ジャイロ・ツェペリ

ジャイロ・ツェペリ Gyro Zeppeli

登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第7部「スティール・ボール・ラン」
種族 人間
性別 男性
一人称 オレ
特殊能力 鉄球(黄金の回転)

「オレは『納得』したいだけだ!『納得』は全てに優先するぜッ!!」


概要

ネアポリス王国の死刑執行人の家系であるツェペリ家の長男として誕生。24歳。 ASBでのCVは三木眞一郎。
国家反逆罪で処刑されることになった無実の少年を救うため、国王の恩赦を得られるスティール・ボール・ラン・レースに参加する。
レース開始前に下半身不随のジョニィ・ジョースターと出会い、回転の力によって彼の両足をほんの僅かだが動かしたことで
ジョニィから興味を持たれ、回転の力の謎を解くべくレースに参戦した彼とコンビを組むことに。
当初はジョニィのことを煙たがっていたものの、次第に互いが互いを導き合う良き相棒同士となっていく。
終盤に「聖人の遺体」の争奪戦で合衆国大統領ファニー・ヴァレンタインと激突。
騎兵の回転「ボール・ブレイカー」によって彼を追いつめるも、後一歩の所で及ばず敗北。
ヴァレンタインにトドメを刺されて死亡するも、最期にジャイロがジョニィに伝えた「LESSON5」は彼のスタンド「タスク」を最終段階へと進化させた。

ジャイロ・ツェペリは周囲に呼ばれている名前であり、本名は「ユリウス・カエサル・ツェペリ」。
父親に名付けられた名前であり、実の兄弟ですら本名を知らなかったという。


外見

ゴーグルをつけたカウボーイ風のハットを冠っている。
前歯を金歯に埋め替えており、「GO!GO!ZEPPELI」の文字が彫られている。


性格

颯爽としている面倒見のいい性格。
どこか抜けている面もあるが、状況打破のために型破りで大胆な行動を取る不敵さを併せ持つ。


能力

鉄球

ジャイロが投擲武器として使用する鉄球。
肉体を動かさずに鉄球を回転させ、その振動波によって様々な効果を引き起こさせる技術。
自然界に存在する「黄金長方形」を見て「黄金の回転」を加える事によって真の力を発揮する。
相手の肉体を捩じ曲げる、回転の振動波で周囲に存在するものを探るなど回転によって様々な異能力を見せる。
鉄球は常に二個携帯しており、戦闘で破損したり紛失した際には適当な鉄を削って新たな鉄球を作り出す。
ツェペリ一族は主に「処刑人としての技術」及び「医療の技術」として使用していた。

ボール・ブレイカー

破壊力 - A / スピード - A / 持続力 - B / 射程距離 - 本体の投擲した『鉄球』から数十cm / 精密動作性 - C / 成長性 - B
ツェペリ一族が盾や甲冑を身につけた中世の騎士の防御を突き抜けるために開発した戦闘技術。
その技術は固有のビジョンを持つに至っており、スタンドの領域に達している。
長らく廃れていたが、次元の壁を武器にするヴァレンタインを撃破すべくジャイロが復刻させた。
無限の回転の力によって次元の壁による防御をも突破して相手を攻撃する能力を持つ。
詳細は不明だが、この攻撃を喰らったヴァレンタインは肉体が急速に老化していた。
本体の「黄金長方形」のみならず、騎乗する馬も「黄金長方形」の形で走らせなければ発動することができない。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 015:ルイとサンソン
死亡話 :[]
登場話数 2話
登場時期 SBR19巻、ジョニィと秘密を共有した直後

詳細

初登場は第15話「ルイとサンソン」。
開始地点であった永遠亭に揃う数多くの医療機器に興味を惹かれていたが、そこを豊聡耳神子が訪れる。
武器である鉄球が存在しない中で何とか彼女と対話をし、互いに殺し合いに乗る意思がないことを確認する。
(正確には邂逅時点の会話ではジャイロは警戒心から自らの意思を話しておらず、神子が能力を使って確認していた)
その後信頼できる人物や危険人物の情報を交換し、支給品の確認を行った際に神子の支給品が鉄球であることを知る。
彼女に鉄球を譲って貰えないか訴える中、ジャイロの支給品である「ナズーリンのペンデュラム」が遠方から聞こえてきた馬の足音に反応。
ジャイロは足音が愛馬「ヴァルキリー」のものであることを確信し、神子と共にペンデュラムの指し示す方角へと向かっていった。

二人の掛け合いは第73話「戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ」でも見られた。
迷いの竹林において目的のヴァルキリーの姿を未だ発見出来ずにいるジャイロは、神子に援助を乞うも結果は失敗。二人の性格の不一致か、次第に口争いへと発展していく。
しかし、ジャイロを小馬鹿にしたようでありながら、彼の心の内に眠る真っ直ぐな信念を見通していた神子は、誠実な態度を以ってジャイロに頭を下げる。
互いに和解し、彼女から鉄球を受け取ったジャイロは神子との凸凹な絆を深めながら竹林を駆ける。
そしてヴァルキリー含め、既に行われていた死闘の現場に居たメリーらと合流し、力を合わせてポルナレフを支配していた肉の芽の解除に成功した。
だが、致命傷を受けていたウィル・A・ツェペリの命を救うことは叶わず、遺言を残しながら静かに逝く彼を最期まで看取り続けたのだった…。

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最終更新:2014年06月17日 20:59