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| 朝比奈 多穂（あさひな たほ） | |
| 性別 | 女性 |
| 年齢/所属 | 16歳/大和山学園一年【丑】級所属/中二級術師 |
| 容姿 | |
| 極端に太っているというわけではないが、やや丸めな体型という所謂ぽっちゃり系女子。背は低い。 化粧っ気の無い愛嬌のある顔つきで、茶色く長い髪を緩くツインテ―ルにしている。 学園生活・任務の際には、少しだけ改造した学園指定の制服を着用しているが、 オフの日は本人曰く、日々の研鑽による衣服でコーディネートをしているらしい。 | |
| 性格 | |
| 学園所属の術者・学生に対してはマイペース気味だが明るく朗らかな反面、非術者に対しては極めて冷淡で酷薄。 それは術者としての優越とは真逆の心的外傷に起因しており、自身に術者以外の選択肢も居場所も無いことは自覚している。 が、それでもハッピーに生きてやる、なのだ。 | |
| 能力 | |
| 『呪力制御』 | |
| 術者の家系ではない自然発生型の術者であり、呪力はあれど生得術式そのものが刻まれていない。 怪異を視る／呪具を使える／汎術を扱える、という基本的な能力のみ持ち合わせている。 | |
| 『幻層並列化』 | |
| 結界術師の基本中の基本となる汎術：幻層を扱えるのに加え、殆ど消耗しないという特性がある。 そのため、幻層を展開しながらの戦闘参加が可能。重宝はするが特別珍しい才能というわけでもない。 | |
| 『跳術・爆圧式』 | |
| 腕 克綺直伝の跳術の派生式。呪具の影響により呪力に『爆破の起源』が付与されたことを機に伝授された。 使いこなせるようになれば高機動戦も可能となるが、まだ先は長そうだ。 | |
| 『九字印』 | |
| 九字の呪文と九種類の印、行の結びによって魔を祓う衝撃波を発する。『爆破の起源』により出力が増している。 汎術でも基本的な怪異攻撃手段として用いられている。 | |
| 『百鬼夜行避』 | |
| 多穂が扱える最大の汎術。光輝く多重結界を展開。有用性から使用する結界術師も多い。 多穂の百鬼夜行避はトゲ付きの凶悪な形状にアレンジされており、怪異にカウンターで叩きつける用途で使用する。 | |
| 『爆破の起源』 | |
| 呪物：黒松脂（吹吹忌）との因果により多穂の呪力に刻まれた起源。呪力が爆破の性質を帯びるようになった。 生得術式を持たず術者の家系ではない無色の呪力だったため、却って容易に影響を受けたらしい。 | |
| 『準一級呪具・火吹き金鎚』 | |
| 消えぬ炎がくすぶり続ける呪物：黒松脂（吹吹忌）を仕込んだ小炉付きの巨大な金槌。 撃鉄を起こした際の一撃は、かの特級呪具の残滓が火を巻いて着弾時に激しい爆発を起こす。 更に特級怪異を交えた譲渡が因果となり、多少の距離ならば多穂の呼びかけに応えて手元に呼べるという特性を得た。 | |
| 『任務に応じた呪具』 | |
| 丑に所属する生徒として、任務の度に下調べと呪具の準備に余念がない。 予算で補える範囲で『千早コア』など術者専門店で使い捨ての呪具を都度購入する。 | |
| 概要 | |
| 私立大和山学園一年生。十二支級「丑」所属。あだ名で『タポ』とよく呼ばれている。 （響きが良いので気に入っている） 地図にも載っていないような田舎の村出身で、なまじ呪力を扱えたために苛烈な扱いを受けて育つ。 村が霊災に見舞われた際に、原因と見做されて村人に殺されかけたところ、当時の任務担当者：腕 克綺に救助された。 過去の反動からとても健啖で愉快な子に育ち、よく食べてよく寝るといった健康優良児になった。 ある任務から『準一級呪具・火吹き金鎚』を得たことで能力が向上。術者としての階級を中二級に進めた。 危険をなるべく遠ざけながら術者の世界で生きていくため、補助監督として祓魔省に入省すべく日々研鑽中。 | |
| 追記 | |
| 任務に際しては大量の物資を詰め込んだ巨大なバックパックを背負って望む。そのため敏捷性（AGI値）はお察し。 | |
