眼前に聳えるのは九州の門戸が一つ、博多駅。元々はしがない武器屋の息子であり、
また、元いた世界でも巨大な建物といえば基本的に城な(例外的にデパートなども在ったが)彼にとっては、
この世界で見るものに改めて圧倒され…そして、自分が見知らぬ異世界にいるのだということを否応にも意識させられる気分であった。
「フン…まぁ、福岡はモデルとなった世界でも、上から数えて九番目の人口を誇る県だからな。
この島…九州では、最も多くの人間が住んでいた場所だ。そこそこには栄えているのも当然だろう」
言葉を継ぐは、蝶人ことパピヨン。
あまり興味を喚起されないような素振りで、眼前の駅舎を見据えると、大きく息をつく。
「だが、所詮は九番目。人間が集まるとしたら、まず間違いなく東京…もしくは大阪だろうな」
「なんでだ?」
蝶人の言葉に反応したのは、異様な鼻を持った青年にして、偉大なる嘘吐きキャプテン・
ウソップ。
「異世界から来たという貴様等が気付かないのも無理は無いが…名簿を見てみろ。
過半数の名前が、オレが元いた世界…元いた国の法則で付けられている。
そいつらが、オレと同じ世界から来たのならば…やはり、東京に向かうだろうからな」
蝶人の言葉は真実半分、虚言半分。
彼の考えでは、事ここに至って、恐ろしさ、我が身可愛さに隠れているような連中は、ほぼ一般人と考えて間違い有るまい。
ならば、たいした利用価値も無い。利用価値の無い連中は、駒にすらならない。
…つまり、首輪や食糧を複数手に入れた今、ソイツ等に用は何も無い。
「しっかし、なんでアンタの世界からだけ、こんなに人間が集められたんだろうな」
「さぁな…だが、オレの知っている限りでは、オレの世界には貴様のいう悪魔の実といったものも、呪文といったものも無かった。
卵が先か鶏が先かといった話になるが、過半数が同じ世界の出身だからこそ、このミニ日本という舞台が選ばれたのだろうな。
あらかじめ、舞台の知識があるというのは大きな強みになる。
それこそが、確率的には一般人が多いと推察される同郷…というべきか、その連中にとっての最大の支給品だったんだろう」
ウソップとパピヨンの会話は続く。連なるは言葉。覆い被さるは、未だ晴れない夜の帳。
そして、輝くは、ウソップの持つ支給品、【賢者のアクアマリン】。
「例えば、先程の車窓から、夾竹桃の並木が見えた。ソイツの葉には強心配糖体という毒物が含まれている。
体内に入ると神経細胞の興奮、筋肉の収縮が起こり、肝機能が低下。
その結果、下痢・嘔吐・目眩、更には心臓麻痺を惹起するという極めて強い毒素だ。
致死量は0.30mg/kg…青酸カリより強いといえば、幾分は通じるか?
夾竹桃は、オレの元いた世界ではありふれた植物のひとつだが…貴様等のいた世界でもそうとは限るまい。
知ってさえいれば、そのようなものでも恐るべき武器になり得るだろう?」
「ひぇぇ、おっかねぇなぁ」
続く、続く、言葉は続く。新たな声が割り込む、その瞬間まで。
「ウソップ!パピヨン!何やってんだ!!さっさと列車掴まえて、ホンシューとやらに渡ろうぜ!」
見過ごせないのだろう、襲われている人を。立ち止まらせないのだろう、胸の決意が。
何かに追い立てられているような身振りで、ポップは二人を急かす。辺獄の入り口たる、駅舎に向かって。
本州に渡れば、更なる地獄を見ることが確実だろうと、彼の意思を挫くことは出来ない。彼の覚悟を砕くことは出来ない。
亡くしてしまった、大切な人の思いが。使徒の証たる、その勇気が。
彼に立ち止まることを許さないのだから。
おしゃぶりを噛み締めつつ、駅舎へ駆けていく背中を見送って、ウソップがポツリと言葉を零す。
