路場 風雅(みちば ふうが)とは、無礼menの音楽隊の主人公である。バンド“無礼menの音楽隊”のリーダーであり、担当はトランペット。
登場作品
プロフィール
東京都文京区に生まれる。都内の音楽学校を卒業した後、プロのミュージシャンになる修行として渋谷駅前でストリートライブをしていたが、当初は鳴かず飛ばずであった。
そんな折、偶然通りかかっていた“黒の女”の目に留まり、ドイツのブレーメンで音楽を学んでみないか、と持ちかけられる。しかしながらこれは彼を騙す言い分であり、事実渡独後に彼はパスポートと所持金を奪われ、どうする事も出来なくなってしまった。
しかし、その日の暮れに同じく“黒の女”に騙されていた犬養賢二と出会った事により事態は一変、二人で“黒の女”から詐取されたものを取り返す事を決める。後に同じ境遇にあった猫田沙恵と鳥居香奈恵の二人も加わり、表向きはバンド“ブレーメンの音楽隊”としてライブ活動を行う傍ら、その裏で“黒の女”の行方を追うという生活をする事となった。
バンドの人気が日に日に高まっていく中、その話を聞き付けた“黒の女”による楽器盗難に遭ってしまうものの、すぐさま追跡した結果“黒の女”のアジトを発見、突入。そこで危うく“黒の女”に射殺されかけたが、部下の長井忠義に助けられ一命を取り留める。その後改心した“黒の女”こと岡島知美を赦し、自分達のプロデューサーに就任するよう頼み、聞き入れられる。
現在ではヨーロッパを代表するバンドのリーダーとなっている。
その他
- 原作となる文化祭クラス劇の脚本においては路馬(ロバ)という名前であった。この事からも分かるように、原案の童話『ブレーメンの音楽隊』における年寄り驢馬のポジションである。