ケツァルコアトルの権能

作品名:いづれ神話の放課後戦争
使用者:ケツァルコアトル

いづれ神話の放課後戦争に登場する能力。
マヤ・アステカ神話におけるケツァルコアトルとククルカンの権能




能力についての詳細

風神

  • 風を利用した多角的攻撃
    • 日常的なものですら高速で飛ばし弾丸に変える。
    • 同じ風神ならば対処される。
 敵は風を操り、自分の居場所とは反対方向から投擲したのだ。
 たしかに一度目であれば有効な手だろうが。
「己も暴風の神としての側面を持っている。キサマの風の権能、冷静に見極めればその力
の道筋を読むことくらい容易い」

造物主

+ 生体操作
  • 仮初めの生命を作り出す
    • 死体から人形を生み出して使役可能。
  • 生体を自由に改造できる
    • 高い素養があった人々の死体から神格適合者の器を強化することで他の神々よりも強大な力を出力できる。
 奴は創造神の権能を持つ。
 ならば、人を創ることも可能だろう。
(元々素質の高い人間の死体を組み合わせ、より強靭い器を創ったというわけか)
  • 生きた死体を被ることで擬態が可能
    • 肉体を変形させて他の人物に擬態できる。
      • ただし擬態するために器を変異させるため最高性能を発揮できない。
 造物主のスキルを持つヤツは、造ったニンゲンに仮初めの命を与えることができる。
 ヤツは自分の器の上に、別の命を持った器を、まるでロシア人形のマトリョーシカのよ
うに何層にも被せ、防護服の代用としたのだ。
+ 物品の「人類の敵」化
  • 全ての物を人類に仇なす物に変えるククルカンの権能
    • 神話においた旧人類を抹殺するために使用された。
    • 神の所有物や教会の聖別された装備には無効。
    • 人間の道具だけではなく動物も襲い掛かる。
「人が日頃使っていた道具による、人に対する叛乱だ」
 それは「木の人間」たちを滅ぼした神の一柱。
 マヤ神話のククルカンの権能。
 アステカ神話のケツァルコアトルと同一視される神だ。

神殺し

  • 神性を破壊する
    • 攻撃を与えれば相手の神性を傷付け、ステータスを落とさせる。
      • 神格適合者の神の魂が破壊されるが、人間側の魂は残る。
 同族殺し、即ち、神殺し。
 神でありながら神を殺した経歴を持つ者。


元ネタ

ケツァルコアトル(ナワトル語:Quetzalcōātl、スペイン語:Quetzalcóatl、英語:Quetzalcoatl
アステカ神話に登場する神性。蛇の風神であり太陽神。また金星の神である。さらに文化を授けた文化神かつ農耕を司る農耕神。
名前は古代ナワトル語で「羽毛ある蛇」を意味し、マヤ文明においてククルカンという名で崇拝されていた。
トルテカ族の祖神がアステカ族の神話に取り入れられた結果生まれた神であり、「五つの太陽の神話」の中では太陽神としての逸話も残されている。
神話において、人々に心臓を捧げる人身供犠をやめさせたが、それによってテスカトリポカの恨みを買い、呪いのかけられた酒を騙されて飲んだ。
酒で気分が荒んで妹・ケツァルペトラトルと肉体関係を結んでしまい、追放された。
追放時に自分の宮殿を焼き払って財宝を埋めた後自ら供犠に捧げ灰となる。
灰となった後に何羽もの美しい鳥となって空へ舞い上がったとも、虹の彼方に消えていったとも、金星となったとも言われた。

ククルカン(KukulcanKukulkan
マヤ神話の神性。創造神にして最高神の4柱の1柱とされている。
アステカ神話におけるケツァルコアトル同一の存在である。
グクマッツ(Gukumatz)とも呼ばれ意味は「羽毛もつ蛇」。
イシュムカネーとイシュピヤコック、フラカンと共に人類を4度創造し、人に文明を授けたと伝えられる。
チチェン・イッツァのピラミッド(カスティヨ)に祀られている。


関連項目

ケツァルコアトルのレガリア

関連タグ


リンク

最終更新:2023年05月04日 15:34