マエリベリー・ハーン

マエリベリー・ハーン Maribel Hearn

初登場作品 蓮台野夜行
種族 人間
性別 女性
一人称
特殊能力 結界の境目が見える程度の能力

「上司だって政治家だって今は無き独裁者だって小さな人間だ。自分は自分の納得のいくまで努力すればいい。」


概要

たった二人のオカルトサークル「秘封倶楽部」の片割れである少女。蓮子から付けられた愛称はメリー。
東方の本編ともいえるシューティングには出演せず、音楽CD内のブックレットにのみ登場する特殊なキャラクター。
幻想郷ではなく(少し時間軸の異なる)外の世界の人間で大学生。外国人で日本に身寄りは無いとのこと。
蓮子と同じ京都の大学で相対性精神学を専攻している。
相棒の宇佐見蓮子に引っ張られ、彼女達「秘封倶楽部」は今日もオカルトを追い続ける。
外見や能力などが幻想郷のとある大妖怪と似通っているが、詳しい関連性は不明。


外見

特徴的な白い帽子(いわゆるZUN帽)を被っている。
胸元に赤いリボンを付けた紫色の服を着ている金髪の少女。


性格

活動家の蓮子とは対照的に積極性は低く、彼女からも「のんびりしている」と評される。
公式ブックレットでは化物に怯えて不安を感じたりと蓮子に比べて感性も普通。
それ故にオカルトサークルである秘封倶楽部を引っ張っているのは専ら蓮子の方である。
普通の若者よりも少しだけ頭が切れるという点は蓮子と同じ。
蓮子とは互いに能力を酷評し合うこともあるが基本的には親友同士。


能力

結界の境目が見える程度の能力

「結界」や「境界」の境目を観測することができる能力。
メリーはこの能力によって夢の中で幻想郷に迷い込んだことがある。
蓮子はメリーの能力が「結界を操る能力」に進化しているのではないか、と推測している。

この能力以外に関しては常人と大差なく、戦闘能力は持っていない。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 003:夜の竹林を行く
死亡話 :[]
登場話数 3話
登場時期 少なくとも『伊弉諾物質』の後
スタンス 対主催(脱出)

詳細

第3話「夜の竹林を行く」で初登場。
訳も分からずに殺し合いの場に放逐され、迷いの竹林で恐怖と孤独に怯えていた所をツェペリに保護される。
親友の蓮子と合流しこの殺し合いから脱出すべくツェペリと共に行動することに。この時の情報交換で「名簿にジョースターやツェペリの名が幾つも見受けられる」ことに気付く。

そしてツェペリがペットボトルを知らないことに疑問を抱いた彼女は、第13話「彷徨える魂、巡り会う者達」にてそのことを投げかける。
その際の会話がきっかけとなり、メリーとツェペリは互いの時間軸の食い違いに気付いた。
「参加者は異なる時代から集められている」という可能性を知り、時間をも超越する主催者の強大さを改めて認識した時に彼女たちの前にポルナレフが姿を現す。
肉の芽が植えつけられた時期から参戦している彼は問いかける。「ジョースターという名に聞き覚えはないか」と…

その後、第73話「戦車おとこにひそむめ、境界むすめのみるゆめ」で、とうとうツェペリポルナレフの戦いが勃発してしまう。
途中現れた西行寺幽々子稗田阿求と共に、波紋使いとスタンド使いの戦いを見守る中、ふとしたきっかけでメリーは深い夢の中に侵入してしまった。
そこはポルナレフの額に埋め込まれた肉の芽の世界。その中でメリーはDIOの意識と遭遇し、あわや取り込まれかけるが何とか脱出に成功。
目を覚ませば戦いは更に激化しており、ついにツェペリが倒れてしまう。絶叫するメリーを阿求は強引に引き下げ、今度は幽々子がひとり立ち向かった。
しかし幽玄なる胡蝶の弾幕も、黒に塗れた銀の一閃の前に破られる。幽々子までも斃れ、半ば自暴になったメリーは白楼剣を振りかざしてポルナレフに突撃。
だが剣先は肉の芽の中枢にまでは及ばず、メリーすらもやられるかというその時……舞い戻ってきた阿求が豊聡耳神子ジャイロ・ツェペリを引き連れ戦場に復帰。
全員の力を合わせてポルナレフの肉の芽を解除することに成功した。
そしてツェペリは最期の波紋を幽々子の生命に注ぎ、メリーや阿求らに人間の『勇気』や『可能性』を伝え、散っていったのだった…。

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最終更新:2015年06月03日 02:46