環境のことを考えると、クーラーの使いすぎは良くない。
「あつ……」
でも、使わないと精神衛生に良くない。
持ち帰りの仕事があるのに、全然手が付かない……大体天気のいい休日に
仕事してるあたしって一体何なんだろう。
……文句を言っている暇はない。うなだれていた体を起こし、ノートパソコンとにらめっこ。
モニタに映る文書が、今日はやたらと憎たらしく感じる。
「ママー、あついぃ……」
いつもの元気もすっかり抜けたソーダの声。
暑いのは分かるけれど、部屋に入ってくるやあたしに抱きつくのはどうしてだろう。
「暑いなら離れなさい」
「やー」
こういうところは、よく分からない。
「ぶぃーんうごかそ?」
「扇風機で我慢して」
「やーなのー」
あたしだって付けたいけど、そこは我慢。
しかし、それもいつまで持つか。あたしもソーダも。
このままでは部屋で脱水症状なんて事にも……仕方ない。ちょっと休憩入れよう。
「……じゃあ、いいものあげるから。それで我慢して」
「いいものー?」
「そう。ソーダの大好きな物だよ」
「あつ……」
でも、使わないと精神衛生に良くない。
持ち帰りの仕事があるのに、全然手が付かない……大体天気のいい休日に
仕事してるあたしって一体何なんだろう。
……文句を言っている暇はない。うなだれていた体を起こし、ノートパソコンとにらめっこ。
モニタに映る文書が、今日はやたらと憎たらしく感じる。
「ママー、あついぃ……」
いつもの元気もすっかり抜けたソーダの声。
暑いのは分かるけれど、部屋に入ってくるやあたしに抱きつくのはどうしてだろう。
「暑いなら離れなさい」
「やー」
こういうところは、よく分からない。
「ぶぃーんうごかそ?」
「扇風機で我慢して」
「やーなのー」
あたしだって付けたいけど、そこは我慢。
しかし、それもいつまで持つか。あたしもソーダも。
このままでは部屋で脱水症状なんて事にも……仕方ない。ちょっと休憩入れよう。
「……じゃあ、いいものあげるから。それで我慢して」
「いいものー?」
「そう。ソーダの大好きな物だよ」
いつもソーダが使っている物より大きなコップに氷を入れる。
「あうー……」
「ほら、もう少し我慢するの」
冷蔵庫から昨日買ってきたメロンソーダを取り出し、コップに注ぐ。
ストローを用意し、まずはそれをソーダに差し出す。
「ジュース?」
「うん。でも今日は特別だから」
今度は冷凍庫から大きめの容器に入ったバニラアイスを取り出す。
ふたを開け、中身をスプーンで取り出し、先ほど置いたメロンソーダの上に。
ソーダの好きな物が二ついっぺんに楽しめる、クリームソーダのできあがり。
「あーっ、アイスー。いいのっ?」
「うん。ほら、美味しいよ」
小さなスプーンをソーダに手渡す。
「いただきまーすっ」
さっきとは比べものにならないほどの元気っぷりで、クリームソーダを食べる……
ん、飲む? どっちなんだろ?
「おいしー」
まぁ、ソーダが喜んでるからどっちでもいいけど。
「涼しくなった?」
「うんっ。おいしい!」
「いや、そうじゃなくてね……ま、いっか」
いつもの笑顔をこちらに向けてくるソーダ。
こういうのを見ていると、少しだけでも暑さが忘れられるから救われる。
……とはいえ、暑いのには変わりない。部屋に戻ったらまた仕事が。
「ママー、あーん」
メロンソーダの染み込んだバニラアイスを、スプーンに乗せて差し出してくる。
「え、いや……あたしはいいよ。全部ソーダが食べて」
「えーっ、ママもー」
「いや、そのあたしは……ダイエット中で……」
「すききらいはめーっ」
「あうー……」
「ほら、もう少し我慢するの」
冷蔵庫から昨日買ってきたメロンソーダを取り出し、コップに注ぐ。
ストローを用意し、まずはそれをソーダに差し出す。
「ジュース?」
「うん。でも今日は特別だから」
今度は冷凍庫から大きめの容器に入ったバニラアイスを取り出す。
ふたを開け、中身をスプーンで取り出し、先ほど置いたメロンソーダの上に。
ソーダの好きな物が二ついっぺんに楽しめる、クリームソーダのできあがり。
「あーっ、アイスー。いいのっ?」
「うん。ほら、美味しいよ」
小さなスプーンをソーダに手渡す。
「いただきまーすっ」
さっきとは比べものにならないほどの元気っぷりで、クリームソーダを食べる……
ん、飲む? どっちなんだろ?
「おいしー」
まぁ、ソーダが喜んでるからどっちでもいいけど。
「涼しくなった?」
「うんっ。おいしい!」
「いや、そうじゃなくてね……ま、いっか」
いつもの笑顔をこちらに向けてくるソーダ。
こういうのを見ていると、少しだけでも暑さが忘れられるから救われる。
……とはいえ、暑いのには変わりない。部屋に戻ったらまた仕事が。
「ママー、あーん」
メロンソーダの染み込んだバニラアイスを、スプーンに乗せて差し出してくる。
「え、いや……あたしはいいよ。全部ソーダが食べて」
「えーっ、ママもー」
「いや、そのあたしは……ダイエット中で……」
「すききらいはめーっ」
一度甘い物を食べると、どうしても甘い物への欲求が抑えられなくなる。
「おいしーねっ」
「うん……美味しいね……あはははは」
目の前のクリームソーダが、恨めしい。
……美味しいな。涼しいな。でも、なんだか悲しい。
「おいしーねっ」
「うん……美味しいね……あはははは」
目の前のクリームソーダが、恨めしい。
……美味しいな。涼しいな。でも、なんだか悲しい。