0333:ポップウソップ冒険記~一日遅れで幕は上がり~  ◆bV1oL9nkXc





刻む。
針が刻む時を刻む切り刻む。
かちかちかちかち
長鼻の男が部屋の隅でガラクタをいじっている。
かちかちかちかち
魔法使いが部屋の角でおしゃぶりをしゃぶっている。
かちかちかちかち
蝶々仮面がドアにもたれかかっている。
かちかちかちかち
針は刻む廻り刻む挟み刻む。
カチカチカチカチ
二つの針は近づき近づけ身を重ねる。
カチリ
長針と短針が時計盤の中央で一つになった。
ポッポーポッポー
部屋に配置してあった柱時計の扉が開き、場違いな鳩が踊り始めた。

午前零時。島中の生存者達の頭の中にざりざりと耳障りな音が流れ出す。


――初日を生き残った皆さん、おめでとうございます――
第四放送が頭に響き渡る。
――それでは現在までに脱落した者の名と午前二時からの禁止エリアを発表します――
次々と朗読される参加者の名前。
――ティア・ノート・ヨーコ伊達臣人夜神月――
ポップは祈る。彼女の名が呼ばれないことを。
――ラーメンマン真崎杏子――
しかし、祈りは届かず、
――マァム――


その名が、呼ばれた。


『私、マァム。この森の東にあるネイルの村の者よ』
強く、気高く、誇り高く、美しかった女性。
『…私…ポップの事…好きよ。大好き』
自分が愛した、女性。
『未来のために!今まで通り力を合わせてこの戦いをのりきりましょう!!いっしょにっ!!』
死んだ。死んでしまった。

「畜生…チクショオオオォォォォッッッ!!!」

目の前が暗転する。
どうしようもない状況に絶望しそうになったとき――光が、覗いた。

――慈悲深い私は『ご褒美』をあげることにしました――

それは悲しみに染まった心に差し込む一条の光。
心を黒く塗り潰す暗黒の光条。
殺せ――
内なる自分が囁く。これは殺人ゲームだ。人を殺しても仕方がない。
殺すんだ――
愛する女の為に命を懸けることこそ男の醍醐味じゃないのか?優勝してマァムを生き返らせることが……
殺――


「何をやっている?俺を殺すならさっさとかかってきたらどうだ?」


部屋中に響く声がポップの思考を断ち切った。
まるでポップの心を見通したかのようにパピヨンが言い放つ。
その口調はポップの思考がさも当然であるかのようで……しかしその感情には何の興味もないようで。
無言のままお互いに睨み合う二人の周りを漆黒の蝶が飛び回る。
ブンブンと飛び回る黒蝶々は、まるでドブ川に群がる蝿の如く。

(何故俺の考えていることが…)
ポップの表情が驚愕に歪む。
更にその思考も読んだかのようにパピヨンは薄く笑いを浮かべる。
「どうやら図星のようだな。ん?何か不可解なことでもあるのか?凄い顔になっているぞ」
パピヨンは別にポップの考えを否定する気はないようだった。
「ああ、さては『何故俺がお前の考えていることがわかったのか』と思っているな?」
哂いの表情を作りながら、全く慌てずに会話を続ける。
目の前の男が自分を殺そうとしたと解っているのに、だ。
「ふん、そんなことはすぐにわかるさ。
貴様の目が俺と同じ”腐ったドブ川のような目”になっているからな。
世界全体を恨んでいる目の奴がロクなことを考えているわけがない」
パピヨンは余裕の態度を崩さない。
なぜなら、この思考を持つ奴はよく知っているからだ。
自分のことを理解出来ない程パピヨンは馬鹿ではなかった。

(そう、こいつの思考は第三放送のときの俺と同じだ。全てを破壊したくなるあの激情と)
そのことを解った上で、尚パピヨンは説得をしようとしない。
激情に身を任せて殺人鬼になるのもまた良し。ただし……


俺に害を為すようなら遠慮はしない。


「お前が大魔王バーンとやらの思惑に乗って、殺し合いをしようがしまいが俺には関係ない。
貴様の意志にも決定にも干渉はしない。好きに殺し合え」
そう、俺はこいつがどうなろうと構わない。
「何なら俺が相手をしてやろうか?遠慮はしてやらないがな。
さあ、来い。昨日の決着をつけてやろう」
パピヨンは顔を嘲りの形に歪めたままで、戦闘を促す。
いつ暴走するとも知れない危険な駒は早めに片付けておくに限る。
幸いにも駒はもう一つあるしな。

