ほ:違法調査部隊救出任務

ほ:違法調査部隊救出任務


今任務総指揮:ヘリック
任務参加者
  • 機構島調査チーム所属:エクト、亡月、ホムンクルス、アンニュイ、ルナソル、バティスト、ネグロ
  • 現場滞在アークス及び非常任務参加者:伊呂波、龍三郎、サーベラス、タルタロス、アージェンタム(管理官補助部)、他アークス13名
  • 記録内重要参考人物(調査部隊所属、任務参加者含む):ZATO-1、シーヴ、ココドラリア、牧野、ストレイト
(計27名)
非常任務担当オペレーター:ヒルダ、ヘンリエッタ、ヤトノ(臨時オペレーター)、ホオズキ(臨時オペレーター)

エマージェンシートライアル:違法調査部隊救出任務【アネクトサルベーション】

惑星ウォパル大海エリアにおいて調査に赴いた【特別調査部隊シーエンディ】が現地にて未確認エネミーの襲撃を受けた。
AISを搭載していた筈だが、原因不明の稼働不良を起こしており、抵抗虚しく劣勢の状況だ。
機構島調査チーム及びアークス諸君は生存者の救出、未確認エネミーの討伐に当たれ。
近況によると巨大な敵性反応も確認。心して撃破せよ。

参考人物概要説明
ZATO-1 キャスト女性 年齢不詳(20代と推定) 本名カユラ・ハウゼン。非人道的実験を行ったことで指名手配を受けているDr.座頭によって改造を受けた実験被害者の一人であり、規定外のフォトンリアクターを搭載されたキャストです。周囲のフォトンを吸収し、自らのフォトンとして出力可能ですが過去にダーカー因子を過剰吸収し暴走した事があり、軽度要注意アークスとして挙げられています。俊敏さに特化した戦闘を好み、PAの扱いは不可の反面テクニックの扱いに長けています。緊急任務発生時、惑星ウォパルにて原生生物生態調査に赴いていた為急遽徴収を受けました。
シーヴ キャスト女性 26歳 元・自警団所属の教導部にて新人アークス指導を行っている女性です。アークスでありますが爆発物、重火器等の非フォトン搭載武器を得意とし局地戦闘にも対応可能です。緊急任務発生時、教導部本部に滞在していましたが、任務内容を確認し急遽惑星ウォパルへと赴きました。その際にアークス3名を動員させています。非フォトン搭載武器はC4,クレイモア、パンツァーファウスト、M202ロケットランチャー等、地球にて使用される兵器を元に製造されました。
ココドラリア 元ニューマン女性 28 元・教導部所属のアークスです。AP231頃、惑星ナベリウスでの任務中原因不明の身体変化が起きた事で、虚空機関にて研究材料として拉致されていた経緯を持ちます。当時は六芒近郊候補者であり、ある程度の自由権限を所有しています。容姿は露出の高い服装に狐に近い耳が特徴的で、普段は単独行動を好みます。今任務では自らの身体変化の関連情報の所得を目的にしていますが、彼女の経歴と機構島の関連度は全く無いと断定されています。
牧野 キャスト男性 29歳 オラクルにて数少ないオカマ気質のアークスです。近接戦及びテクニックの扱いを得意とし、前線にて遅れを取らない実力を持ち合わせてます。ジャガーノートとは交友関係を持っています。緊急通達を確認後、今任務に参加しました。
ストレイト・ザオバー キャスト女性 19歳 ダーカー因子に取り込まれ自我を失ったアークスを駆除する特殊任務班「アークス殺し」に所属しているアークスです。アークスシップ48332番艦<ナイトロ>出身で、シップ崩壊後、元・虚空機関職員Drスペルによって種族変更を施されました。基本的に一般的な任務に赴くことは滅多にありませんが、非常事態の為特別認可のもと今任務に参加となりました。


