パラ……
今日は朝からずっと雨が降っている。
パラ……
規則正しく本の頁をめくる音が響く。あとは雨の音と、時折暖炉から聞こえる、薪の爆ぜる音だけ。
パラ……
二人でこうして無言のまま過ごすのは、あまり嫌いじゃない。でも、ほんのちょっとだけ退屈になってきた。
「……ホープ?」
アメジストがこっちを見る。何してるのって顔。
「なんでしょう」
「……三つ編み」
「うふふ、当たり」
「……自分の髪でやったら?」
だって、あなたの髪に触っていたいから。そう言ったらアメジストは、困ったような怒ったような顔をして、また本に目を落とした。
パラ……
パラ……
また響きはじめた音は、ちょっと早くなっていた。あなたの鼓動みたいねって言ったら、怒られるかな?
今日は朝からずっと雨が降っている。
パラ……
規則正しく本の頁をめくる音が響く。あとは雨の音と、時折暖炉から聞こえる、薪の爆ぜる音だけ。
パラ……
二人でこうして無言のまま過ごすのは、あまり嫌いじゃない。でも、ほんのちょっとだけ退屈になってきた。
「……ホープ?」
アメジストがこっちを見る。何してるのって顔。
「なんでしょう」
「……三つ編み」
「うふふ、当たり」
「……自分の髪でやったら?」
だって、あなたの髪に触っていたいから。そう言ったらアメジストは、困ったような怒ったような顔をして、また本に目を落とした。
パラ……
パラ……
また響きはじめた音は、ちょっと早くなっていた。あなたの鼓動みたいねって言ったら、怒られるかな?