(一部抜粋)
カブラカン:ほなアンタラ!あのねーちゃんと同じアークスか!いやぁ~助かったわ、あの島何なん?わてら棲家を追いやられるかと心配だったさかい!
エクト:原住民のあんたらも流石にアレ知らねえか。海底には無かったか?浮上する前とかさ。
カブラカン:たしか~・・・あった気もせえへん、海ん中は色んなモンが沈んでるさかいなぁ。
エクト:まじかー、そん中に紛れ込んでてもあのデカさは気付くんじゃねえかな。
アンニュイ:沈んでた位置にもよると思うよ。んー・・・あの島が浮上した場所ってなーんにも無いトコだったんでしょ?
亡月:正解。コイツが浮上した位置は海底エリアの存在しない。まさに海の墓地みたいな場所さ。んでコイツが浮上した際にポッカリ穴が空いちまって。それはウォパル調査委員会に丸投げしたさ。
ヘリック:あっ一応仕事分けるんだ。
亡月:面倒事はな。
ヘリック:わかるw
コール:面倒ごとだけ回すのは勘弁してほしいな・・・それで、君達も住処を追われている状況なんだろう?あの島が浮上した影響により海王種達が混乱している。
カブラカン:そうなんや!アレが浮かんできたせいでな、エネミー達がまた大暴れしとるんや!お陰でまーた怯えて住む日々に戻った訳や。せっーかくのぉアークスのアンタラがぎょーさん倒してくれてんになぁ。また迷惑かけるかもなぁ。
エクト:気にすんなよ。こういう時にアークスは働いてんだからさ。折角さ安全地区も出来てきた頃にこれだもんな、平和になるまで辛抱してくれな?
ホムンクルス:僕達に任せてよ。あの島もまた沈めてやるからさ。
コール:環境の破壊は最小限に留めないとね。
カブラカン:ああ!そや、それがいっちばんの頼みだったわ・・・。
エクト:頼み?
アンニュイ:沈める事が?
カブラカン:そや・・・あんな、あのぎょーさん立派な島が向かってる先に知り合いの墓があるんや。
エクト:墓?
カブラカン:マキローナって婆さんの墓があってな。わてら皆慕ってたんや。
ヘリック:ん?マキローナ?今マキローナって言ったよね!
コール:マキローナ!?それは本当なのか!?
カブラカン:おわ!?突然なんや・・・?
コール:その墓って研究所の近くに花が沢山咲いてる場所の事だよね?
カブラカン:せ、せやで・・・なんや、知っとるんかあんちゃん。
ヘリック:コールちゃん落ち着いて、気持ちは分かるよ。
コール:困った・・・非常にこれは困ったなあ、はは・・・。
エクト:マキローナ・・・どっかで聞いたような・・・。
ヘリック:まぁ担当じゃなかったからピンと来ないよな。
アンニュイ:勝手に話進められても困るよー・・・。
亡月:何だ何だ?島を止めるなら面白そうだから協力するが。
ヘリック:あー贔屓とか言わんでくれよ。どっち道止めなきゃいけないからな。その墓の原住民は、いさねお嬢の大切な友人の親代わりだった人なんだよ。一人のアークスを救った偉大な原住民さ。皆、情報収集が終わったら帰還して支部に戻ってくれ。一刻も早く機構島対策チームを正式に設立するぞ。いいな?
調査員一同:了解。
カブラカン:なぁ、お願いがあるんやけどな。
エクト:ん?
カブラカン:あの娘っ子には秘密にして貰えんか?多分心配で島を止めようとするかもしれへんのや・・・。マキローナ婆さんからぎょーさん聞かれとったんや、ほんま良い娘だって。まぁ、わては婆さんが死ぬ数日前に聞いただけでその娘っ子の事は知らんけどな・・・。
コール:ああ、勿論だ。必ず、必ず守って見せよう。家族の為に。
<記録終了>
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