「なぁ、パピヨン。アンタ、電車は6時間に一本だって、ちゃんとポップに伝えたか?」
「………」
暗闇に響くは、遠く幽かな虫の声――――
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【2日目 早朝 福岡県 博多駅駅舎】
【ポップ】
俺たちは次の列車を待つ間、駅員室とやらでパピヨンの考察に付き合っていた(一騒動はあったものの)。
直ぐにここを発ち、徒歩ででもホンシューに向かうべきだと主張した俺。
次の列車が来るまで待ち、万全の態勢でトーキョーに向かうべきだと主張したパピヨン。
険悪な雰囲気にもなりかけたが……案外、ウソップのヤツは大物なのかも知れねぇ。なんか、まだ首の周りがむずむずしやがる。
俺の首には、妙に鼻が長い骸骨の落書きが載っている、不恰好なスカーフが巻かれている。
ウソップが言うには、ウソップ海賊団の証らしい。
似てる似てると思っていたけど、やっぱりチウのヤロウを思い出させるヤツだ。
―――――チクリ、と、胸を刺すのは郷愁。グサリ、と、心を抉るのは懺悔―――――
チウ、すまねぇ…俺は、
マァムを護れなかった。情けないヤツだと嗤ってくれても構わねぇ。
―――――ざくり、と、身を刻むは悔恨。ぞぶり、と、魂を貫くは今は亡きヒトの変わらぬ面影―――――
……マァム……
すまねぇ…会わせる顔なんて在るわけがねぇ。許してくれなんて言えるハズもねぇ。
でもよ…バーンの野郎は、俺が必ず倒すから。いや、俺達が絶対に倒すから。
俺だけじゃない。ダイだってこの悪趣味な舞台とやらの中にいる。
ウソップもよ、ナリは妙だが、結構頼もしいヤツなんだぜ。まぁ、面と向かっては言わねえけどさ。
完全には信用できねえが、パピヨンも頭脳だけなら認めてやってもいいかもな。
だからよ、安心して…眠っていてくれよな、マァム。
~~~~~~~~~~<
小休止>~~~~~~~~~~
パピヨンに渡されたものは、奇妙な六角形の金属片(核鉄というものらしい)。これで何かの実験を行いたいんだそうだ。
(で、決意、掌握、そして咆哮…だったか?)
「武装錬金!!」
――――――静寂――――――
未だ薄暗いなか、何故か室内を一陣の風が舞い…
いたたまれなくなった俺は、憮然とした面持ちでパピヨンの野郎に金属片を突き返す。
だが、まるで応える素振りも無く、この変質者野郎は流れるような動きで、核鉄とやらを股間に収納しやがった。
「て、何してやがんだ、テメェッ!!!」
うわッ!!!!!思い切り握り締めちまった!!何だ?!何しやがんだ、コイツ!
しかも、俺をサラリとシカトしやがると、徐に呟く。
「武装錬金」
その一言で、野郎の背中に、再び巨大な蝶の羽が現出する。
――成程、あの野郎の能力は、核鉄ってヤツが……って違ぁぁう!いや、違わないが、これだけは言わせやがれ!
「何処にしまった?股間か?股間にしまったよなこの野郎!!まさか、今までも股間にしまってたのかこの野郎?!」
「…何だ?この素敵なスーツの収納場所に、何か不満でもあるのか?」
「不満があるかじゃねぇ!!掌握っつうから、思いっきり握り締めちまったじゃねぇか!
つうか、本当になんだその衣装?!」
「フン、この衣装の御洒落さが分からんとは哀れなヤツだな」
分からんでいい。
「まぁ、どうしてもというなら、セクシャルバイオレットな衣装に着替えてやらんことも無いが?」
「セクシャルバイオレットな衣装だぁ?」
「蝶のワンポイントが入った蝶お洒落なビキニパンツだ」
「やめろ!!なんでビキニパンツ一つなんだよ?!」
「何を言っている?トランクス一つだけでは浪漫飛行もままなるまい」
「突っ込みどころ、違ぇよ!!」
…前言撤回だ。こいつ、本当に信用できるのか?
