それは、蛋白石が唐突に言い放った一言に端を発する。
蛋「あたりめー♪」
主「当たり目って……お昼のサイコロ?」
蛋「違いますよぉ。これですこれー」
そう言って取り出したのは……あぁ、するめの方だったんだ。よく見たら、先ほどから蛋白石は口を動かして何かを噛んでいる。
主「それどうしたの?」
蛋「近所のおばあさんのお手伝いしたらもらいましたー」
主「……あまり人前を出歩かないようにって言ってるのに」
蛋「えへへ、ごめんなさい。でもおかげでこんな美味しい物が食べられるなんて……幸せぇ~」
目を輝かせて感動する蛋白石。でもするめってソコまで驚くほど美味しいのかなぁ。実はイカ苦手だし、僕。しかし、このパターンで行くとおそらく……。
蛋「ご主人様もお一つどーぞ」
ほらね。
主「ははは……気持ちだけは受け取っておくよ。イカ苦手なんだよ」
蛋「えーっ! 好き嫌いはダメです!!」
蛋白石といえば食べ物、食べ物といえば蛋白石。彼女は好き嫌いに対しては、某食堂のおばちゃんとまではいかなくても、かなり厳しい。それはミーディアムである僕に対しても変わらない。この前も苦手な青カビチーズを食べるまで寝させてもらえなかった。
蛋『出された物はちゃんと食べないと、食べ物さんに悪いんですよっ!!』
と、思いっきり怒られた。しかし食べ物にさん付けな辺り、さすが蛋白石だと思うよ、うん。
ただ、それを分かっていて遠慮する僕も僕だなぁ……嫌いな物は嫌いなんだから仕方ないってことで、ここは一つ。
蛋「噛めば噛むほど味が出るんですよぉ。こんなすごい食べ物はなかなかありませんよっ。ガムは飲み込んじゃいけないし」
主「いやいや、最後のはあまり関係ないと思う」
蛋「関係あります! 飲み込めなかったらお腹空いちゃうじゃないですかぁー」
さすが蛋白石と言わんばかりだなぁ。
蛋「お腹空いたら何もできなくなっちゃうんですよ。それなのに世の中には食べ物を独り占めにする悪い人も……むぅー、ちょっと大陸行ってきます!」
主「行かなくていいから包丁置いてっ! それは国の偉い人たちに任せておこうよ!」
蛋「任せていたって空腹はどうしようもないんです!」
食べ物が関われば、普段は興味なしの国際情勢にまで口出しするんだ……やっぱ蛋白石の食べ物に対する執念はすごいよ。すごすぎるよ。
蛋「独り占めじゃなくて、みんなで一緒に食べてみんなで美味しいって言わないとダメです! それが食べ物さんに対する礼儀なんですよっ」
主「わ、分かったから……で、つまりどういうことなの?」
蛋「ご主人様、好き嫌いはいけません!!」
あー、結局そこに行き着くんだ。どうやって行き着いたかは謎だけど。
蛋「あたりめー♪」
主「当たり目って……お昼のサイコロ?」
蛋「違いますよぉ。これですこれー」
そう言って取り出したのは……あぁ、するめの方だったんだ。よく見たら、先ほどから蛋白石は口を動かして何かを噛んでいる。
主「それどうしたの?」
蛋「近所のおばあさんのお手伝いしたらもらいましたー」
主「……あまり人前を出歩かないようにって言ってるのに」
蛋「えへへ、ごめんなさい。でもおかげでこんな美味しい物が食べられるなんて……幸せぇ~」
目を輝かせて感動する蛋白石。でもするめってソコまで驚くほど美味しいのかなぁ。実はイカ苦手だし、僕。しかし、このパターンで行くとおそらく……。
蛋「ご主人様もお一つどーぞ」
ほらね。
主「ははは……気持ちだけは受け取っておくよ。イカ苦手なんだよ」
蛋「えーっ! 好き嫌いはダメです!!」
蛋白石といえば食べ物、食べ物といえば蛋白石。彼女は好き嫌いに対しては、某食堂のおばちゃんとまではいかなくても、かなり厳しい。それはミーディアムである僕に対しても変わらない。この前も苦手な青カビチーズを食べるまで寝させてもらえなかった。
蛋『出された物はちゃんと食べないと、食べ物さんに悪いんですよっ!!』
と、思いっきり怒られた。しかし食べ物にさん付けな辺り、さすが蛋白石だと思うよ、うん。