任務概要
  • 任務成功条件:生存者の救助及び敵性エネミーの鎮圧
  • 任務失敗条件:一定数以上の要救助者の死亡及び救助部隊の死傷者発生
  • 作戦方針:生存者救援を優先しつつ敵性エネミーを鎮圧。敵性エネミーは襲いかかる個体のみを討伐対象とし、過剰な戦闘は避けるように。また、救出対象の中で手遅れと思われる人物が現れた場合は各班代表が自己判断にて安楽死及び生存者の優先的行動を取る(場合によっては救難者の見捨てる事)など選定をする事とし、倫理的措置を行ったとして判断者への批判は皆無とする。
  • 注意事項:AISが使用不可という非常事態が生じているが、アークス個人のフォトンは問題は無いとの事から詳しい分析が必要とされる。詳細については後ほど分析を行うとし、救助部隊は不規則的状況の中で迅速に任務を遂行する事。
  • 救助隊配属
ヘリック班:研究所群周辺エリア アンニュイ、ネグロ、伊呂波、サーベラス、アージェンタム、シーヴ、ZATO-1含む9名 調査部隊シーエンディが最初に降り立ったエリアとなり、彼らの出撃用キャンプシップ・AIS搭載航空機が着地しています。ここらを中心に敵性エネミーが集合しており、現地研究員やアークスの中で死傷者が報告されている状況です。上記の通りAISは原因不明の稼働不良を起こし、全く稼働しません。また、巨大な敵性エネミーが接近している事が確認された為、特に厳戒態勢が必要となります。
龍三郎班:水上都市外部エリア 亡月、バティスト、タルタロス、牧野含む9名 調査部隊の中でも研究員7割の水上都市部担当チーム達が襲撃を受けているエリアです。防衛担当のアークス達の奮闘虚しく、多勢のエネミー相手では歯が立たず避難を続けている状況です。約半数の研究員は既に死亡が確認されています。
エクト班:居住区跡周辺エリア ホムンクルス、ルナソル、ストレイト含む8名 水上都市外部エリアに派遣されたチーム同様に研究者の割合が6割と多く、極限的な状況から仲間内でのトラブルが生じて連携が全く取れていない状況になりつつありました。このエリアには1個体の巨大な敵性エネミーが確認されており、約30分程で7割の調査部隊の生体反応が途絶えました。アークス達により応戦されていますが地形的問題から不利である事が確認され、避難警告が出されている状況です。よってエネミーとの戦闘を避けつつ生存者の救援を最優先とされています。


任務状況記録

A.P.240/10/19
【ヘリック班】
現地到達時状況
  • 調査部隊死傷者:研究部5名、アークス3名
  • 生存者:研究部12名、アークス6名
  • 敵性エネミー:約40体程。全てのエネミーは未確認生物であり、過去のデータからも一致せず。また巨大エネミーの接近も確認。
+ 任務状況報告-ヘリック班
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  • 14:54
調査部隊-シーエンディ-の責任者である研究部惑星部門研究長アレンから救急要請を受けて31分経過し、救助隊一同は部隊編成を完了したうえで機構島に到達。
ヘリック班は周囲のエネミーの討伐及び生存者の救出を実施。前線は伊呂波の指揮下のもと戦闘を開始、未確認エネミーの為細心の注意を払っての迎撃戦となりました。
未確認エネミーは現地点では3種確認、2種の個体数は多く、残り1種は1個体のみで人型であることが確認されています。
研究長アレンは放心状態で会話も時間の無駄とヘリックは判断し、現場総指揮を担いました。アンニュイ、ネグロ、アージェンタムは生存者の救出及び負傷者の避難を担当、伊呂波、サーベラス、シーヴ、ZATO-1は調査部隊に属するアークスと共に敵性エネミーの対処を担当しました。
  • 未確認エネミーA:4足歩行の獣の外見に体毛は無く、独特な鱗に覆われている。鱗の無い部分は透き通ったような皮膚組織と思われ、内蔵部分が目視できる。ガルフ系に近い顔面形状であり、二本の角は歪に伸びており他個体を見るに法則性は無く伸びていると思われる。
  • 未確認エネミーB:バル・ロドスの頭部に近い形状だが視覚器官は見られず、異常に長い腕部とネプト・キャサドーラの様な歪な脚部が特徴。長い腕部を利用して移動している様で黒緑色の体液を吐き出し、建造物が溶ていることから強力な酸性液と推定。
  • 未確認エネミーC:人型エネミー。外見は全身が鱗で覆われ、バル・ロドスのヒレの様な物が背部に2つ生えており、腕部にも鋭利なヒレが目視できる。また、腰部から細長いヒレの様な形状の尻尾が特徴的です。人語を話すことは無く、調査部隊によるとアークス数名を殺害し、一人は生きたまま捕食したとのこと。