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【同時刻 福岡県 博多駅駅舎】
【パピヨン】
(フム…考察通り、武装錬金は発動しないか)
「さて。まず言っておくことがある」
――一呼吸の間。
「オレは人間ではない。人間を超えた存在…ホムンクルスだ」
――沈黙。同行者を見据えつつ、続ける。
「通常、ホムンクルスは錬金術の力を帯びた攻撃でなければ、決して死ぬことは無い。病気だろうと、老衰だろうとな。
例え銃弾だろうと、オレにダメージを与えることは叶わない…はずだった。
まずは一つ目。つまり、ここではオレの防御能力、再生能力が著しく制限されている」
オレに蹴りを入れた金髪のガキと、それによって負ったダメージを思い出す。
「あぁ…俺も、魔法力が制限されているのは感じてる」
「偉大なるキャプテン・ウソップのパチンコは、こんな舞台でも益々冴え渡ったぜ?」
予想通り、尚且つ期待通りの答えに、僅かに口の端を持ち上げつつ。
「そうだ。オレも、自身の能力、ニアデスハピネスの爆発力自体に制限は感じられない。
つまり、火薬の爆発…物理的な現象には制限がかかっていない。
オレ自身に由来する、総量、および補充力は大きく制限されているがな。これが二つ目」
「つまり?」
「つまり、何らかの生命に由来する能力が制限されているのではないか、とオレは考えている。
参加者の戦闘能力を均質化する方向でな」
二度目の沈黙。首筋を撫でながら、周囲に注意を払い――そして。
「さて、本題だ。美的感覚を制限された哀れな大魔道士殿に、オレのお洒落の秘訣を教えてやろう。メモをとる準備をしておけ」
言葉と共に、黒い砂、ニアデスハピネスで文字を紡ぎだす。
あくまで、口から流れ出る言の葉は絶やさずに。無意味な言葉をBGMに、開かれるは密やかな会談。
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【同時刻 福岡県 博多駅駅舎】
【ポップ:ウソップ:パピヨン】
(まずは基本。
禁止エリアに入った参加者の首輪は爆発し、愚かな参加者は屍を晒すことになる…という設定だ。
……ここまではいいな?)
黒色火薬が滑るように虚空に文字と、簡略な図を示す。
わざわざ、【爆発】と注釈を入れているあたり、結構細かい芸当ではある。
○<ヒデブ!!
☆←爆発
+
∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■
□安全エリア ■禁止エリア
(現在、必要な情報は三つ。その一。死体の首輪も爆発するのか。
先ほども話したとおり、主催者に生命自体に干渉する能力者がいるのならば、
主が生命を失った首輪は、爆発しない可能性がある。
…正確に死者を判別しているあたり、なにか生命を感知する機能がついているのは確実だろうしな。
――まぁ、可能性は頗る低いとは思うが)
語るは、蝶々覆面の変質者。
(可能性が低いってのは?)
相槌を返すは、偉大なる大魔道士と、七つの海を股にかける大いなる嘘吐き。
(簡単な話だ。まさか貴様等は、首輪を調査しようとしているのがオレ達だけと思っているわけでもあるまい?
既に、オレ達以外の参加者にも、目先が利く奴ならこの首輪を調べてみようと思っているハズ。
死人の首輪がガラクタと化すならば、一度他人の首輪を手に入れてしまえば、解体し放題だろう?
少なくとも、オレが主催者ならば、そんな愚は犯さない。
解体しようとしたならば、必ず何がしかのペナルティがあるだろう。つまり、それがその二だ)
蝶々覆面の言葉は朗々と続き(実際には無音で紡がれているわけだが)、偉大なる嘘吐きが疑問を挟む。
(誰かの首輪が爆発したら、ある程度近くの連中の首輪が誘爆するってのはどうだ?)
(いや、それもあるまい。
首輪同士が誘爆する場合、獲物を追い詰めた狩り手が、偶発的に死亡してしまう事態が発生しかねない。このようにな)
ワガショウガイニイッペンノクイナシ!!> ○ ○<ウワラバ!!
☆ ☆
強者→ + +←弱者
∧ ∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■
(先程言ったように、この世界は奇妙なところで公平に出来ている。
ならば、禁止エリアに入っていない者がこのような形で死ぬことは、主催者にとっても望ましい事ではないだろう)
実際に、
赤木晴子が命を落とした―――誇り高きギャングの能力で、首輪を取り外そうとした―――とき、
ブチャラティの首輪は誘爆しなかったという事実もあるが、それはこの三人の与り知るところではなかった。
(というかさ、首輪が誘爆するっていうなら、最初の広間で全員爆死してるはずだろ?