ニアデスハピネスを全面展開。ポップの死角にあたる場所に数匹を忍ばせ必殺の陣を敷く。
数匹を突撃・爆発させて戦いの火蓋を切ろうとしたとき、ポップがおもむろに杖を地面に置いた。

「…悪かった。今回ばかりはアンタが正しい。バーンの思惑に乗るのはゴメンだ」

その言葉にパピヨンは拍子抜けした。
(暴走寸前だと思ったのだがな)
ポップの言葉と態度に興を殺がれたのか、蔑むような目をしてニアデスハピネスを核鉄に戻す。
「つまらん」
退屈そうに呟いた。
何とも言えない空気の中、一人蚊帳の外だったウソップが空元気見え見えの態度で騒ぎ出す。

「う、うむ!よくケンカを止めてくれた!もう午前0時だ!ポストに手紙が届いてるはずだから取りにいくぞォ!」
その言葉に思い出す。武藤からの返事が来ている筈だ。
「よし、ウソップ、案内しろ」
「だから俺はキャプテン・ウソップであってパシリスト・ウソップじゃないと何度言ったら……ヒィ、わかったよ!案内するよ!」
脅され、ブツクサ不満を言いながら先導するウソップの後ろをパピヨンが歩く。
その後ろに続くのは、一人の大魔道士。

空には月が浮かんでいた。
月は狂気を加速させると言うが、幸いなことに大魔道士は月の魔力から解放されたようだ。

一行の最後尾についたポップは拳を握り締め、覚悟を決める。
――マァム…俺はホント駄目だな…少しは成長できたと思ってたんだけどな…
(せめて……バーンはこの手で倒すよ。お前の分まで頑張るから、だから安心して成仏してくれ)
その足取りには、もう危うい雰囲気は感じられなかった。


~~~ここまでの冒険を記録しますか? ~~~

 >はい
  いいえ

【冒険の書2】共用   セーブ





冒険を再開しますか?

 >はい
  いいえ

【冒険の書3】パピヨン ロード


『蝶野!元気でやってるか?』

武藤カズキからの手紙の出だしはこうだった。
いきなり肩の力が抜ける。天然だとは思っていたがここまでとは…
いや、『死んでいる自分が生きている相手に送る手紙の書き出し』など、どう書けばいいのか誰にもわからないか。
「何呆れてんだパピぐべらぁッ!?」
横からバカが覗き込もうとした。プライバシーを侵害する奴は取り敢えず殴って黙らせる。
地面の上でのた打ち回るウソップを見下しながら手紙の続きを読む。

『いきなりお前から手紙が来てビックリしたぜ。えーと、拝啓蝶野様、でいいのかな。
ごめん、こっちの用事で悪いんだけど蝶野に頼みたいことがあるんだ。
図々しいことはわかってるけど、大切なことだから聞いて欲しい。
蘇妲己って人と武藤遊戯って奴が俺の仲間なんだ。
俺がこんなこと言える義理じゃないんだけど、見かけたら護ってやってくれ。二人とも本当にいい人なんだ』

――ふん、最初から他人の心配か。とことん偽善者だなこいつは……
無論俺は護るつもりなどない。一緒に居ながら武藤を死なせてしまった奴らなど知ったことか。

『それと、斗貴子さんも……護ってくれとは言わない。だけど、出会っても争わないでくれると嬉しい』

――津村斗貴子か。まだ生き残っているらしいが、正直あまり興味はない。
争うなと言われても向こうが戦闘を仕掛けてきそうではあるがな。
つらつらと偽善的な言葉が並ぶばかりで俺が聞いた事柄が全然出てこない。
いい加減イライラしてきたところで遂に本題に入った。

『俺を殺した奴だけど、ツンツン髪でツリ目の少年だった。掌からの電撃と心臓を抉る手刀でトドメを刺されたよ』

ツリ目の少年か……
見つけたら必ず殺す。人の獲物を横取りする奴は許せん。
武藤カズキを殺していいのは俺だけだ!そして俺を殺していいのは武藤カズキだけだ!
その武藤カズキを殺した相手を俺は絶対に許さん!

手紙によると、ゲームに乗ったらしい少年が戦闘を仕掛けてきて、
武藤は一番最初に殺されたらしい。だから武藤は仲間の安否を知らない。
遊戯という名前は第三放送で武藤と一緒に呼ばれたから、恐らくそいつもそのガキに殺されたのだろう。
別にそいつのことはどうでもいいが。
ということは……鍵となる人物は蘇妲己。この名前は放送で呼ばれていない。
おそらくその場から逃げたのだろう。何とか接触してツリ目の少年の情報を得たいところだ。

俺が聞いたもう一つのこと――首輪の解除やゲームの脱出については何も知らないらしい。まあ期待はしていなかったが。
その後にはいくつかの情報が書かれていた。
趙公明という強敵のこと、弥海砂という少女のこと、そして――


『……蝶野、結局決着をつけることが出来なくてすまない――生き残れよ――』


――謝るなよ、偽善者。



~~~ここまでの冒険を記録しますか? ~~~

 >はい
  いいえ

【冒険の書3】パピヨン セーブ





冒険を再開しますか?

