『ポンジュース』を、ご存知であろうか?
愛媛(えひめ)はやっぱり、ポンジュース。
そんなCMをご覧になった事は
ないであろうか?
愛媛(えひめ)はやっぱり、ポンジュース。
そんなCMをご覧になった事は
ないであろうか?
ポンジュース。
えひめ飲料が製造・販売している
日本を代表する果汁100%の
オレンジ・みかん混合ジュース。
えひめ飲料が製造・販売している
日本を代表する果汁100%の
オレンジ・みかん混合ジュース。
混合。
そう、それはミクスド。
そう、それはミクスド。
愛媛(えひめ)と言えば…。
ミ ク ス ド
な の で あ る ! !
時は近未来。
突如地球へと侵攻を開始した
宇宙最強の軍団、アムステラ神聖帝国……!
突如地球へと侵攻を開始した
宇宙最強の軍団、アムステラ神聖帝国……!
その侵攻を開始した年より…。
『36年前』は『日本』ッッ!!
初代マスク・ド・サンキストが
地下プロレスのリングにて、
ジ・ハンドレッドと言う
雄(おとこ)に敗れ死し…。
地下プロレスのリングにて、
ジ・ハンドレッドと言う
雄(おとこ)に敗れ死し…。
4年が経った。
マスク・ド・サンキストの一族は、
初代のカタキ討ちに躍起(やっき)に
なっていた。
初代のカタキ討ちに躍起(やっき)に
なっていた。
サンキストの一族は闇の一族。
人目の当たらない場所にて、
カポエイラの技にて、
拷問(ごうもん)・蹴殺を
行(おこな)う闇の中の闇たる存在。
人目の当たらない場所にて、
カポエイラの技にて、
拷問(ごうもん)・蹴殺を
行(おこな)う闇の中の闇たる存在。
そんな一族を裏社会とは言え、
脚光を浴びさせたのが、
初代マスク・ド・サンキストである。
脚光を浴びさせたのが、
初代マスク・ド・サンキストである。
オレンジを模(も)した
覆面(ふくめん)を被り
カポエイラ+反則攻撃を行ったトコロ、
地下プロレスファンのハートをワシ掴み。
覆面(ふくめん)を被り
カポエイラ+反則攻撃を行ったトコロ、
地下プロレスファンのハートをワシ掴み。
以来、鍛(きた)え抜かれた
一族の男達はその『オーレンジな覆面』
を被り
一族の男達はその『オーレンジな覆面』
を被り
『マスク・ド・サンキスト“○○○”』
と名乗るようになった。
それに呼応(こおう)するように、
一族は大きく繁栄(はんえい)を
していった。
それに呼応(こおう)するように、
一族は大きく繁栄(はんえい)を
していった。
その話はいずれ
カラクリオーSS『ザ・サンキスト』で
語られるであろう。
カラクリオーSS『ザ・サンキスト』で
語られるであろう。
そして、その初代サンキストが
愛した飲料水がある。
愛した飲料水がある。
そ
れ
こ
そ
『ポンジュース』ッ!!
愛媛のポンジュースである!!
