「意味わかんねぇ……」
大阪の惨状を目にしたこの俺、文房具マスターはそういうしかなかった。
いや、だって巨大な大木が大阪に降り注ぐとかなにあれ?わかわからんわ。
大阪府に来たばっかだったけど流石に逃げたね。
そして次の瞬間には地面から飛び出した光が大木を粉砕した。
でもむしろここからがやばかった。今までのは序章にすぎなかったと知った。
大阪中が巨大な触手だらけになっちまったんだよ!
そして上を見ると大阪の空を埋め尽くさんばかりの黄金に輝く巨大な男の象徴がぁぁぁぁ!!!
まだまだ超展開は終わらない。
今度は巨大な二頭身の野球選手がなにやら巨大なものを持って現れた。
まさしくこれは巨大な触手vs巨大な黄金のご立派様vs巨大なパワプロ君だった。
もうヤバイヤバイってマジヤバイ。何がヤバイかっていうと~~マジヤバイ。
とりあえずののワさんの股間をなでて気持ちを落ち着かせた。
この後いろいろあったけれども、巨大なご立派様が消滅したと思ったら次の瞬間には大阪中が旅の扉と化した!
もういろいろと釈然としない思いがするが……
「何だか知らんがとにかくよしっ!!」
旅の扉が目の前に現れたとなってはこれに入らないわけにはいくまい。
さっさと次のフィールドに行・く・ZE!!
ズガンッ!!!
【文房具マスター(◆aJyRAwyrfI)@文房具ロワイヤル 死亡】
「これがバトルロワイヤルというものだ」
旅の扉に入って次のフィールドに行こうとした文房具マスターを背後から暗殺した男、女プーチン書き手は某ズガンの台詞を呟く。
次のステージに行こうと張り切った瞬間殺される。
覚醒しても殺される。フラグ立っても殺される。改心しても殺される。
何故ならそれがバトルロワイヤルというものだからだ。
ちなみに女プーチン書き手は暗殺針とキング・クリムゾンという武器があるが、どちらの武器で殺したかは言わないし描写しない。何故なら……
「何の武器で殺したかは分からない…つまり殺害方法は不明。
それがズガンというものだ」
カオスロワ書き手の彼にとって熱血バトルだの駆け引きだのそういうのは不要。
必要なのは一レスSSで敵をズガンする衝撃のみである。
文房具マスターのデイバッグを回収したプーチンは先ほどまで超展開と化していた大阪を見つめ、散っていった同胞の顔を思い出す。
マーラ様の人とジャイアンの母書き手だ。
「マーラ様の人、そしてジャイアンの母書き手。貴方方の超展開はまさにご立派なものでした。心から感服いたします。
惜しむらくはご立派様による犠牲者が1人もいなかったことです。
でもご安心を。貴方方の無念はこの私が晴らします……貴方方の分まで数多の書き手を大量虐殺致します。カオスロワの力を思い知らしめます。
フ、それにしても私の殺害スコアはまだ2人か。大量虐殺にはほど遠いな」
そう言ってプーチン書き手は1人の男の死体を見下ろす。
彼の暗殺による第一の犠牲者。ハカロワのYERROWである。
彼は恋愛フラグを求めて人が多く集まりそうな大阪に向かっていたところ女プーチン書き手に見つかってしまい、暗闇から忍び寄るプーチン書き手に気付くことなく、最後の言葉も言うことも許されず暗殺されてしまったのである。
まさに運が悪かったとしか言いようがなかった。
プーチン書き手曰く最後の言葉も存在しない……それもズガンというものらしい。
「さて、このまま次のフィールドへ行っても構わんが、放送が始まるまで行動できないのが痛いな。
ならば私は他の県と大阪の境目に潜んで大阪へ向かう途中の参加者をズガンするとしよう……クックックックックック………」
【YERROW@葉鍵ロワ1st 死亡】
【一日目・早朝/兵庫と大阪の境目】
【女プーチン書き手@カオスロワ】
【状態】健康
【装備】暗殺用針@カオスロワ
【道具】支給品一式×3、キング・クリムゾンのDISC@
漫画ロワ、CD-ROM、ののワさん@
ニコロワβ、
不明支給品0~5
【思考】
基本:参加者をズガン、大量虐殺する
1:時間ギリギリまで大阪へ向かおうとする参加者をズガンする
※外見はウラジーミル・プーチン@ムダヅモ無き改革です。
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最終更新:2009年06月09日 20:59