 >はい
  いいえ

【冒険の書1】ポップ ロード


ガタンゴトンと列車が揺れる。俺達は鹿児島の駅から電車に乗って本州に向かっている。
丁度禁止エリアの宮崎県を通っているときにパピヨンがおもむろにデイパックから首輪を取り出した。
どうやら首輪の考察を始めるらしい。俺とウソップを手招きしている。
三人で身を寄せ合うように座り、パピヨンの考察が始まった。

「この首輪に使われている技術は現代のものではないな。おそらく地球上の技術ですらないだろう」
小声で囁くパピヨン。
しかし、パピヨンが本当に言いたいことはこんなことではない。
大体、俺達三人以外に誰もいない列車内で身を寄せ合う必要など皆無だ。
本命は空中で文字を形成する黒色火薬。
パピヨンのニアデスハピネスが文字を紡ぎ出す。
(さて、俺達は現在禁止エリアの上を通っているわけだが、首輪は爆発していない。
この現象に対する俺の見解は三つある)
パピヨンは残りの二人を見回し、俺が続きを促す。

(第一の見解は禁止エリア自体がハッタリという可能性。
だが、これはまずないだろう。あそこまで宣伝しているからには虚言の可能性は低い)
その意見には俺も同意だ。嘘である理由がない。

(第二の見解は首輪に『エリアを認識する装置』が付いていて、
その装置が禁止エリアに入ったと判断し、爆発に繋げる可能性。
その場合、この列車に装置を無効化する仕掛けがある可能性がある。
うまく使えば首輪解除に繋げることができるかもしれん)

思わず列車内を見渡す。
目に見える範囲にはそのような装置はないようだ。
あるとしたら列車の底の部分か?
(慌てるな)
パピヨンの作った文字が目の前に現れ、思わずパピヨンのほうを見る。

(第三の見解だが…これが一番まずい。
第三の見解は主催者が監視を行っていて、禁止エリアに入った参加者を見つけ次第爆破している可能性。
この場合、非常に厄介だ。ニアデスハピネスを使った会話も見られている可能性がある。
このように身を寄せ合って文字を隠すことでどこまで回避できるものか…)

監視。
当然の可能性としてある手段だ。だが、どうやって監視している?
パピヨンが自分の見解を述べる。
(監視が行われているとしたら、超小型の偵察機か魔術的な方法による監視の線が濃厚だな。
ただ、ミニサイズとはいえ日本全体を把握できるほどの魔術的な監視方法があるのかという疑問はある)
確かにそれは言える。
ここまで大人数を一斉に監視できる魔法などいくらバーンといえども使えないだろう。
(巧妙に隠された監視カメラということはない。細心の注意を払って捜してみたが見つからなかった。
ただ、超小型の偵察機も発見できてはいない。迷彩能力を使っている可能性がある)
迷彩ねえ…
そういえばレムオルっていう透明化呪文があったけど…

パピヨンは監視装置の特定は後にまわして考察を続ける。
(禁止エリアでの爆破を何が判断しているのか調べる方法は簡単だ)
その文字に俺とウソップが息を呑む。
パピヨンは列車の窓を開け放つと一言。

(ここから首輪を放り投げればいい)

どういうことだ?

黒文字は朗々と紡がれる。
(もし主催者が監視映像を完璧に把握しているなら首輪を爆発させる必要はない。
もし爆発させるとしても、殺し合いを促進させる列車を傷つけることはしたくないだろうから、
列車から少し離れた場所で爆発させることだろう。窓から外に出た瞬間爆発させたら、列車がダメージを受けるからな。
万が一列車が止まって、俺達が『禁止エリアの中の安全地帯』に取り残されることは主催者にとっては望ましくない)