その話をする為に、
ある男の話をしようッ。
ある男の話をしようッ。
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
と言う男が居た。
と言う男が居た。
彼はこんな話を聞いた。
ある日を境に、
一族の重鎮(じゅうちん)の娘たる
『小梅』と『小竹』が、
一族の重鎮(じゅうちん)の娘たる
『小梅』と『小竹』が、
自身の家系に伝わる『古武術』を
自身の戦闘スタイルに
取り入れた話だ。
自身の戦闘スタイルに
取り入れた話だ。
その話も…。
詳しくはカラクリオーSS
『ザ・サンキスト』で語られる
であろうが、今は詳しくは省く。
詳しくはカラクリオーSS
『ザ・サンキスト』で語られる
であろうが、今は詳しくは省く。
カポエイラの一族が、
他流派との『ミクスド』を試みる。
他流派との『ミクスド』を試みる。
本
来
な
ら
異端(いたん)に当たる行為である。
しかしそれは『許される』。
しかしそれは『許される』。
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
は、それを知り思った。
は、それを知り思った。
「わちが生まれ育ったこの愛媛県は
脈々(みゃくみゃく)と
根付き伝えられる
『芦崎(あしざき)空手』が
ありますけん。」
脈々(みゃくみゃく)と
根付き伝えられる
『芦崎(あしざき)空手』が
ありますけん。」
な
ら
ば
「小梅様、小竹様の事も
ありますけん…ッ。」
ありますけん…ッ。」
「わちもまた…。
『芦崎空手』との
『芦崎空手』との
『ミクスド』
を取り入れても良いのでわ?」
思うが早いは、愛媛は、
長に願い出た。
長に願い出た。
長…その時の。
その時の長は
『初代サンキスト』であった。
その時の長は
『初代サンキスト』であった。
愛媛は初代サンキストに
こう言う。
こう言う。
「どうか…。どうか。
どうか、カポエイラと、
芦崎空手のミクスドを
許して欲しいですけん。」
どうか、カポエイラと、
芦崎空手のミクスドを
許して欲しいですけん。」
「わちが生まれ育った、
愛媛県にはポンジュースと言う
オレンジ・みかん混合ジュース
がありますけん。」
愛媛県にはポンジュースと言う
オレンジ・みかん混合ジュース
がありますけん。」
「愛媛県を代表するジュース
ですけんね。」
ですけんね。」
「サンキストと言えば、
オレンジジュースで
ありますけんが…。」
オレンジジュースで
ありますけんが…。」
「このポンジュースの味に
めんじて、ミクスドを
許して欲しいですけん…!!」
めんじて、ミクスドを
許して欲しいですけん…!!」
愛媛はそう言うと、
ポンジュースを、
初代サンキストに
差し出す。
ポンジュースを、
初代サンキストに
差し出す。
それを初代サンキストは…。
ゴキュ…!
ゴキュ…!!
と飲む。
そして満面の笑みを浮かべ、
カポエイラと芦崎空手との
ミクスドを許した。
カポエイラと芦崎空手との
ミクスドを許した。
それから、
初代サンキストが、
ポンジュースを愛飲するように
なった事からも、
よほどポンジュースが、
美味かったのであろう。
初代サンキストが、
ポンジュースを愛飲するように
なった事からも、
よほどポンジュースが、
美味かったのであろう。
そんな経緯(けいい)が
ある愛媛…。
ある愛媛…。
彼もまた、初代サンキストを
敬愛していた。
敬愛していた。
カポエイラと芦崎空手との
ミクスドを許してくれた
初代サンキスト。
ミクスドを許してくれた
初代サンキスト。
そんな彼が殺された。
殺したその男の事を…!
殺したその男の事を…!
許せる訳が
無いじゃあないか!!
無いじゃあないか!!
カタキ討ちの人選は、
厳正な会議で決められた。
厳正な会議で決められた。
本来なら、すぐにでも、
カタキ討ちをしたかったが…。
カタキ討ちをしたかったが…。
自分は組織に生きる者。
逸脱(いつだつ)した行為は
許されない。
逸脱(いつだつ)した行為は
許されない。
カタキを討ちたい!
カタキを討ちたい!!
そ
う
し
て
・
・
4年後!
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
は、次期・復讐(ふくしゅう)者
として、選ばれたのである!!
ここは道場。
愛媛県にある道場。
愛媛県にある道場。
2人のマスクを被った男が、
向き合っていった。
向き合っていった。
1人は、
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
もう1人は、
マスク・ド・サンキスト
“今治(いまばり)”
“今治(いまばり)”
愛媛の弟子である男だ。
愛媛は語る。
「マスク・ド・サンキスト“チャイナ”は
決して弱いサンキストじゃ
なかったですけん。」
決して弱いサンキストじゃ
なかったですけん。」
「わちよりも鋭い蹴りを放ちますけん。」
「でも敗れた…それは。
あまりにも真っ当過ぎたからですけん。」
あまりにも真っ当過ぎたからですけん。」
続ける。
「初代サンキスト、
そしてチャイナを殺した
ジ・ハンドレッド…。」
そしてチャイナを殺した
ジ・ハンドレッド…。」
「人型に巨岩を削ったが
ごとくの体躯(たいく)を持つ、
210cmの巨人ですけん。」
ごとくの体躯(たいく)を持つ、
210cmの巨人ですけん。」
「わちの181cm110kgと言う
体格では、真正面にブツかるには、
あまりにも不足と言うモノで
けんしょう。」
体格では、真正面にブツかるには、
あまりにも不足と言うモノで
けんしょう。」
し
か
し
「『芦崎(あしざき)空手』
には、それをひっくり返す
技法があるですけん…!!」
には、それをひっくり返す
技法があるですけん…!!」
愛媛は声を弟子に掛ける。
「今治(いまばり)!」
今治は返事をする!