  • 14:59
<音声記録>
[ヤトノ]:前方に目視出来るあのアークス、状況的に助けようとすればエネミーに囲まれて此方が不利になるだろう。

アンニュイ:むー・・・もう長くは持たないかな。

伊呂波:長くなくても食い殺されてはは癪だ。突っ込んで守りながら潰してくる!

シーヴ:伊呂波!だからあれほど作戦方針を念頭に置いてと言ったのに!援護するわよ!

ヘリック:アレン、いいから答えろ。何が起きた?先日はあんな連中居なかった。潜んでいたとしてもどの様に出現した?

アレン:(目が泳ぎ、ヘリックと目を合わせることは無い)

アージェンタム:無駄だよヘリックさん。その人、どう言ったってこの状況が終わらないまでずっとこれだと思う。

ヘリック:恐怖に呑まれた末路って言うことか?あーくそ、とりあえず周りのエネミーをどうにかするぞ!

[ヤトノ]:ヘリックさん、見たところエネミー自体は強力という訳では無いです、地形と敵の数によって状況敵不利を強いられている様です。そうだよな、ヒルダ?

[ヒルダ]:そういう事だ。あと少しでも遅れていたら半数以上はあの犠牲者と同様になっていただろう。

ヘリック:あの肉塊か・・・。ああはなりたくねえよな、皆?

アージェンタム:出来れば早く帰りたいです・・・。なので迅速に片付けましょう。

シーヴ:重傷者の地点に到達!背中は頼んだわよ。

伊呂波:ああ、その言葉そのまま返すわ。

  • 15:06
伊呂波とシーヴが救出に向かったアークスは既に未確認エネミーAにより約20%前後の身体を損傷しており、応急処置のみでは難しい状態でした。サーベラス、ZATO-1の奮闘により未確認エネミーの注意がそちらに向き、重症アークスをキャンンプシップへ避難させました。エネミーからの襲撃も伊呂波によって迎撃。
ネグロ、アンニュイ率いるアークスは重傷者が避難出来る様に自分に注意を向けさせる様奮戦。他アークスも周囲のエネミーとの戦闘を続けました。

  • 15:24
負傷者の確保完了。致命傷レベルのアークス1名をメディカルセンターへ手配するため、現地に降り立っているキャンプシップ一隻をアークスシップへ転送。またエネミーA,Bの新たな増援を確認。エネミーCはエネミー群の背後で動かずアークス側を注視。

  • 15:26
〈音声記録〉
ZATO-1:あの人型は高みの見物か・・・?

サーベラス:高みの見物とはエネミーにしては面白い、そう思わないか?【斑鳩】?

ZATO-1:その呼び名を出してくるのはお前くらいだ【黒狗】。

サーベラス:っと、お喋りする暇も無さそうだ、クヒヒッ!

ZATO-1:おっと、背中を守ってくれてありがとう、とでも言っとくよ。

伊呂波:ん・・・?お前ら知り合いだったのか?てかオメー敬語じゃねえの珍し。

サーベラス:ええ、昔色々とありまして。

ZATO-1:はい私語は後にしようか!

