「やっほ~つかさ~。こなたんは帰ってきたよ~」
そろそろ10周を超えようかというところ。
こなちゃんは、まだまだ余裕といった感じで走り続けている。
これなら、50周という距離でも案外走りきってしまうのではないか。
そう思えるくらい、快調なペースだった。
こなちゃんは、まだまだ余裕といった感じで走り続けている。
これなら、50周という距離でも案外走りきってしまうのではないか。
そう思えるくらい、快調なペースだった。
でも、問題はこれから。
これからどんどん気温も上がってくるし、体力も消耗する。
それに、何か事故が起こるかもしれない。
そういう意味では、私の不安は完全には消えなかった。
これからどんどん気温も上がってくるし、体力も消耗する。
それに、何か事故が起こるかもしれない。
そういう意味では、私の不安は完全には消えなかった。
「お姉ちゃん、なんでこなちゃんを止めなかったの?」
私はスタート前からの疑問を思いきって聞いてみた。
きっとお姉ちゃんなら、こなちゃんを止めてくれると思ってたんだけど……。
きっとお姉ちゃんなら、こなちゃんを止めてくれると思ってたんだけど……。
「こなたがゴールしたら、分かるんじゃない?」
「分かるんじゃないって、お姉ちゃん!」
「こなたがなんでこんなことを始めようと思ったか、それが分かればこなたの気持ちも分かるわよ」
「……………」
「大丈夫よ。みゆきもいるし、無理だと思ったらすぐに止めるわ」
「分かるんじゃないって、お姉ちゃん!」
「こなたがなんでこんなことを始めようと思ったか、それが分かればこなたの気持ちも分かるわよ」
「……………」
「大丈夫よ。みゆきもいるし、無理だと思ったらすぐに止めるわ」
お姉ちゃんはそう言ってくれたけど……。
やっぱり不安は消えない。
やっぱり不安は消えない。
「つかさ~、こなたんはここだよ~!」
12周目に入るこなちゃんの声だけが、私の心に響いていた。