かこ(鹿子)

大言海 名詞 鹿 ()、及、接尾語ノ ()ノ條ヲ見ヨ〕
(一) 鹿 (シカ)ノ子。カノコ
倭名抄、十八 廿一 「鹿、云云、其子曰麑、加吳」 鹿子
(二)鹿 (シカ) 神代紀、下( ノ) 鹿兒 (カゴ)弓」(鹿ヲ射ル弓ナリ)
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「かご」とも。「か」は鹿(しか)、「こ」は親しみを表わす接尾語) 鹿を親しんでいう。また、(「こ」は子の意で)鹿の子。かのこ。《季・夏》 ※播磨風土記(715頃)賀古「『此の土(くに)は、丘と原野と甚広大くして、此の丘を見るに鹿児(かこ)の如し』とのりたまひき。故、名づけて賀古(かこ)の郡と曰ふ」 鹿子
広辞苑 名詞 鹿の愛称。また、鹿の子。 万葉集7「 海中 (わたなか)に―そ鳴くなるあはれその―」 鹿子

検索用附箋:名詞動物名称

附箋:動物 名称 名詞

最終更新:2024年03月12日 20:52