爆発でじゃなくて、首輪自体が外から解体されようとすると、解体された首輪も、近くの連中のソレも爆発するんじゃねぇか?
魔力を受けることで爆発する爆弾なら、バーンの十八番だぜ?)
大魔道士の脳裏に浮かぶは、悪名高き滅びの欠片……黒の結晶。
(フム…着火装置が機械式のものだとしたら、それが一番可能性が高いとは考えていたが…魔法的なものでもそうか。
確かに、戦闘の際の偶発的な爆発を防げるうえに、解除もまず不可能だからな。つまり、こういうことだろう?)
○<タニンノクビワヲカイセキシヨウ!!
+
∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
↓↓↓↓↓
○<アベシ!
☆<フセイナアクセスヲケンチシマシタ!!
+☆<フセイニアクセスサレマシタ!
∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(例え、首輪が解析できたとしても、解除が出来ないなら意味は無い。このようにな)
○ ○<クビワヲハズシテアゲヨウ
+ +
∧ ∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
↓↓↓↓↓
ITEッ>○ ○<救命阿!
☆ ☆
+ +
∧ ∧
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(それに――――――)
(――――――一番ヤバイ可能性がまだ残っている…だろ?)
冷静に、冷静に。蝶人と大魔道士の会話は、冷たい熱を帯びていく。
(その通りだ。主催者がこちらを監視していて、人的手段で違反者を見つけ次第爆破している可能性がまだある。
つまり、首輪の調査を行うに当たっては、起爆のトリガーの判別が、どうしても必要となる。
そして、トリガーを判別させるには、爆発の威力を知る必要が有る…列車の中で言ったようにな。これがその三だ)
(そして、その四だ)
流れを継ぐは、大魔道士。
(パピヨン、アンタは知らねぇかもしれないが、俺のいた世界には「呪い」ってモンがあってよ)
(「呪い」、だと?)
(あぁ。「呪われた」ものを装備すると、「呪い」を解くまで外すことが出来ないってヤツだ)
(では、この首輪が「呪われている」という根拠は何だ?)
(逆に聞くぜ。なんで、主催者たちは首輪なんてものを俺達に着けたんだ?)
(自身の安全のためだろう?誰でも自分のことが一番可愛い。
自分の命を握られていれば、生き延びるためにゲームから脱出するより、
ゲームに乗ったほうが安全だと考える輩が出てきてもおかしくない)
火薬はジルバを踊るかのように文字を描き、大魔道士のメモ帳は見る間に黒く塗り潰されていく。
(テメェのだけじゃねぇ。自分の大切なヤツの命を握られているからこそ、積極的に狩る側に回る奴も増えるだろう?
それに、【二十四時間誰も死ななかったら】…)
(!…そういうことか。確かにな。ソレがなければ、あえて殺し合いを選ばずに、時間をかけて集団で脱出の方策を練る…
いや、ここで生活することを選ぶ連中が出てきてもおかしくはないな)
(そうだ。つまり、この首輪は二重の安全装置なんだよ。主催者共の安全と…ゲームの円滑な進行のな)
・
・
・
会談は続いていく、しめやかに、密やかに。
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【早朝~朝 福岡県 博多駅駅舎】
【ウソップ】
オイオイ、こりゃ中々イケるんじゃねぇか?
あの二人、もう少し仲がよけりゃぁ、最高なんだけどなぁ。
――新生ウソップ海賊団の栄えある団員一号、二号を眺めつつ、感心の吐息を漏らすはウソップ。
まったく、駅の中でガンの付け合いを始めたときにはどうしようかと思ったぜ。
キャプテンとして、機転と、自信作「ウソップ・マフラー」のプレゼントで、その場は丸く治めたけどな。
――駅の中で。再び険悪な空気を漂わせた大魔道士と蝶人。その空気を払ったものが、それ。
三人の首に巻かれている、海賊旗を模したようなマフラー。
収集したガラクタを使って、ウソップが苦心惨憺して作成したものである(実際には二人のやる気を削いだだけだが)。
まぁ、天才的な芸術センスをもつオレ様の作品だから当然か。こりゃ、我ながら中々の出来だ。
残りの二つは、ロビンとルフィ用だな。いや、ポップの仲間のために、もう幾つか作っておくのもアリか?
