重力に逆らって、ベッドに横たわっていた上半身をバネ仕掛けの様に勢い良く起こし
窓から差し込む光が藍色をしているのを見た限り、朝には程遠く
「・・・ゆめ?」
と、自ら呟いた独り言で今まで見ていたのが夢だと分かった。
「酷い寝汗。シャワーでも浴びてこようかな」
窓から差し込む光が藍色をしているのを見た限り、朝には程遠く
「・・・ゆめ?」
と、自ら呟いた独り言で今まで見ていたのが夢だと分かった。
「酷い寝汗。シャワーでも浴びてこようかな」
脱衣所でパジャマを脱ぎ棄て、一糸纏わぬ姿になれば全身に感じる冷気の存在が
今が秋だという事をアピールしているようで
さっきまで見ていた夢なんか、嫌悪感だけを残して既に記憶から消え去っていた。
今が秋だという事をアピールしているようで
さっきまで見ていた夢なんか、嫌悪感だけを残して既に記憶から消え去っていた。
秋晴れの下、学校指定の冬服だけでは寒気を感じ始めると
焼き芋が美味しい季節になったと実感させてくれる。
そんな中、学校が終わった私は、こなたと一緒に我が家に帰って来た。
こなたの目的は私と一緒に遊ぶでも無く、ましてや宿題を片付けるなんて殊勝な考えでも無い。
こなたの恋人で、私の双子の妹。
つかさに会いに来たのだ。
焼き芋が美味しい季節になったと実感させてくれる。
そんな中、学校が終わった私は、こなたと一緒に我が家に帰って来た。
こなたの目的は私と一緒に遊ぶでも無く、ましてや宿題を片付けるなんて殊勝な考えでも無い。
こなたの恋人で、私の双子の妹。
つかさに会いに来たのだ。
「やっほ~、つかさ」
「あ、いらっしゃい。こなちゃん」
「あ、いらっしゃい。こなちゃん」
既に帰宅していたつかさが、居間で私達の帰りを待っていたようで
玄関を開けたら、すぐに顔を出してきた。
そして、こなたはつかさの部屋に行き、私は自室で読書をしたり居間でゲームをしたりと
二人とは別々の行動を取っている。
玄関を開けたら、すぐに顔を出してきた。
そして、こなたはつかさの部屋に行き、私は自室で読書をしたり居間でゲームをしたりと
二人とは別々の行動を取っている。
別に二人を気遣っている訳では無く、逆に二人が付き合って間もない頃は
私も一緒に出掛けたり、ゲームをしたりと行動を共にしていた。
でも、それが駄目だったみたい。
私も一緒に出掛けたり、ゲームをしたりと行動を共にしていた。
でも、それが駄目だったみたい。
気付いちゃったのよね。
こなたが向ける笑顔の違いに・・・
こなたが向ける笑顔の違いに・・・
こなたが私に向ける笑顔は親友として触れてくれる嘘偽りない笑顔で
つかさに向ける笑顔は曇りの無い愛おしい者にしか見せない笑顔。
つかさに向ける笑顔は曇りの無い愛おしい者にしか見せない笑顔。
その違いに気づいた時『どうして私に、その笑顔を向けてくれないの?』と
考えている自分に愕然として、そして全てが分かった。
考えている自分に愕然として、そして全てが分かった。
“私は、こなたの事が好きなんだ”
この気持ちに気付いてしまえば、今まで感じていた不安の正体も簡単に見抜けてた。
つまり、今の様な状況になるのが嫌だったんだ。
つまり、今の様な状況になるのが嫌だったんだ。
つかさはこなただけを見て、こなたはつかさだけを見て
そして私には振り向いてくれない。
そして私には振り向いてくれない。
だけど、つかさが幸せになれるなら、
こなたが幸せになれるなら、
私の想いなんか不燃ゴミと一緒に捨ててしまえと思い
こなたとつかさが一緒の時は距離を置くようになった。
こなたが幸せになれるなら、
私の想いなんか不燃ゴミと一緒に捨ててしまえと思い
こなたとつかさが一緒の時は距離を置くようになった。
私はこなたの親友として高校生活を堪能出来れば、それで満足。
明日も見る事が出来る、こなたの笑顔を思い浮かべながら
全く頭に入ってこない小説を閉じた。
明日も見る事が出来る、こなたの笑顔を思い浮かべながら
全く頭に入ってこない小説を閉じた。
次の日
昨日までの秋晴れが、まるで嘘の様に分厚い雲が掛かり
それは私の心情を反映しているみたいで、少し憂鬱な気分にさせてくれる。
昨日までの秋晴れが、まるで嘘の様に分厚い雲が掛かり
それは私の心情を反映しているみたいで、少し憂鬱な気分にさせてくれる。
「こなたは休みか・・・」
何気なく向ける泉こなたの座席は、空虚にも主を失っており
それだけで今日という日がセピア色に霞んで見えてしまうのは
私の恋心が見せる幻覚だと思う。
そして、1日会わないだけで、こなたへの想いが溢れそうになってくる。
それだけで今日という日がセピア色に霞んで見えてしまうのは
私の恋心が見せる幻覚だと思う。
そして、1日会わないだけで、こなたへの想いが溢れそうになってくる。
“こなたに会いたい! 会って、私の気持ちを伝えたい!”
でも、それは決して許されぬ行為。
だから私は、いつまで保てるか分らない理性に便りながら
自分の気持ちを抑え続ける事を選んだ。
だから私は、いつまで保てるか分らない理性に便りながら
自分の気持ちを抑え続ける事を選んだ。
IFから始まるStory 第2章 完
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- かがみん切ないのう…。続き楽しみにしてます -- 名無しさん (2008-01-11 12:09:21)