13 数alx

数の基本


 語の前に付くものは基数、後に付くものは序数になる。これは形容詞の扱いなので制アルカに数詞は無いことになる
 数は1,2,3,4のように数字で書いてもいいし、ko,ta,vi,vaのように書いても良い
 また、「いくつ」や「何番」はtolaを用いる

[ ova ]
4 miik (四つのりんご)
miik 4 (四番目のりんご)
tola miik? (いくつのりんご?)
miik tola? (何番目のりんご?)


※「アルカ」(2003/10/13)における記述では、この当時は基数も他の形容詞と同様に後置され、序数は、接尾辞laをつけることで表していた。よって、miik va(4つのリンゴ)、miik vala(四番目のリンゴ)のように表していた。
※「アルカ」(2003/10/13)における記述では、数や量の疑問はtosで表し、tolaは序数の疑問に用いていた。miik tos(いくつのリンゴ)、miik tola(何番目のリンゴ)
※2005/09/02最終更新版では、この序数後置・基数前置の表現方式になっていた。しかし、数量の疑問はtoalx(いくつ)やtoilx(何番目)が用いられていた。


〈メルの数え方〉


 メルの数え方は基本は「つぶよみ」である。千二百三十四を「センニヒャクサンジュウヨン」という読み方でなく「イチニサンシ」と読む。以下は数のリストである
※非メルの数え方というのもある。それは日本語と同じ数え方である
[ ova ]
0:u
1:ko
2:ta
3:vi
4:va
5:le
6:ki
7:no
8:te
9:lo
10:kona:十
100:koso:百
1000:koke:千
10000:sen:万
100000000:ton:億
1000000000000:can:兆
10000000000000000:ron:京

0 :na:シングルゼロ
00 :so:ダブルゼロ
000:ke:トリプルゼロ  ※この三つは単体では使えない

[ ova ]
40 vana
4001 vasoko
401 vanako
2000 take
3809 vatenalo
2'0066'2000'0003'1234 taronkikirantaketonvisenkotaviva(二京六十六兆二千億三万千二百三十四)

※「アルカ」(2003/10/13)P92では、di(6), fe(7), me(8)の語形が乗っている。恐らく、前期制アルカの名残の記述と推定される。
後期制アルカではleliに変更。
晩期制アルカではメルの数え方が廃れてtoo(十), gal(百), ten(千)が使われる。


曖昧な数


 メルの数え方で曖昧な数を表わす場合はどうするか。たとえば10は10であり、12は12である。では10数個はなんというか。これは10個強と同じなので10 rakである。逆に10個弱は10 rikという
 では10~19まで、即ち10台はなんというか。これは十の位が1で一の位が不明であるため、ここをtoにする。したがってkotoで10台になる。このときはどうしても数字が使えないので注意
 また、これを応用すれば百数十台という言い方もできる。kototoのように。また、百何十三という言い方もできる。kotoviのように


最終更新:2008年02月16日 14:48