ジョニィ・ジョースター Johnny Joestar
登場作品 |
ジョジョの奇妙な冒険 第7部「スティール・ボール・ラン」 |
種族 |
人間 |
性別 |
男性 |
一人称 |
僕 |
特殊能力 |
スタンド「タスク」 |
「ぼくはまだ『マイナス』なんだッ!『ゼロ』に向かって行きたいッ!」
概要
第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公のひとり。 ASBでのCVは梶裕貴。
かつては天才ジョッキーだったが、有名になるうちに兄の死や父の言葉もあったためか次第に高慢になっていき、
その性格と言動により引き起こされた事件で撃たれて下半身不随になった。
その事を後悔しながら生きていたが、スティール・ボール・ランレースのスタート地点で謎の男
ジャイロ・ツェペリと出会い、自分の足を動かした鉄球の回転の秘密に希望を持ち、レースに参加する。
なお、レース中は
ジャイロと協力関係という形で行動をとっている。
馬の名前はスローダンサー。他の参加者の馬と違って高齢だが、その分知識と経験に溢れている。
レース序盤で「悪魔の手のひら」に遭遇、通過。
その際にミイラ化した遺体が左腕に取り憑きスタンド能力を得た。
更にそのスタンドが動かないはずの自身の足を動かしたため、マイナスである自分がゼロに戻るべく遺体を集めることを決意した。
自分達に襲い掛かってくるテロリスト達の目的が遺体であることを知ってはいるが、遺体が何者なのか、なぜテロリストが奪おうとしているのかについては知らない。
物語終盤で遺体の力を手に入れた合衆国大統領
ファニー・ヴァレンタインと激突。
ジャイロを喪うも、彼が遺した「LESSON5」によってジョニィのスタンドが進化。
「無限の回転」によって
ヴァレンタインの遺体のパワーをも突破し、彼を撃破した。
外見
アメリカの国旗を連想させる衣装を身にまとっている。
帽子に付いている飾りは「蹄鉄」と呼ばれる馬具。西洋では魔除けとして幸運をもたらすとされる。
性格
精神的に未熟な面があり、歴代のジョジョと比べて弱さが目立つことが多かった。
しかし目的を達成する為にはどこまでも冷徹になれる「漆黒の意思」を持つ。
ジャイロとの旅を通じて心身共に大きく成長している。
能力
牙(タスク)
「悪魔の手のひら」を突破し、遺体の一部を手に入れたことで発現したジョニィ・ジョースターのスタンド。
本体の爪による攻撃を行う能力で、作中を通して徐々に進化している。
その外見も初期は妖精のように小さなビジョンだったが、進化するに連れて少しずつ人型に近づいている。
ジョニィの意思によって自在に使い分けることが出来る模様。
ACT1
破壊力 - E / スピード - E / 持続力 - B / 射程距離 - 数十cm / 精密動作性 - E / 成長性 - A
本体の爪を弾丸のように放ったり、爪をカッターのように振動させ物体を切り裂く。
発射された爪は即座に再生する。また、爪を振動させて地面を掘り進むように移動することも可能。
ACT2
破壊力 - D / スピード - D / 持続力 - C / 射程距離 - 数十cm / 精密動作性 - C / 成長性 - A
黄金長方形の回転によって進化したタスク。
黄金の回転によって更に威力が強化された爪弾を放つ。
更に爪弾の弾痕が相手を自動追尾し攻撃するという能力が新たに発現している。
ただしACT1と比べて爪の再生スピードが落ちている。ハーブティーを飲むことで再生を早められる。
ACT3
破壊力 - D / スピード - D / 持続力 - D / 射程距離 - 1m / 精密動作性 - C / 成長性 - A
「遺体」の張本人の囁きを受け、迷いを捨てたことで進化。
ジョニィが自分自身を撃って身体を「穴」に巻き込み、任意に穴を移動させることで瞬間移動をすることが出来る。
身体の一部だけを穴に巻き込むことも可能。ジョニィ以外の物が穴に巻き込まれると回転の力により破壊される。
ACT4
破壊力 - A / スピード - B / 持続力 - A / 射程距離 - 2m(爪弾を介して移動可能) / 精密動作性 - B / 成長性 - E
ジャイロが遺した「LESSON5」によって最後の進化を遂げたタスク。
これまでのタスクと違い、人型の屈強な体格のビジョンを持つ。
