帝王戦記(ていおうせんき)とは、清瀬桜李によるサイエンス・ファンタジー小説。帝王星物語シリーズの第二弾であり、時系列としては最も古い時代である。
概要
原型は平成三銃士外伝として執筆されていた第二版の伝説編(富永京一郎を主人公とした物語)。後に舞台を帝王星全域に拡げ、帝王星全土に起こった帝王戦争を記す物語に改変し、本作として執筆が開始された。
尚、作中においては赤谷優作が本作を執筆した事になっている。
あらすじ
アルベルト・ドルディラック・ミュール率いるミューレン・ギルニア大帝国とヴェアリート・ドリュエクス・ケール率いるマードリック帝国の確執に瑠明王国、安涅王国、逸水雅王国の三国闘争、旭国東西分裂、パスク王国王位継承権闘争などが絡み、世界を二分する大戦争が勃発する事となる……
登場人物
- アルベルト・ドルディラック・ミュール
- ミューレン・ギルニア大帝国初代皇帝。かつてのギルニア王国支配者であったドルディラック王家の末裔。
- ルイス・クリストファー・セグニア
- クリスティア共和国中央議会三代目議長。アルベルトとは幼少期からの友人であった。
- セイル・ヴァン・ラウェッセ
- ポール王国水上騎団騎士。
- 賢寶你
- 安涅王国皇子。王国滅亡に伴い瑠明王国に亡命している。
- 富永京一郎
- 旭民主太平国臨時政府総統。開言術を操る魔術師でもある。
- ハルモース・メイロス
- パスク王国クラド派当主。クラディナ女王の座に就いている。
- ツェクソル・ロモ
- ロモ王国出身の農民。マードリックによる支配からの逃亡中にツェクソル手記を執筆している。
- ヴェアリート・ドリュエクス・ケール
- マードリック帝国皇帝。ミューレンの台頭により国民から追放された事により、腐敗した逸水雅王国の支配を足掛かりとして世界制覇を目指すようになる。
その他
関連項目
- LIMIT ―新帝王戦記― - こちらも帝王星全土における大戦争を題材としている。
外部リンク
地理 | アルティア大陸 - ローランス大陸 - パスク大陸 - ランシア大陸 | ||
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ポール島 - 旭諸島 | |||
国名 | アルティア地方 | クリスティア共和国 - ミューレン帝国 - フランツ - マードリック - ポール - アーディン | |
晶連 - ミューレン連邦共和国 - フィノール | |||
オリエンタ地方 | 瑠明王国 - 安涅王国 - 逸水雅王国 - 旭皇国 | ||
瑠安王国 - イリュアス共和国 - モーリュス市国 - 旭国 | |||
パスク地方 | パスク王国 | ||
クラディナ - タンピラー - リアンシュラ | |||
ランシア地方 | マードリック領ランシア - ロジエルタ | ||
ランシア - ロジエルタ - ノヴァクリスト | |||
作品 | 平成三銃士 - 帝王戦記 - Limit ―新帝王戦記― - La Epoko Finala | ||
異抄 天翔傳 |