天河石が遊びに来た。ペリドットの膝の上に抱かれて、絵本を読んでもらっているようだ。あれは『ぐりとぐら』だろうか。
「……で、みんなで一緒にホットケーキを食べました。おしまい」
「もういっかい」
「はい。のねずみの ぐりと ぐらは……」
子供って、エンドレスなんだよな……代わってあげたいけど、外出しなきゃ。
「ペリドット、ちょっと出てくる。夕方には戻るよ」
「はぁい。いってらっしゃいませぇ」
「……で、みんなで一緒にホットケーキを食べました。おしまい」
「もういっかい」
「はい。のねずみの ぐりと ぐらは……」
子供って、エンドレスなんだよな……代わってあげたいけど、外出しなきゃ。
「ペリドット、ちょっと出てくる。夕方には戻るよ」
「はぁい。いってらっしゃいませぇ」
すっかり、遅くなったなぁ。暗くなっちまった。ペリドット、どうしてるかな。電話に出なかったけど……甘いものでも買って帰ろうか。
「ただいまぁ。ねぇ、ペリド……」
「……大きな卵を見つけました。そこで……」
あれ? おいおい、出掛ける前にも読んでなかったか? あれから何時間……。
「あ、マスター。お帰りなさい」
「おかえりぃ」
「ただいま。ずっと読んでたの?」
「ええ、天河石が終わらせてくれないものですから。ずうううっっとです。しかも同じ絵本ばかり。もう見なくても暗唱できますわ。今夜の夢に出てきそうです」
「楽しかったよ」
「ただいまぁ。ねぇ、ペリド……」
「……大きな卵を見つけました。そこで……」
あれ? おいおい、出掛ける前にも読んでなかったか? あれから何時間……。
「あ、マスター。お帰りなさい」
「おかえりぃ」
「ただいま。ずっと読んでたの?」
「ええ、天河石が終わらせてくれないものですから。ずうううっっとです。しかも同じ絵本ばかり。もう見なくても暗唱できますわ。今夜の夢に出てきそうです」
「楽しかったよ」
「――ということなんだ、さすがのペリドットも疲れたらしい。天河石を迎えに来てもらいたい」
『それは、申し訳ないことをしまして。いやぁ、実は……』
「どうしたんだ?」
『ウチの娘たちも、同じ目にあいまして……真珠姐さんですら、寝込んでしまって……』
あの不沈艦が沈んだって!? なんてこった。
『そちらのペリドットさんならば、とも思ったのですが。残念です。もうそろそろ、飽きてくれると思うのですが……とにかく、これから迎えに行きます。はぁぁぁぁぁぁ』
『それは、申し訳ないことをしまして。いやぁ、実は……』
「どうしたんだ?」
『ウチの娘たちも、同じ目にあいまして……真珠姐さんですら、寝込んでしまって……』
あの不沈艦が沈んだって!? なんてこった。
『そちらのペリドットさんならば、とも思ったのですが。残念です。もうそろそろ、飽きてくれると思うのですが……とにかく、これから迎えに行きます。はぁぁぁぁぁぁ』