Silverlio Cry / シルヴァリ・クライ
作品名:シルヴァリオ・ヴェンデッタ
使用者:リュカオン(= ゼファー・コールレイン)
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詠唱 |
創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌く流れ星
輝く御身の尊さを、己はついぞ知り得ない
尊き者の破滅を祈る、傲岸不遜な畜生王
人肉を喰らえ
我欲に穢れろ
どうしようもなく切に切に、神の零落を願うのだ
絢爛たる輝きなど、一切滅びてしまえばいいと
苦しみ嘆けと顎門が吐くは万の呪詛、喰らい尽くすは億の希望
死に絶えろ、死に絶えろ、すべて残らず塵と化せ
我が身は既に邪悪な狼、牙が乾いて今も疼く
怨みの叫びよ、天へ轟け。虚しく闇へ吼えるのだ
超新星──狂い哭け、罪深き銀の人狼よ
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能力についての詳細
ステータス
基準値 |
D |
■■■■■■■ |
発動値 |
A |
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集束性 |
C |
■■■■■■■ |
拡散性 |
C |
■■■■■■■ |
操縦性 |
C |
■■■■■■■ |
付属性 |
C |
■■■■■■■ |
維持性 |
D |
■■■■■■■ |
干渉性 |
A |
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振動操作
基準値と発動値の差も非常に大きく、瞬間的には並みの星辰奏者を凌駕する反面、絶
大な反動が身を襲うという諸刃の剣。
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反響振(ソナー) |
地を蹴る度に生じさせた高周波──微細に揺り動かされた大気の波
が、可聴域を上回る触覚と化して奴らの位置を浮き彫りにした。そ
れさながらそれは、暗闇を往く蝙蝠のように。
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共鳴振(レゾナンス) |
砲弾が散る。鉄刃が散る。接触した途端、まるで共鳴したかのよう
に微塵と消える鋼と鋼。一瞬で互いの振動数をシンクロさせながら
際限なく高めあえば、物質はその形を保てない。
次に足音から衣擦れまで、生じる音を共鳴振動で消し去りながら
三階の窓を刳り貫き無音で潜入。
最後に苦も無く接敵した後、増幅振動で切れ味を増した刃を頸椎
に叩き込んだ。
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増幅振(ハーモニクス) |
- 振動を増幅させて破壊する
- 振動を伝動する物体を通じて壁越しや戦車の中にいるものもまとめて破壊できる。
掌に生み出した極小の地震。それを内臓に打ち込まれば如何な
星辰奏者でもどうなるかは、語るまでなく水風船だ。腹いっぱいに
飲み干した火薬へ火をつければという有様で、爆炎使いは木端微塵
に破裂する。
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孤響音(ソリトン) |
だがしかし、永久に分裂することもエネルギーを失うこともなく一
定のまま残り続ける"振動"が自然界にたった一つだけ存在する──
その名は。
斬撃は、堅固な外殻を打ち破るために放ってきたのではない。
この終わらない振動を、奴の体内に少しずつ撃ち込み蓄えるために。
一発一発は微弱でも、内部で共振を繰り返す毎にそれは相乗作用で
破壊力を高めていく。
攻撃の軽さは、威力ではなく狙い通りの振動数を生み出す精度重視
ゆえ。
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鼓動加速 |
高速で反復運動を繰り返す振り子のように、異能を用いて強制的に
自分の心臓をも稼働させる。激しさを増す血流に血管壁が耐えられ
ないが、寿命を削ることで最後の最後──限界速度を更新した。
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使用者との関連性
武器の振動剣化
宙を舞う肉の塊は引力野郎の左腕。高速振動を繰り返す銀の刃は切
れ味抜群、切っ先に触れたならばダイヤモンドすら両断可能だ。
元ネタ
リュカーオーン(古希: Λυκάων,Lykāōn)
ギリシア神話に登場する人物。
訪問したゼウスを殺そうとしたり、人肉を料理にいれてもたらしたためゼウスの怒りを買った邪悪な者。
諸説あるがゼウスによって一族のうちカリストーと一人を除いて滅ぼされる。
その一人がリュカーオーンの場合、彼は狼に変えられる。
末の子のニュクティーモスの場合、アルカディアの王位を継ぐが、兄弟の禍根でデウカリオーンの大洪水が起きて滅ぶ。
関連項目
狂い哭け、罪深き銀の人狼よの能力分類。
相方であるヴェンデッタの能力。
共に併用して使用する。
相方であるヴェンデッタと共に描いた
極晃星。
振動操作も併用で使用する。
関連タグ
リンク
最終更新:2021年01月23日 23:56