吉良吉影

吉良 吉影 Yoshikage Kira

登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第4部「ダイヤモンドは砕けない」
種族 人間
性別 男性
一人称 私(稀に「僕」)
特殊能力 スタンド「キラークイーン」

「激しい『喜び』はいらない…そのかわり深い『絶望』もない… 『植物の心』のような人生を…そんな『平穏な生活』こそわたしの目標だったのに…」


概要

平穏で幸せな、「植物の心のような生活」に何よりも執着する男。33歳。ASBでのCVは小山力也。
あまり目立とうとせず、これと言った特技は無いものの大体の事をそつなくこなし、可もなく不可もない、ごくごく普通のサラリーマンとして暮らしている。
しかしそれは表の顔で、その正体は「女性の綺麗な手」に執着する猟奇殺人鬼。
美しい手を持つ女性を今までに40人以上殺害しており、『手』を切り取って保管していた。
遺体はスタンド能力によって消滅させていた為、これまで決して殺人は明るみにはならなかった。

ある時同じスタンド使いである矢安宮重清に『切り取った手』を目撃されてしまい、口封じの為に殺害。
それがきっかけで東方仗助らに追われることとなり、追い詰められた末に「顔のパーツを入れ替える」スタンド使いであるエステティシャンの辻彩を脅迫。
背丈と年齢の近い男性「川尻浩作」と顔を交換させ、辻と川尻を爆殺。そのまま吉良は「川尻浩作」に成り済まして追跡を逃れた。
それにより暫くは仗助らに追われることもなく、不慣れな生活に苛立ちを感じながらも日常を暮らしていたが
川尻浩作の息子である早人が以前と変わった父親に疑念を抱き、独自の調査の末に父が別人(殺人鬼)だということを確信。
彼の活躍によって吉良は再び追い詰められたが、第3の爆弾「バイツァ・ダスト」を発現。
時間すらも爆破する能力によって勝利を確信するが早人の策によって仗助に正体を知られてしまい、バイツァ・ダストの解除まで追い詰められてしまう。
猫草を用いた空気爆弾による攻撃、救急隊員の女性をバイツァ・ダストの媒体に使おうとするなど抵抗を続けるも最終的に承太郎のスタープラチナによる攻撃で道路まで吹き飛ばされ、後退してきた救急車の後輪に轢かれて死亡する。

外伝作品「デッドマンズQ」では記憶とスタンドを失い、幽霊の殺し屋として活動する彼の姿が描かれている。


外見

本ロワでは参戦時期の関係上、「川尻浩作」の姿をしている。
髑髏柄のネクタイにスーツを身に纏ったサラリーマン風の装い。
髪の色は黒髪。複数人のOLからモテており、そこそこ端正な顔立ちの模様。


性格

植物のように平穏な生活を求めている。
普段は穏やかで柔和な物腰だが、自信の欲望の為に殺人を犯す自己中心的で歪んだ本性を持つ。
目立つことと争いを嫌い、常に地味に振る舞って面倒事を避けようとしている。
自身の求める殺人癖と平穏な生活が相反するものだということを自覚しながらも前向きに生きようとしている。


能力

キラークイーン

破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - A
近距離パワー型のスタンド。触れたものを爆弾に変える能力を持つ。
爆弾は「爆弾自身が爆発するor爆弾に触れているものを爆発させる」「キラークイーン右手のスイッチを押すことによってのみ爆発するor他の物体に接触すると即座に爆発する」と言った性質を使い分ける事が出来るが、対象を爆弾に変える時にしか決められず、一度爆弾に変えたら後から性質を変える事は出来ない。
また、一度何かを爆弾に変えると、それが爆発し終わるまでは新たに爆弾を作る事は出来ない。
例外もあるが、基本的に爆破されたものは跡形もなく消滅する。
格闘能力も高いが、クレイジー・ダイヤモンドやスタープラチナには一歩劣る模様。

シアーハートアタック

破壊力 - A / スピード - C / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A
第2の爆弾。キラークイーンの左手に装着されている戦車のようなスタンド。
「熱」に反応して対象を自動的に追尾し、爆炎を放って攻撃する。
遠隔自動操縦型のスタンドであるため、本体との距離に関係なく強力なパワーで動くことが出来るが、攻撃がワンパターンになってしまうという欠点がある。
また、スタープラチナのパワーを持ってしても破壊する事が困難なほど硬い。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 013:藁の砦を築く者
死亡話 :[]
登場話数 1話
登場時期 「猫は吉良吉影が好き」終了後
スタンス 危険人物(保身優先)

詳細

第13話「藁の砦を築く者」にて初登場。
吉良は突然殺し合いに巻き込まれたこと、そして参加者に承太郎らがいることに大いに苛立っていた。
どうにかして争いを避けようと思考を重ねていた時に対主催である上白沢慧音と遭遇。彼女の『手』に一目惚れする。
そのまま二人で同行することになり、訪れた守矢神社で出会った封獣ぬえ慧音が仲間に引き入れ対主催チームを結成することに。
慧音の方針を面倒に思いつつも吉良はぬえと共に彼女に着いていく。慧音の『手』への欲情を抑えながら…

第77話「和を以て貴しとなせ」では表立った行動を見せず、争っている杖助天子を説得する慧音を見守っていた。
説教やらお仕置きやら、あったものの二人の勧誘に成功し、通称「藁の砦」は新たに杖助天子を加え、その戦力を増強することに成功する。
だが、吉良にとって気が気ではなかっただろう。杖助は吉良を殺人鬼と知り彼を追っている存在。吉良の現在の姿は川尻造作のものだが、
それが却って杖助が知らないフリをしているのか、知らないだけなのか、疑心暗鬼を深める結果となった。
しかし、いずれにせよ自身の天敵を放っておくつもりはなく、自身の平穏のため杖助を仕留めるチャンスを窺う吉良。
強いストレスに苛まれる吉良は自身の手の爪を噛み潰し、時折辺りにバキッと奇妙な音が響く。
その音はまるで「藁の砦」の脆弱な関係から成る軋轢の悲鳴のように……

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最終更新:2014年08月09日 14:16