東風谷早苗

東風谷早苗 Sanae Kotiya

初登場作品 東方風神録
種族 人間(現人神)
性別 女性
一人称
特殊能力 奇跡を起こす程度の能力

「この幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね!」


概要

守矢神社の風祝(巫女のようなもの)で、八坂神奈子の巫女にして洩矢諏訪子の遠い子孫。
しかし、早苗本人は自身が諏訪子の子孫であることを知らないようだ。
外の世界で信仰心が薄くなってしまったおかげで、信仰によってその存在を維持していた神奈子達の存在が危うくなった。
そこで神奈子は信仰心を得ようと神社ごと幻想郷の妖怪の山に引っ越し、それと共に早苗や諏訪子も幻想郷に移り住んできたのである。当然のように山の妖怪たちからは警戒されていたが、エンディングでは主人公達の仲介もあって和解し、そのまま山に住む事になった。
初登場の時点では『博麗神社を手に入れれば幻想郷を支配できる』という、幻想郷の本質を突いているようでそうでもないような危うい考えを持っていた。しかし、倒されてからはそんな考えを捨てたらしく、逆に霊夢の方は早苗の神社をなんとも思ってないようで、今の幻想郷はそのまま2つの神社が共存している。
公式で「現代社会からの幻想入り」を果たしているキャラクター。


外見

胸の位置ほどまである緑のロングヘアーで、髪の左側を一房髪留めでまとめ、前に垂らしている。
白地に青の縁取りがされた上着と、水玉や御幣のような模様の書かれた青いスカート。
頭に付けた蛙と白蛇の髪飾りは彼女の特徴ともいえるアクセサリー。


性格

捻くれた性分の霊夢と違って真面目で素直。
純粋で責任感が強いが他人に影響されやすく、突飛な行動をすることも。
外の世界の出身である為か少々ずれている。


能力

奇跡を起こす程度の能力

本来は八坂神奈子洩矢諏訪子の力を借りて発動する能力であり、天・地・海すべてを操ることができる。
だが人々のために力を振るっている内に信仰の対象が風祝に移ってしまい、生きながらにして神格化。
その後、神奈子諏訪子と早苗の能力の境界線が曖昧になりだしてしまった。
現在この奇跡を起こす能力について、神奈子諏訪子の力が関与しているのか、あるいは早苗独自の能力であるかは言及されていない模様である。
上記の他にも、客星や九字といった、神職たる風祝らしい力を使う。
『求聞口授』によれば、信仰を集めるため、人里でも手品レベルの奇跡をつかって営業しているようだ。
奇跡を行う為には準備(呪文詠唱)が必要となる。奇跡の大小によって準備にかかる時間が異なり、小さな奇跡なら一言で済むが、天変地異レベルの奇跡となると数日もの呪文詠唱が必要となる。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 019:客星の煌めく夜
死亡話 :[]
登場話数 3話
登場時期

詳細

初登場は第19話「客星の煌めく夜」。
殺し合いや死への恐怖に震えながらも、守矢神社の風祝として『異変』を打破することを決意。
直後に現れたのはプロシュート。互いに殺し合いに乗ってないことを確認し、情報交換を行う。
その後早苗はプロシュートを仲間として誘い、共に対主催として行動することになった。
彼の本心はあくまで「生存優先」のスタンスであることには気付かぬまま…

第67話「弱さを乗り越えて。偉大なる夜を越えて」で、
支給品のスタンドDISC『ナット・キング・コール』を使いこなすため、プロシュートに教えを受けることとなる。
早苗の真摯な姿勢と熱意、そして内に秘められた『タフさ』をプロシュートに密かに認められての事だった。
そんな矢先、早苗は丁重に葬られた友人・紅美鈴の亡骸を目にする。ショックを受け、遺体に触れようとする早苗。
……だが、遺体には釣り竿のスタンド『ビーチ・ボーイ』の罠が仕掛けられていた!
早苗は初めて目にする敵スタンドの攻撃に翻弄されるも、新たに手にしたスタンド能力とプロシュートの教えで何とか攻撃を切り抜ける。
そして先行したプロシュートを追って『ビーチボーイ』の使い手の元へ向かった。

……そこで早苗が見たのは、最愛の家族、八坂神奈子がプロシュートを手に掛けた現場だった。
紅美鈴の遺骸の傍に残されていた支給品・御柱で神奈子を攻撃し、プロシュートを救出しようとするも、既に彼は手遅れ。
神奈子はさらに、早苗にまで攻撃を仕掛けてくる。
どうして殺し合いなどに乗っているのか。理由を問う暇もなく、早苗は応戦を余儀なくされる。
そして激突する、二つの哀しき力。……その余波が晴れた所に、神奈子の姿はなかった。
花京院、プロシュートとの連戦で激しく消耗していた神奈子が一旦退いたのだった。
結局、神奈子が殺し合いに乗った理由は判らないまま。だが早苗の脳裏には、激突の瞬間の神奈子の涙と、『お前を愛している』という言葉が焼き付いていた。
きっと神奈子様は望んで殺し合いに乗っているわけではない。
一人残された早苗は神奈子を止めることを決意する。
そのためにまず、神奈子との戦闘現場で気絶していた青年に傷の手当を施し、目を覚ますのを待って事情を問うことにした。

第94話「Green,Green
第一回放送直後。早苗は近くの草原で一人涙していた所で、先ほどの青年・花京院典明が目を覚ましたことに気付く。
早苗は涙を拭い、花京院と情報交換を行った。花京院が襲撃された際の神奈子の様子、花京院の仲間のスタンド使い、花京院たちが追う悪しき吸血鬼・DIOとその手下について等の情報を得た。
プロシュートを美鈴の傍らに埋葬し、早苗は神奈子を追うため出発しようとする。
花京院が同行を申し出たが、早苗はそれを拒絶。これ以上、家族である神奈子が他人を傷つける様を見たくないがためであった。
御柱に乗って空を飛び、花京院を振り切る早苗。だが内心では、神奈子を殺さなければならないかも知れないと思い詰め、迷いを断てないままでいた。
そんな矢先、早苗は花京院が飛行する御柱にしがみついて追って来ているのに気付く。
さらに花京院に心の内を見抜かれた早苗は遂に根負けし、彼の同行を許したのだった。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年07月03日 00:24