12 語彙
語彙の特徴
ものの形よりも、機能や意味が重視される。また、数字を併用した語彙が多い
〈オノマトペ〉
オノマトペは4種に分かれる。その内訳は擬音語、擬声語、擬態語、擬情語である。以下に実例を挙げる
これらのオノマトペは大別すると、擬音語と擬声語の組、擬態語と擬情語の組に分けることができる。前者は音を表わし、後者は状態や性質を表わすという点で共通している
制アルカでは前者はふつう体系的でなく、個々のオノマトペが乱立している。一方、後者は体系的にできている
擬態語は二つの観点で分類される
一つはその状態が一回性のあるものか、連続性のあるものかという観点である。もう一つはその状態が緩やかなのか急なのか或いはどちらでもない中立なのかという観点である
この二つの視点を組み合わせると6種の擬態語ができあがる。そしてこれら6種の擬態語は
不定詞から体系的に作ることができる
連続性は不定詞を重ねることによって作ることができる。一回性は連続性に対して無標であり、不定詞を重ねないそのままの形が一回性を持つ
一方、緩やかであることを表わすには語音調のCを使って表わす。逆に急であることを表わすには同じく語音調のFを使う。また、中立の場合は無標で、何も付けない
以上を図示すると以下のとおりになる
最終更新:2008年02月16日 13:00