「無限の回転」を伴った爪弾を放ち、次元の壁をも超越する凄まじい回転の力で相手を攻撃する。
一度命中すれば回転の力によるダメージが無限に続き、時間の止まった世界でもその効果は持続する。
爪弾からスタンドビジョンが飛び出して拳のラッシュを叩き込むことも可能。
ジャイロの「ボール・ブレイカー」同様、騎乗する馬を「黄金長方形」のフォームで走らせることで発動出来る。
本ロワでは制限により、ACT4は使用不可能。
+
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
初登場話 |
018:愛し君へ |
死亡話 |
097:進むべき道 |
登場話数 |
4話 |
登場時期 |
SBR24巻、ヨーロッパ行の船に乗り込んだ直後 |
詳細
初登場は第18話「 愛し君へ」。7部終了直前の参戦の為、両足を動かすことが出来る。
最初の会場で死んだはずの相棒であり、親友である ジャイロの姿を目撃。
殺し合いに乗るつもりの無いジョニィは ジャイロと再会するべく行動を始める。
開始直後に刑務所内で 宇佐見蓮子と遭遇。同じように「親友」を捜すもの同士である彼女と情報交換をし、共に行動することに。
しかし彼らのいる刑務所には、最悪の奉仕マーダーである ヴァニラ・アイスが迫っていた。
第47話「 名前のない怪物達」にて刑務所内で食糧を回収、その最中で 蓮子と他愛の無い会話を交わす。
彼女との親交を深めつつ回収を終え、食堂を後にしようとした直前に ヴァニラ・アイスが襲撃。
ジョニィは 蓮子を逃がし、 ヴァニラとの一騎打ちに臨む。黄金長方形を見つけられず、タスクACT1しか使えない状況下。
スタンド「クリーム」の圧倒的な戦闘能力を前に防戦を余儀なくされるも、 ヴァニラの行動から能力の弱点を見抜いた。
ジョニィは ヴァニラを仕留めるべく再び爪弾を構える。懐に支給品「レッキングボール」を忍ばせて…
第58話「 Stand up~『立ち上がる者』~」で引き続き ヴァニラとの戦闘が繰り広げられる。
その圧倒的な能力を前に次第に押され死の寸前まで追い詰められてしまうが 射命丸文が加勢に入る。
強大な妖怪である 文の援護、そして 文の翼から『黄金長方形』を見出したことで形勢は逆転。
タスクACT3によって ヴァニラの暗黒空間を突破する獅子奮迅の活躍を見せるも、撃破寸前の所で ヴァニラには逃げられてしまう。
戦闘後、 ヴァニラから得られた聖人の遺体の脊椎・胴体を手に入れたジョニィは 文と共に刑務所の広場へと移動。 岸辺露伴と合流するも、 蓮子が危険人物である 霍青娥に攫われたことを知る。
蓮子を救うべく、ジョニィは 文と 露伴と共に 青娥を追跡することに。
第97話「 進むべき道」では 射命丸文、 岸辺露伴と共に 青娥追跡を行う。
放送も終え、名簿の疑問について考えていたところ、氷精 チルノが突如助けを求めてその場に現れた。
彼女は 古明地こいしと行動を共にしていたが敵に襲われ、こいしがチルノだけを逃がしてくれたらしい。
ただならぬ気配にジョニィはひとまず露伴と別れ、文とチルノを伴いこいし救出に向かった。
しかし現場で彼らを待っていたのはこいしからの銃撃。肉の芽を植えつけられたチルノがジョニィを狩るために仕組んだ罠だった。
見えない樹上からの狙撃と冷酷非道の氷撃に苦戦するジョニィたち。文はチルノの不審な様子を見て何者かに『操られている』と推測を立てる。
そしてジョニィはそんなチルノを『助ける』と言ってみせた。誰かの道具のように操られている彼女を再び自分の意志で歩かせてあげたいと。
ジョニィの確固とした決意に文も希望を感じ、二人はチルノを正気に戻すために奮闘する。
だが事前に ヴァニラ・アイスからジョニィの能力を聞いていたチルノは、能力の隙を突いて氷の剣を氷製。ジョニィは無残に切り裂かれ、即死した。
漆黒の殺意を持ちながらも黄金の精神を瞳に宿していたジョニィ。
主人公勢最初の脱落者となってしまった彼は、その意志を成し遂げること叶わずこの世を去ってしまう。
後に残ったのは鴉天狗の文。彼女だけがジョニィの輝きをその瞳に映していた…。
【ジョニィ・ジョースター 死亡】
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最終更新:2015年06月02日 01:45