物語(いづれ神話の放課後戦争)

作品名:いづれ神話の放課後戦争
用語分類:術技分類、世界法則

いづれ神話の放課後戦争に登場する用語。
神話や神々を設定する力
文字だけで呪い、文字を束ねた本は一種の魔術と化し、本を束ねる物語は世界法則となる。




詳細

魔力の塊

 ただの言葉や文字が呪になるように。
 魔導書そのものが一種の魔術と化すように。
 物語には魔力が宿る。
 ましてやこれは現代に蘇った新たなる神話。

+ 異端殺しの結界
  • 旧教会の異端・異教徒に対する歴史を利用した結界術式
 それは旧教会の歴史そのもの。
 その積み上げられた歴史を術式へと変換したのが、この結界術式だ。
 これは教会が認める神以外を滅ぼすため術式。
  • 信仰の対象である神を『滅ぼすべき悪魔』に変換する
    • 結界内の異教の神の神格を低下させ、さらに聖性に対する抵抗を下げる。
 人界の技で殺せぬのが尊き神ならば、それを異端と貶め、魔に変じさせる。
 魔に堕ちた神は、崇め畏れられるモノから。
 討ち滅ぼされるモノへと変わる。
「この結界の中において、異端の神々は全て悪魔と見做される」
 悪魔は『聖なるもの』に対する抵抗力を極端に失う。
 聖女の『祝福』もまた『聖なるもの』
 神罰者の持つ聖別武器も同様。

+ 新生神話術式
  • 三回分の代理神話戦争の神話化
    • ローラシア島自体を一つの碑文とし、神々の戦いとその結末を記録する。
「現代に蘇った神々が新たな『唯一神』の座を巡り戦う新生神話──その全ての記録がロ
ーラシア島には刻み込まれているの……ここまで言えばおにーちゃんにも分かるでし
ょ?」
  • 結末を現実と一致させることで莫大な魔力を生み出し利用できる
    • 残滓のみの唯一神であっても世界改変が可能。
「つまりこの神話が辿るべき結末と、俺たちが『唯一神』となるという結果──その両方
を一致させることで、魔力のロスを無くし、いや、むしろ乗算させて、本来ありえない規
模の大魔術を行使するつもりか」


関連項目

物語によって後世で生まれたレガリア

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最終更新:2020年04月29日 17:23