ただ、それを分かっていて遠慮する僕も僕だなぁ……嫌いな物は嫌いなんだから仕方ないってことで、ここは一つ。
蛋「噛めば噛むほど味が出るんですよぉ。こんなすごい食べ物はなかなかありませんよっ。ガムは飲み込んじゃいけないし」
主「いやいや、最後のはあまり関係ないと思う」
蛋「関係あります! 飲み込めなかったらお腹空いちゃうじゃないですかぁー」
さすが蛋白石と言わんばかりだなぁ。
蛋「お腹空いたら何もできなくなっちゃうんですよ。それなのに世の中には食べ物を独り占めにする悪い人も……むぅー、ちょっと大陸行ってきます!」
主「行かなくていいから包丁置いてっ! それは国の偉い人たちに任せておこうよ!」
蛋「任せていたって空腹はどうしようもないんです!」
食べ物が関われば、普段は興味なしの国際情勢にまで口出しするんだ……やっぱ蛋白石の食べ物に対する執念はすごいよ。すごすぎるよ。
蛋「独り占めじゃなくて、みんなで一緒に食べてみんなで美味しいって言わないとダメです! それが食べ物さんに対する礼儀なんですよっ」
主「わ、分かったから……で、つまりどういうことなの?」
蛋「ご主人様、好き嫌いはいけません!!」
あー、結局そこに行き着くんだ。どうやって行き着いたかは謎だけど。
殺「で、結局嫌いなイカを食したというわけですか」
電「ぐりーんだよー?」
主「だってぇ……うぅ、この微妙な風味と臭いがなんとも」
殺「諦めるしかありませんね。ですが、蛋白石もなかなか面白いことを言うのですね」
微笑みを浮かべながら蛋白石に目をやる殺生石。こっちとしてはあまり笑い事じゃないんだけどなぁ。
蛋「ごっしゅじんさまー♪」
主「あひぃっ! く、くすぐらないでよぉー!」
電「ぐりーんだよー?」
主「だってぇ……うぅ、この微妙な風味と臭いがなんとも」
殺「諦めるしかありませんね。ですが、蛋白石もなかなか面白いことを言うのですね」
微笑みを浮かべながら蛋白石に目をやる殺生石。こっちとしてはあまり笑い事じゃないんだけどなぁ。
蛋「ごっしゅじんさまー♪」
主「あひぃっ! く、くすぐらないでよぉー!」
蛋「ご飯食べる前にそんな難しい顔しちゃダメですよー。みんなで美味しく食べるんですから♪」
主「はぁ……」
そういう気分にさせたのは蛋白石なのに……まぁ、僕の好き嫌いが一番悪いけどさ。
蛋「みんなはご主人様のご飯好きだよねー?」
殺「当然です」
電「おいしーよ」
どうして蛋白石は唐突にそういうこと言うのかな。真っ向から感想言われると恥ずかしいよ。しかも電気石まではっきりと……。
でも……そっか、みんな美味しく食べてくれていたんだ。
蛋「というわけですから、そろそろ明るい食卓を……ご飯を……私……もぉ……ごはーん!!」
主「え、ちょっ、うわっ、待って! そこ噛んだら痛いいたいイタイ!」
蛋白石の腹時計はトランスタイマー。……どうやら、今日は美味しく食べられる食事になりそうだった。
主「はぁ……」
そういう気分にさせたのは蛋白石なのに……まぁ、僕の好き嫌いが一番悪いけどさ。
蛋「みんなはご主人様のご飯好きだよねー?」
殺「当然です」
電「おいしーよ」
どうして蛋白石は唐突にそういうこと言うのかな。真っ向から感想言われると恥ずかしいよ。しかも電気石まではっきりと……。
でも……そっか、みんな美味しく食べてくれていたんだ。
蛋「というわけですから、そろそろ明るい食卓を……ご飯を……私……もぉ……ごはーん!!」
主「え、ちょっ、うわっ、待って! そこ噛んだら痛いいたいイタイ!」
蛋白石の腹時計はトランスタイマー。……どうやら、今日は美味しく食べられる食事になりそうだった。
蛋「鮭とばー♪」
主「もう干物はやめて……これ以上あご頑丈にしないで。すっごく痛いから」
結論、干物はあごが頑丈になる。
主「もう干物はやめて……これ以上あご頑丈にしないで。すっごく痛いから」
結論、干物はあごが頑丈になる。
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