敬虔なる背理

タローマティ
作品名:黒白のアヴェスター
使用者:ロクサーヌ

神座万象シリーズに登場する能力。
戒律の一つ。
性行為の禁止という誓約に対し真我の属性を誤認させるほどの魅惑の力を持つ




能力についての詳細

誓約

  • 性行為の禁止
    • 不義者の女は性に奔放なのが基本(殺人鬼は例外)であるため縛りとして成り立つ。
      • 特に使用者は淫蕩なため精神的な負荷が強い。
「禁欲的な性生活を強いられる反面、変な魅力が憑くと言えば通じるかな? みんな私に
気を許すのよ。相手が不義者なら虜にできるし、義者なら真我の勘を誤魔化せる」

魅了

  • 不義者には魅了、義者には属性誤認させる幻惑の力
    • 魅了のベクトルは不義者向きか、義者向きか選べる。
      • 切り替えは極端で向きによって使える力と使えない力がある。
向き 使える力
不義者 我力が使用可能。完全な不義者
半々 微弱な我力と白の星霊加護の加護が使用可能
義者 回復の星霊加護が強力になり、義者と友好的に対話可能

宇宙法則への抵抗力

  • 世界の法則に対してある種の抵抗を持つ
    • 二元の枠組みを魅了という形で超越する特性から得た抵抗力。
 アルマとロクサーヌは白と黒を行き来できる性質から、既存の法に対してある種の抵抗
力を持っている。加えて厄介なのは、新たな王に期待する心も偽りがないという点だった。


元ネタ

タローマティ(Tarōmaiti
ゾロアスター教神話に登場する悪魔。
名前は「背教」を意味する。スプンタ・アールマティの敵対者であり、女悪魔とされる。
人の心の中に住まい、人がスプンタ・アールマティの命に従おうとするのを妨害するが、
終末において屈服するとされている。
タローマティは「アルヤーマー・イシュヨー」と称される呪文を唱えられると直ちに退散するとされる。


関連項目

敬虔なる背理の能力分類。

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最終更新:2023年02月16日 22:07