「くりすますつりー」とやらに使う樅の木を調達することになった。
某はくりすますというものが正直恐ろしい。なんでも、赤い服を着た曲者が来るらしいではないか。森へ行く道中そうこぼすと、雲母殿はあきれたように溜め息をついた。
「……月長石か」
どうやら某は誤解していたようだ。
「クリスマスは、お祝いだ」
降り始めた雪をさくさくと小さな体で踏みしめ、雲母殿が教えてくれた。
「みんなでおいしいものを食べて、歌ったり贈り物をしたり、大切な人と過ごしたりする」
雲母殿はふっ、と笑った。
「珊瑚もきっと気に入る」
「……そうか」
この小さな姉妹には、いつも教えられてばかりだ。
「みんなが喜ぶような、大きなツリーを作ろう」
「うむ。ところで、つりーとは一体……」
「……ついたら教える」
さくさくと雪を踏みしめて歩く。
みんなが幸せな日になりますように。
某はくりすますというものが正直恐ろしい。なんでも、赤い服を着た曲者が来るらしいではないか。森へ行く道中そうこぼすと、雲母殿はあきれたように溜め息をついた。
「……月長石か」
どうやら某は誤解していたようだ。
「クリスマスは、お祝いだ」
降り始めた雪をさくさくと小さな体で踏みしめ、雲母殿が教えてくれた。
「みんなでおいしいものを食べて、歌ったり贈り物をしたり、大切な人と過ごしたりする」
雲母殿はふっ、と笑った。
「珊瑚もきっと気に入る」
「……そうか」
この小さな姉妹には、いつも教えられてばかりだ。
「みんなが喜ぶような、大きなツリーを作ろう」
「うむ。ところで、つりーとは一体……」
「……ついたら教える」
さくさくと雪を踏みしめて歩く。
みんなが幸せな日になりますように。
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