ええ(感動詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 感動詞 ① 驚き、悲しみ、くやしさ、喜びなどの感動を表わすことば。ああ ※虎寛本狂言・河原太郎(室町末‐近世初)「ヱヱ、腹立や腹立や」
② 何か思い当たったり、相手に問いかけたり、問い返したりするときに発することば。 ※浄瑠璃・蝉丸(1693頃)四「老母をいづくに置べきぞ。エエ屈強の庵室、御免と言ひ捨てつっと入り」
③ 肯定、承諾の気持を表わすことば。 ※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「『何れ昔しは立派な方なんでせうな』『ええ』」
④ 次のことばがすぐ出ない時や、言いにくくてためらう時などに発することば。 ※滑稽本・酩酊気質(1806)上「『有り難う厶(ござ)り升(ます)。エエ、エエ。』と、考へ考へ」
広辞苑 感動詞 ①驚き・悲しみ・くやしさなどの感動を表す語。 狂言、河原太郎「―腹立ちや腹立ちや」
②応諾または応答する時に発する語。 「―、そうです」
③驚きをこめて、疑問の問いかけに用いる語。 「―、それは本当ですか」
大言海 感動詞 〔ああ、おおニ通ズ〕
(一)(コタ)フル聲。(ウケガ)フ聲。エイ
「おまへガ書イタノカ、ええ」
(二)嫌ハシキニ發スル聲。 「ええアブナイ」ええキタナイ」ええニクラシイ」

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最終更新:2025年03月08日 12:35