「きゃん、ぷ?」
殺生石が、首をかしげながらつぶやく。
「うん。夏にみんなで行こうって、さっきペリドットさんから」
「はぁ……しゃんぷーの親戚ですか?」
「あはは……違うよ」
ホント、殺生石は横文字に弱いなぁ……。
しかもシャンプーを親戚って、また不思議な返し方で。
「主様、お顔が変ですよ。酷いですね……」
「え? いや、その……あははははは」
もう殺生石は僕の考えてることなんてお見通しなんだろうなぁ。今夜は
ちょっと覚悟しておこう。
それよりも、キャンプっていうのを教えないとなぁ。
「外でテントを張ってお泊まりするんだよ?」
と、早速蛋白石が答えてくれる。
「外で……それはつまり、巡回探食労働者ということですか?」
「ねぇ、そんな変な言葉どこで覚えてきたの……」
「じゅんか……ご主人様ー、何ですかそれ?」
「いや、だからね……あー、蛋白石は知らなくていいからっ。で、巡回ナントカと
キャンプは違うの!!」
このままでは話がもつれるばかりなので、無理矢理話を進める。
「しかし、外で生活すると言うことは」
「だぁからそうじゃなくてね……何というか、娯楽だよ」
「はぁ……屋根のないところで寝るのがですか?」
と、殺生石は純粋に疑問を感じながら尋ねてくる。
嫌な表現だなぁ……。
「い、いや、テントっていってね、簡単に言えば簡易住居で寝泊まりするんだよ」
「住居……」
きっと殺生石の頭の中では、何かすごい想像をしているに違いない。
案外折りたたみ式の小さな家を運んでるとか、そんな感じで。
「……材木を持って行くのですか?」
ざ、材料かぁ。
「違うよぉ。テントは布で出来た家だよー」
「布っ? そんなものでは風に飛ばされてしまうではないですか!」
「いや、ちゃんと飛ばないようになってるから」
うーん、クリスマスとかの時より説明が難しい。
「そんな雨風に晒されるかも分からぬ事を主様にさせるわけには参りません!
妾は反対ですっ」
「い、いや、まずその雨風のことは忘れて……要は山とか海とかに泊まりがけで
遊びに行くんだよ。宿泊施設をあまり気にしなくていいから、人のいないところにも行けるよ」
と、それを聞いて殺生石の顔色が変わる。
なぜかきょとんとして……どうしたんだろう。
「え……それはつまり、誰もいない自然に囲まれた場所で主様と二人きり……?」
「わ、私達もいるよぉ~」
「黙りなさい」
何かを言おうとした蛋白石を、ものすごい威圧感で黙らせる。
しかし、またこのパターンなんだ……しかもみんなで行くのに他の子無視。
「え、えと……何を考えてるのかな?」
さっきから黙って考え込んでいる殺生石。
僕が声をかけると、ゆっくりこちらに顔を向けてきた。
そして……。
「……つまり、叫んでも誰も助けに来ないのですね。もぉ、主様ったら……ぽっ」
「えっ、何? 僕悪漢か何かなのっ!?」
いや、多少なりとも予想は出来てたけどね……とほほ。
殺生石が、首をかしげながらつぶやく。
「うん。夏にみんなで行こうって、さっきペリドットさんから」
「はぁ……しゃんぷーの親戚ですか?」
「あはは……違うよ」
ホント、殺生石は横文字に弱いなぁ……。
しかもシャンプーを親戚って、また不思議な返し方で。
「主様、お顔が変ですよ。酷いですね……」
「え? いや、その……あははははは」
もう殺生石は僕の考えてることなんてお見通しなんだろうなぁ。今夜は
ちょっと覚悟しておこう。
それよりも、キャンプっていうのを教えないとなぁ。
「外でテントを張ってお泊まりするんだよ?」
と、早速蛋白石が答えてくれる。
「外で……それはつまり、巡回探食労働者ということですか?」
「ねぇ、そんな変な言葉どこで覚えてきたの……」
「じゅんか……ご主人様ー、何ですかそれ?」
「いや、だからね……あー、蛋白石は知らなくていいからっ。で、巡回ナントカと
キャンプは違うの!!」
このままでは話がもつれるばかりなので、無理矢理話を進める。
「しかし、外で生活すると言うことは」
「だぁからそうじゃなくてね……何というか、娯楽だよ」
「はぁ……屋根のないところで寝るのがですか?」
と、殺生石は純粋に疑問を感じながら尋ねてくる。
嫌な表現だなぁ……。
「い、いや、テントっていってね、簡単に言えば簡易住居で寝泊まりするんだよ」
「住居……」
きっと殺生石の頭の中では、何かすごい想像をしているに違いない。
案外折りたたみ式の小さな家を運んでるとか、そんな感じで。
「……材木を持って行くのですか?」
ざ、材料かぁ。
「違うよぉ。テントは布で出来た家だよー」
「布っ? そんなものでは風に飛ばされてしまうではないですか!」
「いや、ちゃんと飛ばないようになってるから」
うーん、クリスマスとかの時より説明が難しい。
「そんな雨風に晒されるかも分からぬ事を主様にさせるわけには参りません!
妾は反対ですっ」
「い、いや、まずその雨風のことは忘れて……要は山とか海とかに泊まりがけで
遊びに行くんだよ。宿泊施設をあまり気にしなくていいから、人のいないところにも行けるよ」
と、それを聞いて殺生石の顔色が変わる。
なぜかきょとんとして……どうしたんだろう。
「え……それはつまり、誰もいない自然に囲まれた場所で主様と二人きり……?」
「わ、私達もいるよぉ~」
「黙りなさい」
何かを言おうとした蛋白石を、ものすごい威圧感で黙らせる。
しかし、またこのパターンなんだ……しかもみんなで行くのに他の子無視。
「え、えと……何を考えてるのかな?」
さっきから黙って考え込んでいる殺生石。
僕が声をかけると、ゆっくりこちらに顔を向けてきた。
そして……。
「……つまり、叫んでも誰も助けに来ないのですね。もぉ、主様ったら……ぽっ」
「えっ、何? 僕悪漢か何かなのっ!?」
いや、多少なりとも予想は出来てたけどね……とほほ。
「ご主人様が、まさかそんな……」
「ねぇ、なんかすごーく誤解されてない?」
「ねぇ、なんかすごーく誤解されてない?」