…なるほどね。
首輪が禁止エリアの中に入ってすぐに爆発しなければ、少なくとも監視が行われていることが確定するって寸法か。
だが、その実験を行うには…
(無論、今すぐ行うというわけにはいかん。爆発の威力が想定より高かったら巻き添えを食ってしまうからな。
実験の為には首輪の爆発がどれほどのものか確かめる必要があるから、首輪が一つだけでは足りない。
新しい首輪を手に入れなければならないな。
となると…福岡で大規模な戦闘があったはずだから寄っていくとしよう。
死体が幾つかあるだろうし、もしかしたら武器が落ちているかも知れん)
パピヨンの提案に俺とウソップが同意して、とりあえずの方針が決まった。
列車は進む。
……しかし、窓から入ってくる夜風が冷たい。パピヨンは何故こんな露出が多い格好で平気なのだろう?


~~~ここまでの冒険を記録しますか? ~~~

 >はい
  いいえ

【冒険の書1】ポップ セーブ





冒険を再開しますか?

 >はい
  いいえ

【冒険の書3】パピヨン ロード


福岡県の廃ビル群。再びヒソカの死体の前に立つ。
俺のオシャレを理解してくれた同盟相手――しかし今は唯の肉の塊だ。
俺と奇妙な連帯感を育んだ道化師は、もういない。
「…糧にさせてもらうぞ」
その首を引き千切り、首輪を抜き取る。
その生首を投げ捨てようとして――思い止まる。食人衝動は無いが……こいつなら食うのも悪くない。
掌に『口』が開く。その口はヒソカの頭を分解し吸収し、遂には肉体の一部としてしまった。

――旨いな……さて、俺に食人衝動はないはずなのだがな。

パピヨンは返す手でヒソカの残りの身体をも喰らい、その場を後にする。
後には、中身を喪失した道化服だけが転がっていた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


その後、廃ビル群を回り、ヒソカと戦ったと思われる少年の死体を見つけ、荷物と首輪を回収。
そして廃ビルの一室に放置されていたスナイパーライフルとベアークローを入手。
他には何も無さそうだったので、付近を探索しに行ったウソップポップを合流場所で待つ。
最初に来たのはポップ。こいつは北のほうに行っていたはずだ。

「トンネルの中に二人分の死体があったから首輪を回収したよ…
このゲームで死体を見たのは初めてだけど、正直胸糞悪くなったぜ。
一人、いや一匹は狐型モンスターだったけど、死体は二つとも惨たらしい状態だったな」
狐、ね。狐型ホムンクルスだろうか?
「一応トンネルから引っ張ってきて、外の地面に埋葬したんだが……マァムも彼らみたいに無惨に死んだのか…?」
俺が知るか。
マァム…」
ポップは女の名前を呟きながらネックレスを見つめている。女々しい奴だ。

――ポップの胸元で、跡部の死体から回収したアバンのしるしがキラリと光った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


それから更に数十分。
「遅い!ウソップのバカは何をやっている!集合時間はとっくに過ぎているぞ!」
ウソップが帰って来ない。よし、置いて行こう。
ポップは心配そうにしている。
「確かに遅いな…まさか敵に!?」
だったら尚更置いて行きたいが…


その時、森の中から巨大な影が覗く。
現れたのは明らかにホムンクルス。
俺のニアデスハピネスとポップの呪文がスタンバイ。
と、ホムンクルスが叫んだ。ん?何か聞き覚えがあるような…
「ま、待てィ!俺だ俺だァ!」
なんと、ホムンクルスの口の中からウソップが這い出てきた。寄生虫かあいつは。
ウソップは再度ホムンクルスもどきの体内に引っ込むと、ホムンクルスもどきが歩き出す。
あいつが操作しているのか?


そのホムンクルスはウソップが見つけた機巧人形で、中から操作が出来るらしい。
で、その操作を覚える為に遅くなったということか。
カプセルにして持ってくればいいところを…
まあ、努力を続けることは悪くはないがな。


そのウソップは俺が渡してやったスナイパーライフルを見て更にはしゃいでいる。
狙撃手だというからくれてやったのに本当に大丈夫だろうか?
そう思っていると、いきなりウソップがポーズを決めて叫び出した。
ライフルを掲げて歌舞く。
「ウソ~~~~~~ップライフル!」
前から思っていたのだが、何故こいつはこんなに自己主張が激しいんだ?
そしてホムンクルスもどきの腕を大きく振り上げて格好をつけ、
「ウソ~~~~~~ップフロッグ!」
普通、蛙は直立歩行しないし、その機巧人形はどう見ても蛙じゃない。まだ蛙井のほうが蛙らしい。

二人分の冷たい視線をものともせずにウソップは喋り続ける。
「ウソップフロッグの中に入ってれば相手の攻撃をほぼ無効化できるし、
ウソップライフルを使えば遠距離攻撃も朝飯前だ!
本当はあんまり銃は好きじゃねェんだけど、この際仕方がねェ。
なァに任せとけ。俺は”狙い”に関しちゃすげェのさ!」
ポップが凄く不安そうにしている。激しく同感だ。


バカの声を後ろに俺は改めて今後の方針を再確認する。
――主催者を倒して、武藤カズキの蘇生法を奪い取る。
主催者め、『一人蘇生ボーナス』をチラつかせて殺し合いをエスカレートさせるつもりだろうが、そううまく行くと思うなよ?
――生憎、俺は他人を利用することは大好きだが、利用されるのは大嫌いなんでね。
例え……俺以外の参加者全員を利用しようと、
俺以外の参加者全員を踏み台にしようと、
俺以外の参加者全員を犠牲にしようと、
目的は達成してやる。
武藤カズキのいない世界になど興味はない。後ろの二人も首輪解除の為の唯の道具だ。
主催者達よ、俺を本気にさせたこと、後悔させてやるぞ!