「はい!!」
愛媛は問う。
「『芦崎空手』は何ぞや?」
今治は答える。
「『サバキ(捌き)』と呼ばれる、
『芦崎空手 創始者・芦崎総帥』が
多様な格闘技を参考にして
作り上げた技術体系を
特徴とする愛媛県発の
空手でございます!!」
『芦崎空手 創始者・芦崎総帥』が
多様な格闘技を参考にして
作り上げた技術体系を
特徴とする愛媛県発の
空手でございます!!」
「相手の攻撃を受け流して
死角に入り込み、
死角に入り込み、
時には投げなどを使って
敵の体勢を崩しながら打撃を加えて
制圧するという
敵の体勢を崩しながら打撃を加えて
制圧するという
実戦を意識した
攻防一致のスタイルで、
稽古においては二人一組での
約束組手を通じ、
多様なサバキを体得することを
目標としています!」
攻防一致のスタイルで、
稽古においては二人一組での
約束組手を通じ、
多様なサバキを体得することを
目標としています!」
パチパチパチ。
愛媛は拍手…。
それから弟子にこう言う。
「その通りですけん、今治!」
「受け流し…、
死角に入り込む。」
死角に入り込む。」
「それさえ成し遂げれば、
如何にジ・ハンドレッド…!
百文字 豪介とて、
芦崎の術中にハメる事が
出来ますけん!!」
如何にジ・ハンドレッド…!
百文字 豪介とて、
芦崎の術中にハメる事が
出来ますけん!!」
「そして仕留(しと)める為の
芦崎空手とカポエイラの
ミクスドですけんね!!」
芦崎空手とカポエイラの
ミクスドですけんね!!」
「死角無き、ミクスドが、
ハンドレッドの死角を
突こうじゃあ
ない、ですけん!!」
ハンドレッドの死角を
突こうじゃあ
ない、ですけん!!」
意気揚々(いきようよう)
の愛媛!
の愛媛!
その愛媛に今治は
あいづちを打つように…!
あいづちを打つように…!
「付け加えますに…!!」
愛媛は続けた。
「そうですけん!
反則殺法ですけん!!」
反則殺法ですけん!!」
「それは芦崎空手の
『裏の殺人技』…ッ!!」
『裏の殺人技』…ッ!!」
「カポエイラだけでは
勝てんけん!」
勝てんけん!」
芦崎空手を加えても
まだ不十分!」
まだ不十分!」
そ
こ
に
「反則殺法ッ!
芦崎空手の『裏の殺人技』
をミクスドにて加える事で…!!」
芦崎空手の『裏の殺人技』
をミクスドにて加える事で…!!」
「わちこと、
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
は、美味しくも
果実的(フルーティ)な
仕上がりを持って…ッ!!」
マスク・ド・サンキスト“愛媛”
は、美味しくも
果実的(フルーティ)な
仕上がりを持って…ッ!!」
「ハンドレッドを、
ブッコロ死する事が
出来るですけん!!」
ブッコロ死する事が
出来るですけん!!」
そして、愛媛は高笑いを挙げる!
「キィィスキスキスサンキスト!!」
「キィィスキスキスサンキスト!!!」
今治もまた笑う!
「キィィスキスキスサンキスト!」
「キィィスキスキスサンキスト!!」
2人で笑う!
「「キィィスキスキスサンキスト!!」」
「「キィィスキスキスサンキスト!!!」」
愛媛は叫ぶ!
「さぁ修練ですけん!!」
「さぁ修練ですけん!!」
「わちは百文字を殺すですけん!!」
「初代サンキストの
カタキ討ちですけんよー!!」
今治も叫ぶ!!
「愛媛師匠ならやり遂げられましょう!」
「この今治、仮想ハンドレッドに
なりましょうぞ!!」
愛媛は構える!!
「さあ!打ち込んで来るですけん
今治ぃぃいいい──ッ!!」
今治も構える!!
「はぃいー!師匠!!」
そうして2人は修練に
打ち込んだ!!
そ
し
て
死合当日を迎えた!!
ーーーーーー
・・・続く。