ことの始まりは月長石ちゃんの一言でした。
「バレンタインって知ってる?」
さっそく捕まった瑪瑙ちゃん。
「し……知ってるよ! それくらい」
「へえ、もしかしてマスターにあげるとか? ん? ん~?」
「なっ……どうだっていいだろ!」
ほほえましいなあ、と見ていると、私のドレスをちょんちょんと引っ張る手が。
「ばれんたいんって……何だ?」
「えっとですね……」
雲母ちゃんに聞かれて、私は困ってしまいました。
「私もよく知らないんです。なんでも、お菓子を贈る日だとか聞きましたけど」
「あ、それちょっと違うよ。好きな人にチョコレートをあげる日なんだってさ」
「そうなんですか? 金剛石ちゃん」
うんうん、と金のロールを二つ揺らして金剛石ちゃんは教えてくれました。
「何! 某は敵を菓子で暗殺する危険な日と覚えていたが」
「どうやったらそんな勘違いできるのよ……」
「好きな人……ですか」
ぽん、とマスターのお顔が出てきて、なんだか恥ずかしくなってしまいました。
「月長石ちゃんも誰かにあげるんですか?」
一瞬場が静まり返りました。
「!! あ、いや、あたしは別に……あーっ! もう! みんな注目すんな!!」
「???」
なぜか月長石ちゃんは真っ赤になって帰っていってしまいました。
「どうしたんでしょう、もっと詳しいお話を聞きたかったのに……」
「バレンタインって知ってる?」
さっそく捕まった瑪瑙ちゃん。
「し……知ってるよ! それくらい」
「へえ、もしかしてマスターにあげるとか? ん? ん~?」
「なっ……どうだっていいだろ!」
ほほえましいなあ、と見ていると、私のドレスをちょんちょんと引っ張る手が。
「ばれんたいんって……何だ?」
「えっとですね……」
雲母ちゃんに聞かれて、私は困ってしまいました。
「私もよく知らないんです。なんでも、お菓子を贈る日だとか聞きましたけど」
「あ、それちょっと違うよ。好きな人にチョコレートをあげる日なんだってさ」
「そうなんですか? 金剛石ちゃん」
うんうん、と金のロールを二つ揺らして金剛石ちゃんは教えてくれました。
「何! 某は敵を菓子で暗殺する危険な日と覚えていたが」
「どうやったらそんな勘違いできるのよ……」
「好きな人……ですか」
ぽん、とマスターのお顔が出てきて、なんだか恥ずかしくなってしまいました。
「月長石ちゃんも誰かにあげるんですか?」
一瞬場が静まり返りました。
「!! あ、いや、あたしは別に……あーっ! もう! みんな注目すんな!!」
「???」
なぜか月長石ちゃんは真っ赤になって帰っていってしまいました。
「どうしたんでしょう、もっと詳しいお話を聞きたかったのに……」
「ある意味、黒曜石って最強だと思うんだよね」
「某も否定できん」
「某も否定できん」
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