イズール「この先が、次の階層だな。
なんとかここまで来れたが、もう外部のどこかと連絡ができなくなった。
よくわからん電波に阻害されて、通信ができない。」
トレンシス「この部屋、カメラばっかりだよ?」
イズール「なんだと。
……たしかにそうだ。ここまでカメラは必要ない。」
この部屋は不気味だ。数々のカメラ、数々のダクト、まるで通す気がないかのように閉ざされた奥のドア。鍵でもあるのだろうか。
すると、ドアの横にあるモニターが点灯した。
????「ようこそ。私の自慢のディスコへ。」
トレンシス「……誰っ!?」
イズール「お前は誰だ!ここの首領か!」
????「ハッハッハ。ええそうよ。」
ヴィスカ「私は、ヴィスカ・ハス・ビルウォルシュ。」
イズール「ビルウォルシュ……領主ウォルシュに従う者たちに与えられる名か。」
トレンシス「顔のそれ…どうしたのかな。ケガでもしちゃった?」
ヴィスカ「普段なら見せないが、力を解放するには必要だ。」
イズール「なに?」
周囲のダクトから大量の黒い触手が出てきた。それは来た道のドアに向かって伸び始め、逃走を許さない。
トレンシス「もう、戻れなくなっちゃうよ。」
イズール「大丈夫だ。俺たちが向かうべきは奥。開かないのなら、壊して進め。」
ヴィスカ「ほう、こちらに来るというのね。
ならば止めはしない。もっとも、この施設を楽しんで欲しい。
工作員がいることなど筒抜け。お前たちが来た時点で、勝ち目など、ない!」
イズール「せーのでいくぞ。手を抜くなよ?」
トレンシス「うん。いこう。」
イズール「せーの!!」
ドン!
ドアを勢いよく破壊して突き進み、階段まで一直線で向かった。
ヴィスカ「ふむ。
せいぜい苦労しながら来るがいいわ。
私たちの難攻不落の要塞は、いかなる組織でも攻略不可能だ。」
なんとかここまで来れたが、もう外部のどこかと連絡ができなくなった。
よくわからん電波に阻害されて、通信ができない。」
トレンシス「この部屋、カメラばっかりだよ?」
イズール「なんだと。
……たしかにそうだ。ここまでカメラは必要ない。」
この部屋は不気味だ。数々のカメラ、数々のダクト、まるで通す気がないかのように閉ざされた奥のドア。鍵でもあるのだろうか。
すると、ドアの横にあるモニターが点灯した。
????「ようこそ。私の自慢のディスコへ。」
トレンシス「……誰っ!?」
イズール「お前は誰だ!ここの首領か!」
????「ハッハッハ。ええそうよ。」
ヴィスカ「私は、ヴィスカ・ハス・ビルウォルシュ。」
イズール「ビルウォルシュ……領主ウォルシュに従う者たちに与えられる名か。」
トレンシス「顔のそれ…どうしたのかな。ケガでもしちゃった?」
ヴィスカ「普段なら見せないが、力を解放するには必要だ。」
イズール「なに?」
周囲のダクトから大量の黒い触手が出てきた。それは来た道のドアに向かって伸び始め、逃走を許さない。
トレンシス「もう、戻れなくなっちゃうよ。」
イズール「大丈夫だ。俺たちが向かうべきは奥。開かないのなら、壊して進め。」
ヴィスカ「ほう、こちらに来るというのね。
ならば止めはしない。もっとも、この施設を楽しんで欲しい。
工作員がいることなど筒抜け。お前たちが来た時点で、勝ち目など、ない!」
イズール「せーのでいくぞ。手を抜くなよ?」
トレンシス「うん。いこう。」
イズール「せーの!!」
ドン!
ドアを勢いよく破壊して突き進み、階段まで一直線で向かった。
ヴィスカ「ふむ。
せいぜい苦労しながら来るがいいわ。
私たちの難攻不落の要塞は、いかなる組織でも攻略不可能だ。」