~~~ここまでの冒険を記録しますか? ~~~

 >はい
  いいえ

【冒険の書3】パピヨン セーブ


〔トラブルが発生しました〕

〔データが壊れています〕
〔データが壊れています〕
〔セーブ動作は実行不可能です〕
〔セーブ動作は


《デンデロデンデロデンデロデンデロデンデデン》


〔残念ながら冒険の書1は消えてしまいました〕
〔残念ながら冒険の書2は消えてしまいました〕
〔残念ながら冒険の書3は消えてしまいました〕

〔データが壊れています〕
〔セーブ動作は実行不可能です〕
〔冒険の書は作れません〕
〔冒険の書は写せません〕
〔冒険の書は消せません〕
〔設定を変えることができません〕

〔データが壊れています〕
〔データは壊れています〕
〔ここから先、『やり直し』はできません――――〕





【福岡県/黎明】

【ウソップ@ONE PIECE】
[状態]:健康
[装備]:賢者のアクアマリン@HUNTER×HUNTER、いびつなパチンコ(特製チクチク星×3、石数個)、大量の輪ゴム
    参號夷腕坊@るろうに剣心、スナイパーライフル(残弾13発)
[道具]:荷物一式(食料・水、残り3/4)、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER(カード化解除、残り八枚)
    ガラクタで作った手作りの作品(五個)
[思考]1:電車で本州へ
   2:ルフィ・ロビン・ポップの仲間との合流
   3:アイテムを信じて仲間を探す

【ポップ@ダイの大冒険】
[状態]:健康(MP微量消費)
[装備]:魔封環@幽遊白書、アバンのしるし@ダイの大冒険、ウソップ作の仕込み杖(投げナイフを使用)
[道具]:荷物一式×3(食料・水、一日分消費)、首輪×2、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER(ウソップから譲って貰った)
    ※玉藻、跡部の荷物を回収しました
[思考]1:脱出の鍵を探す。電車で本州へ
   2:ダイ・ウソップの仲間との合流
   3:夜になったら死者への往復葉書を使ってマァムに手紙を書く。
   4:フレイザードを早めに倒す
   5:パピヨンはあまり信用していない

【パピヨン@武装錬金】
 [状態]:健康、核鉄で常時ヒーリング
 [装備]:核鉄LXX@武装錬金(ニアデスハピネス少量消費)
 [道具]:荷物一式×4(食糧二食分消費)、首輪×2、ベアークロー(片方)@キン肉マン
     ※ヒソカ、一輝の荷物を回収しました
 [思考]:1:武藤カズキを生き返らせる。手段は問わない。ただし主催者の思い通りになるのは拒否
     2:首輪を調べる。爆破実験は迂闊に行うべきではないと思っている(少なくとももっと脱出の為の駒が集まってから)
     3:電車で本州へ、首輪の解除に役立つ人間またはアイテムを探す
     4:蘇妲己と接触し、ツリ目の少年の情報を得る。ツリ目の少年は見つけ次第殺す
     5:他の参加者と必要以上に馴れ合う気はない

※玉藻、跡部の死体を埋葬しました
※ゴンの釣竿@HUNTER×HUNTERは損傷が激しい為、ゴミと見なされ廃棄されました





冒険 書 P■■3※33

1■戦 26え   う くを ぃい000 ■■■■ 忍 Lv お
  :  あ ■※こ血 373  少年 ぅ8じゃ  22■■ ?
もい   いませ ん ■ ああ■  あ あああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああ ■ああああ あああああああ ああ
ああ あ



          あ






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0308:ポップ・ウソップ冒険記~unbalanced of fierce attacker~ ウソップ 0366:ポップ・ウソップ冒険記~そして彼らの夜は明けて~
0308:ポップ・ウソップ冒険記~unbalanced of fierce attacker~ ポップ 0366:ポップ・ウソップ冒険記~そして彼らの夜は明けて~
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最終更新:2024年07月10日 06:47