アットウィキロゴ
kairakunoza @ ウィキ
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

kairakunoza @ ウィキ

てけてけかなたさん その5・りゆう

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
『"神様からのごほうび"って言ったら……信じる?』
 ちょっと照れながらの、お母さんの言葉。
 普通に言ったら、誰も信じないはずだけど……
『だって、お母さんがここにいるんだもん。絶対信じるよ』
 今なら、何を言われても信じられる。

------ 「てけてけかなたさん」 その5・りゆう ------

『ずっとそう君とかなたを見守ってきて……そのごほうびにってね』
 そう言うと、画面の中のお母さんの背中にぽんっと小さな翼が現れた。ごていねいに、
頭には輪っかまであるし。
『本当ならただそばにいるだけでもよかったんだけど、それだとすぐに力が無くなっちゃうから。
 それで、他の人から『無機物に依れば、力の消費が抑えられるから』って聞いて』
『……で、私のパソコンに?』
『ええ。ケーブルで繋ってるから、そうくんのパソコンにも』
 ああ、だからさっきお父さんも叫んでたんだ。
『それは嬉しいんだけど……エロゲを捨てることまでしなくても』
『親としての監督責任です』
 うわ、1秒で返事が来たよ!
『まったく、こなたったらネットゲーム以外はほとんど美少女ゲームなんか入れて。
そう君もそう君です。私みたいな体つきの女の子キャラだけじゃなくて、胸の大きい
キャラの美少女ゲームも大好きだなんて……ぶつぶつ』
 あ、あの、おかあさーん。翼でウインドウをぺちぺちしながらいじけないでー。
『というわけで、連帯責任で二人の美少女ゲームは全部捨てさせてもらいました』
『うー、まだクリアしてないゲームもあるのにー……』
『プレイしたいなら、18歳になってからです』
『あの、ついこないだ18歳になったんだけど?』
『えっ……』
 ……お、お母さん?
『……ま、まあ、それはそれとして』
 ちょ、おまっ! えっ、勘違いーっ!?
 そうツッコミを入れようとしたけど、次の言葉でキーを打つ手が止まった。
『そういうわけで、しばらくこなたのパソコンのお世話になりたいんだけど……いい?』
 ……まったく、ダメなんて言うわけないじゃん。
 私の、たった一人のお母さんなんだから。
『エロゲーをインストールしてもいいなら』
『ハードディスクをフォーマットしてもいいなら』
『うー、厳しいんだからー』
 そう打ち込んで、私と画面の中のお母さんは思わず笑い合っていた。

 ――よろしくね、お母さん。







コメントフォーム

名前:
コメント:
  • ------ 「てけてけかなたさん」 その5・りゆう ------



    『ずっとそう君とかなたを見守ってきて……そのごほうびにってね』
    ↑かなたじゃなくてこなたですよね、でも本文は勝手にいじらない方がよいと思いますのでそのままにしておきます -- 名無しさん (2009-02-12 17:12:02)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
添付ファイル
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー