ジョナサン・ジョースター

ジョナサン・ジョースター Jonathan Joestar

登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第1部「ファントムブラッド」
種族 人間
性別 男性
一人称
特殊能力 波紋法

「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!刻むぞ血液のビート!」


概要

第1部「ファントムブラッド」の主人公であり、作中最初の『ジョジョ』。TVアニメ版のCVは興津和幸。
首筋にジョースター家特有の星型のアザを持つ。

英国貴族の家系であるジョースター家の一人息子だったが、養子としてディオ・ブランドーが迎え入れられたことで彼の生活は変わる。
ジョースター家の遺産の乗っ取りを狙うディオはジョナサンを精神的に堕落させようとするが、逆に精神力を爆発させディオの陰湿な嫌がらせに打ち克つ。
その後は7年間ディオと一応の友人関係を築き、大学においては考古学で石仮面の研究を行っていた。
しかしディオの野望は終わっておらず、彼が父であるジョースター卿の毒殺を計画していることをいち早く知る。
毒殺の証拠を持って警察に通報しディオを追い詰めるも、ディオは石仮面の隠された力を使い吸血鬼化。
圧倒的な力を前に絶体絶命の危機に陥るも、機転を利かせディオの撃退に成功する。
その後ディオに対抗する為の手段を得るべく、石仮面を追う波紋戦士「ウィル・A・ツェペリ」と出会い彼に弟子入り。
彼の指導の下で波紋を習得し、ディオの使役する屍生人達を撃破していく。
最終的にディオとの一騎打ちで彼を撃破し、闘いを終えた後に幼馴染みであったエリナと結婚。
しかし新婚旅行の為に乗った客船で首だけになって生き残ったディオの襲撃を受ける。
見ず知らずの赤子とエリナを救う為にジョナサンは「宿敵」であり「奇妙な友人」であったディオを道連れにし、沈み往く客船と運命を共にした。

その後首から下の肉体はディオに乗っ取られ、第3部「スターダストクルセイダース」でDIOのボディとして彼の肉体が登場する。
また、ジョルノ・ジョバァーナDIOの息子はジョナサンの肉体の影響もあり、DIOとジョースター両方の血を引いている。


外見

身長195cmの屈強な体格の英国人の青年。
紫がかった半袖の服を着用している。


性格

礼儀正しく紳士的な好青年。
正義感の強い熱血漢でもあり、逆境で思わぬ力を発揮する一面も。
ジョースター家に代々受け継がれる誇り高き「黄金の精神」の持ち主。


能力

波紋法

東洋では「仙道」と呼ばれる能力。
「波紋の呼吸」と呼ばれる特殊な呼吸法によって発生するエネルギー。
波紋エネルギーは太陽の光と同じエネルギーを持っており、太陽光が弱点の柱の男や吸血鬼の体には高い効果を発揮する。
波紋によって生まれたエネルギーは肉体に生命力を与え、負傷した肉体を治療することも出来る。
達人となれば若さを保つことが出来る。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 008:Scarlet Overture
死亡話 :[]
登場話数 4話
登場時期 タルカス撃破後、ウインドナイツ・ロットへ向かっている途中
スタンス 対主催(主催撃破)

詳細

第8話「Scarlet Overture」にて初登場。
黄金の精神を持つジョナサンは主催者への反抗、そして同じく殺し合いに巻き込まれているディオを倒すことを決意。
そんな彼が開始位置である命蓮寺の入口で出会ったのは吸血鬼であるレミリア・スカーレット
彼女が吸血鬼ということもあり一度は戦闘に縺れ込みかけるも、彼の実力を見込んだレミリアから共闘を持ちかけられる。
その後命蓮寺の客間で情報交換を行い、レミリアに対主催の意思があることを知ったジョナサンは彼女を信用し共闘を受け入れる。「波紋戦士」と「吸血鬼」による奇妙な対主催コンビが誕生したのである。
レミリアからは「ジョジョ」と早速あだ名で呼ばれている。

第52話「空が降りてくる ~Nightmare Sun」。紅魔館へ向かう道中、レミリアのからかいを受けながらも二人は温和な空気を保っていた。
だが途中、命蓮寺や地上を燃やさんとする危険人物の霊烏路空と遭遇する。
ジョナサンは何とか彼女を説得しようとするが、話の通じぬ相手と見たレミリアは自ら前へ躍り出て戦闘態勢をとる。
切って落とされた戦いの火蓋。しかし敵の操る「太陽の力」が吸血鬼のレミリアの体を蝕み続けた。
劣勢を感じたジョナサンはレミリアの代わりにおくうを迎撃。青緑の波紋疾走で彼女を昏睡させ、何とか勝利を得た。
しかしその勝利に貢献できなかったレミリア
のプライドは傷付いた。「人間」であるジョナサンに助けられ、あげく頭を下げられた事実が彼女には許せなかったのだ。
最早ジョナサンと共に居ることは出来ない彼女は、決別を告げた。背を向けて去ろうとする彼女にジョナサンは語る。
吸血鬼の友人を持つ自分なら、レミリアの気持ちを理解してあげる事が出来るかもしれない…と。
その気高い言葉に感銘を受けたレミリアは再びジョナサンの手を取る。今ここに「人間」と「吸血鬼」という、強い信頼関係をもった絆が誕生した。

第65話「Roundabout -Into The Night」ではレミリアや気絶させた霊烏路空と共に香霖堂を訪れ、そこで古明地さとりを救うために走る虹村億泰と出会った。
彼の背に眠るさとりが、自分達を襲った霊烏路空の主だとレミリアから教えられたジョナサンは、ブチャラティの援護に向かうレミリアと一旦別れ、すぐにさとりの治療を開始する。
傍で固唾を呑む億泰に見守られながら波紋の治療を行い、さとりの命を繋ぎ止める事に成功するジョナサン。
億泰から心より礼を言われるが、彼の知り合いにいるらしい「ジョセフ・ジョースター」という名にジョナサンは疑問を持つ。
だが直後に昏睡から目覚めた霊烏路空が暴れだした。しかしレミリアからさとりとおくうが家族だと言う事を聞いた億泰は、彼女を仲間として受け入れようとする。
彼女の拘束を解いて欲しい…そう頼まれたジョナサンは一瞬考え込むが、億泰の真剣な態度からそれを許可した。
しかし、拘束が解かれた瞬間おくうはジョナサンたちを攻撃。そのままさとりを連れて外へ飛び出してしまう。
おくうの事を放っておけない億泰は、ジョナサンが止める間も無く彼女らをひとり追っていく。
残されたジョナサンは自分が取るべき行動を考える。まずはレミリアたちの帰還を待つか、すぐに億泰を追うべきか…

ジョナサンが選んだ選択は第98話「深淵なる悲哀」冒頭でも分かるとおり、レミリアたちとの合流だった。
億泰の決意は固い。そんな彼の信念という『誇り』を邪魔することは、ジョナサンにはどうしても出来なかったのだ。
レストラン・トラサルディーにて無事レミリア、ブチャラティたちと合流できたジョナサンはまず今までの出来事を伝える。
ジョナサンに落ち度はないと気遣う二人だったが、その場に響いてきたのは主催・荒木飛呂彦の第1回放送。
連なる死者の名にジョナサンはただ1滴、涙を流す。そして哀しんだ者は彼だけではなかった。
部下を失った友人レミリア。果てしないその哀しみにただただ泣くことしか出来ない彼女の小さな体を、ジョナサンは優しく包み込んだ…。

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最終更新:2015年05月18日 04:26