そろそろ出発の時間だし、材料集めなら早めにしねぇと…ルフィ、ロビン…二人とも、近くにいればいいけどなぁ…
おっかねぇ連中が近くにいなけりゃいいけどなぁ…
――放送まで休息をとり、態勢を整える。然る後、線路沿いに東京に向かい、列車が来れば乗り込む。
それがウソップの提案した行動指針。
ポップとパピヨンの希望の折衷案。膠着状態に陥っていた二人は、仕方なしにそれを受け入れた。
あぁ、行きたくねぇなぁ…でも、ここまで来て引き返すわけにもなぁ…
――奇妙な三人。実質的に舵を取っているのは偉大なる船長を名乗る男。
彼らの船出は、嵐に向けて―――
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【福岡県/早朝】
【ウソップ@ONE PIECE】
[状態]:健康
[装備]:賢者のアクアマリン@HUNTER×HUNTER、いびつなパチンコ(特製チクチク星×3、石数個)
ボロいスカーフ(団員の証として)、大量の輪ゴム
[道具]:荷物一式(食料・水、残り3/4)、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER(カード化解除、残り八枚)
参號夷腕坊@るろうに剣心、スナイパーライフル(残弾13発)
(手作りのアイテムはボロいスカーフでした)
[思考]1:線路沿いに本州へ(電車が来たら乗り込む)
2:ルフィ・ロビン・ポップの仲間との合流
3:アイテムを信じて仲間を探す
【ポップ@ダイの大冒険】
[状態]:健康(MP微量消費)
[装備]:魔封環@幽遊白書 、アバンのしるし@ダイの大冒険
ウソップ作の仕込み杖(投げナイフを使用)
死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER、ボロいスカーフ(仲間の証として)
[道具]:荷物一式×3(食料・水、一日分消費)、首輪×2
[思考]1:脱出の鍵を探す。線路沿いに本州へ(電車が来たら乗り込む)
2:ダイ・ウソップの仲間との合流
3:夜になったら死者への往復葉書を使ってマァムに手紙を書く。
4:フレイザードを早めに倒す
5:パピヨンはやはりあまり信用していない
【パピヨン@武装錬金】
[状態]:健康、核鉄で常時ヒーリング
[装備]:核鉄LXX@武装錬金(ニアデスハピネス少量消費)、ボロいスカーフ(首輪から監視されていた場合への対策)
[道具]:荷物一式×4(食糧二食分消費)、首輪×2、ベアークロー(片方)@キン肉マン
[思考]:1:武藤カズキを生き返らせる。手段は問わない。ただし主催者の思い通りになるのは拒否
2:首輪を調べる。爆破実験は迂闊に行うべきではないと思っている(少なくとももっと脱出の為の駒が集まってから)
3:線路沿いに本州へ(電車が来たら乗り込む)首輪の解除に役立つ人間またはアイテムを探す
4:蘇妲己と接触し、ツリ目の少年の情報を得る。ツリ目の少年は見つけ次第殺す
5:他の参加者と必要以上に馴れ合う気はない
<首輪の調査案 その①>
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1.死体の首輪で爆発力を調査(調査トリガー:情報不足のため、脱出の目処がつく/有力な仲間ができるまで保留)
1.1 死体の首輪が爆発しなかった場合 → 外部から首輪を破壊する(首輪が誘爆するかは不明)
2.項目1の結果を受けて列車の中で、起爆トリガーの調査
2.1 禁止エリアがトリガーだった場合 → 列車内の調査
2.2 主催者側の監視がトリガーだった場合 → 予備の首輪の爆破実験を行い、主催者側の視界の調査
3.項目1で破壊した、首輪の破片の分析(パピヨン・ウソップ)
4.「呪い」の調査、及び対処法の考案(ポップ)
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最終更新:2024年07月27日 07:52