~004:食事~
あきら様がまだご飯を食べていなかったので、普段着に着替えて、お茶漬けを作る。
具は梅干しで良いだろう。おかずは…俺じゃダメですかそうですか。
仕方ないので余っていた煮物をレンジでチンする。
ねこみみはいらないらしい。
…あれ?なんで俺があきら様のご飯作ってるんだ?
具は梅干しで良いだろう。おかずは…俺じゃダメですかそうですか。
仕方ないので余っていた煮物をレンジでチンする。
ねこみみはいらないらしい。
…あれ?なんで俺があきら様のご飯作ってるんだ?
「ねこみみ、メイドさんだから、ご飯はねこみみが作るんじゃないのか?」
「……み?」
「……み?」
え?あたしですか?
みたいな顔しやがって…!
なんのためにここに来たんだよ一体全体…
みたいな顔しやがって…!
なんのためにここに来たんだよ一体全体…
「白石ぃ、まだこの子データ入ってないんだってば」
「レシピぐらいはいってるでしょレシピぐらい…家事炊事洗濯くらいできるんじゃないんですか?」
「み…みぃ…?」
「レシピぐらいはいってるでしょレシピぐらい…家事炊事洗濯くらいできるんじゃないんですか?」
「み…みぃ…?」
はぁぁ…溜め息しか出ませんよこうなったら。
説明書読んで入力すれば大丈夫だろう。
その間、ずるずる、とお茶漬けをカッ食らうあきら様を眺める。
アイドルなのに、こんなに豪快に、しかも旨そうに食う人は、なかなかいない。
説明書読んで入力すれば大丈夫だろう。
その間、ずるずる、とお茶漬けをカッ食らうあきら様を眺める。
アイドルなのに、こんなに豪快に、しかも旨そうに食う人は、なかなかいない。
「ごっちそーさまー♪」
「はいおそまつさまー」
「はいおそまつさまー」
ご飯粒1粒残さず食べてくれるあきら様をみて、俺は見直した。
でも言ったら怒られるから、言わないことにした。
でも言ったら怒られるから、言わないことにした。
「あきら様のお口にあいましたか?大丈夫でした?」
「うん、美味しかったよ!ありがとう、白石♪」
「…い、いいえ…っ」
「うん、美味しかったよ!ありがとう、白石♪」
「…い、いいえ…っ」
嬉しそうに、笑った…あきら様が。
無邪気に笑う彼女に、心臓が止まりそうになる。
無邪気に笑う彼女に、心臓が止まりそうになる。
…あきら様は、僕のこと、どう思ってるんですか?
いつもいじめられてばっかりだけど、確かに俺なんて似合わないけど。
いつもいじめられてばっかりだけど、確かに俺なんて似合わないけど。
好きだなんて、言えない。
言えるわけ、ないだろ?
言えるわけ、ないだろ?
言えない代わりに、
俺はあきら様のほっぺについているご飯つぶを
とって口に運んだ。
俺はあきら様のほっぺについているご飯つぶを
とって口に運んだ。
…あきら様が怒ったのは、なんでだろう?