(一部省略しています。)
ヘリック:そんじゃ皆、まずはこんにちわ。
一同:(複数は挨拶を返し、もう一方は会釈をする。)
ヘリック:俺の事を知っている人はいても肩書きについては知らない人は多いと思う。まぁ例えば・・・コールちゃん、俺の役職何だっけ?
コール:情報部管理官。外部組織対策課を設立し、博士号を持っている事から専門的知識への対応も可能。それを私に言わせるのかい?
ヘリック:あれ?博士号持ってるの知ってたっけ?ハハハッ!いつ話したっけか・・・うーん。
ラフィオ:それボク話しちゃったゴメン。ほらボクが候補生だった時に臨時教員で来てたじゃん。情報分析学の講義。
ヘリック:あーだっけな!そん時話したっけな!このメンツだとラフィオちゃんしか知らないとなぁ~・・・そうだ君寝てたよね俺の講義?
ラフィオ:は、話進めようよ!
ヘリック:全くもー・・・、まぁその通りだね。改めて・・・(咳払い)俺は情報部管理官及び外部組織対策課総責任者のヘリックだ。んで今回の肩書きは機構島対策部総責任者さ。君達の命を預かるのはこの俺であり、今任務を成功に導く責任を負っている者だ。だからこそ、君達への前提としてお願いしたいのは情報部である我々に対し、今回だけで良いんだが絶対的な信頼を持って任務を全うして貰いたい。それが一番最初の命令だね。
コール:心強い上司だな、虚弱体質の私も安心だ。
ヘリック:コールちゃんは特に一番身の安全を考慮せなあかんけどね!
コール:そ、それは自分でも気を付けるさ!
ヘリック:んまぁ、俺の事は認識して貰ったと思うから皆に自己紹介を頼むかな。それぞれの仲間を知ることで円滑に任務を進める事が出来るからさ。コールちゃんからで良いかな?
コール:う、うむ・・・では、私はコール・ハレー。一応アークスだが惑星ウォパルの研究者でもある。戦力としては期待できないがそれなりの知識はある、そっち方面でサポート出来れば幸いだと思っているよ。よろしく頼む。
ヘリック:はい拍手~。
一同:(拍手)
コール:えっこ、こういう流れなのか・・・?
ミッケ:流れでオレも拍手しちゃったけど良いんだよな?
ラフィオ:髪の毛青いしウォパルって雰囲気があるよね。
コール:そ、それは喜んでもいいのかな・・・ははっ。
ネグロ:(「無理は禁物」が書かれた看板を見せる)
コール:ネグロ・・・君まで参加してるとは思わなかったよ・・・。ヘリックさんは流石やる事が違うね。
ヘリック:褒めてるワケじゃないよねそれ?
コール:私に聞かないでくれ。
マーレ:そうだよね~。というかネグロちゃんって情報部で働いてたの知らなかった!何かカッコいいね!
コール:はぁ・・・ヘリックさん、何故マーレがここにいるか説明してくれるか?
ヘリック:あーうん、それは追々で・・・責めるならエクトを責めてね。
ミッケ:アイツなんかやらかしたんだ。
ヘリック:うんそうだねハハ・・・そんじゃラフィオちゃん。
ラフィオ:んーと、ボクはラフィオ。ホムさんに誘われてこの任務に参加したけど少しでも役に立てたらいいなって考えてるよ。以上。
一同:(拍手)
ヘリック;都市近い子は結構いるからね。仲良くできると思うよ。
ラフィオ:う、うん。
ミッケ:んじゃー次オレでいいよな?オレはミッケ・キャリコ!ビーストって種族でグラールから来たけど、んまー特に他と変わりねえし気にせずよろしくな!
ヘリック:なんとグラール太陽系から来訪した子です。何かあれば宇宙間問題になっちゃうから割とヤバイ。
ミッケ:えっ!?そうなの!?
ラフィオ:やっぱ本人知らされてなかったか。
コール:何となく都合の悪い事を言わない気持ちは分かるがね・・・。
マーレ:はいはーい!アタシはマーレ・ザッフィーロ!ウォパルでの任務がメインだったから多分役に立つと思うからよろしくね!あ、特技は素潜りだよ!
一同:(拍手)
ミッケ:へぇ~、んじゃ息継ぎとかいらないの?
マーレ:ううん、水の中で息できるから!
ミッケ:え!?息できるの!?何それフォトンの力って奴?半端ねえな・・・。
コール:わわっちょ・・・!えーとそうだな・・・そういう事にしといてくれ。
ネグロ:(ヘリックから貰ったスナック菓子を食べている。)
コール:彼女も一応紹介するのかな?
ヘリック:あー、ネグロちゃんは最後にしようとね。良いかな?
ネグロ:?(空っぽになったスナック菓子の袋を綺麗に折り畳んでいる。)
ヘリック:割と君って育ち良いよねー・・・まぁとりあえず、紹介するよ。この子は情報部臨時諜報員のネグロちゃん。今任務での情報部は俺とエクトとこの子の三人だ。ネグロちゃんは基本的に喋る事は無いけどジェスチャーでなら可能だ。ああ、モールス信号もね。指揮はやらないけど、戦闘要員としては期待しても良い。任務となれば本領発揮してくれるよ。多分。
ネグロ:(モールス信号をしている)
ヘリック:え?多分は余計です?ごめんごめん~。(モールス信号をしている)
コール:意思疎通を取ってる姿を見れて嬉しいのか良く分からない図だなあ・・・。
ヘリック:そんじゃ、これから君達はそれぞれを認識した。一方の班とも関わる事となるがこれだけは約束してくれ。「バカ正直に協力すること」だ。決してお互いに隠し事もせず、言いたいことは意見として述べてくれ。何があってもお互いが分からない状態じゃツライものがあるだろう。以上だ。
一同:(ヘリックに注視し、軽く頷く。)
<記録終了>
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