シーヴ:なんとか形勢逆転は出来た・・・けど、此方には護衛対象がいる以上気は抜けない。戦闘ヘリ防衛の時なんかと大違いって事は念頭に入れておきなさい。

伊呂波:あーーーめんどくせ。おっちゃん!あのでかいエネミーってのは何時頃来るんだ?調査部隊のまだ戦える連中含めて13人だけど、お守りしながらでも大丈夫そうか?

ヘリック:あと30分程と予測してる、多分だけどそこらの中規模エネミーと一緒と考えちゃいけないと思うね!それに

アンニュイ:あの人型、絶対何か持ってるよ。

ヘリック:さーてどうするか・・・ネグロちゃん。

ネグロ:(ストレッチを行い、ヘリックを注視する。)

ヘリック:何しようとしてるかはお見通しだよ。だがまだ「あの人型エネミーを殺せ」って指示は出さないよ。何せどう動くか分からん、嫌な予感する。

ネグロ:(少しテンション下がっている)

アージェンタム:増援エネミー含めなんとか討伐出来てます!でもまた出現するんじゃあ・・・。

[ヤトノ]:ヘリックさん、遠方の熱源反応が確認されています。現段階では動く様子はありませんので何か企んでいると踏んだほうが良さそうです。

ヘリック:あーもう何するか本当わかんね・・・皆、なんとしても抑えろ!今は襲い掛かってくるエネミーをどうにかする事からだ!

  • 15:37
エネミーA.Bの約半数以上の討伐完了。各アークスから負傷者は出ましたがその都度回復措置を実施しています。
エネミーCはここでアークスに接近、ヘリックは厳戒態勢を指示。サーベラス、ネグロがエネミーCに対峙しました。

  • 15:41
エネミーCとの戦闘開始。エネミーCは両腕の鱗を形状変化させ、ブレード状にしサーベラスに怒涛の斬撃を繰り広げ、サーベラスはそれを剣の打ち合いの様に対処。ネグロは不意打ちを行うも尻尾のヒレにより逆に攻撃を受けてしまい態勢を崩されました。暗影からの不意打ちでさえも対処した事から、聴覚等が優れていると予測。サーベラスは自分一人のみで対処すると言い、ネグロは一旦後退。その直後、水様の結界が出現。エネミーCを取り囲むように出現し、咄嗟にネグロとZATO-1は結界領域内に侵入。その後結界には入ることは不可能となりました。

  • 15:48
ヘリック:サーベラス!聞こえるか?通信はまだ生きてる様だな・・・。

サーベラス:申し訳ございません、まさか敵がこんな手品を隠しているとは。

ヘリック:ホントだよ、嫌な予感当たっちまったよ。あー二人も大丈夫!?これから三人で対処してもらうことになるけど!

ZATO-1:いやーこれ・・・、初っ端から縛りアリのボス戦って奴かな?

サーベラス:クフッ・・・それくらいで弱音を吐く程でも無いだろう、斑鳩。まさか助太刀などするとはな。

ZATO-1:こんな黒狗でも大事に思っているお嬢さんがいるんじゃあ仕方ないじゃん。・・・えーと、ネグロちゃんだっけ?

ネグロ:(軽く頷く)

ZATO-1:情報部に所属する君には悪いけど要注意人物の私達二人との共同前線、頼むね?

ネグロ:(ナイフを構える)

サーベラス:と、言うことでヘリック殿。そちらは頼みますね。まぁどっち道、私には護衛なぞ不似合いですから。

ヘリック:そうは思わんけどね俺は。注意して戦ってくれ、機構島のヒューナルみたいなものと思っても間違いではないだろう。何せネグロちゃんの不意打ちを見破ったくらいだ、一筋縄ではいかないだろう。

ZATO-1:ええ、あの歪さはヒューナル並ですね。心して向かいます。

  • 15:57
巨大敵性エネミー反応が目視出来る範囲まで接近。3体を補足し、いずれも同個体のエネミーであることが判りました。現段階にて対処可能であるアークスは11名であり、研究員を防衛しながらの戦闘となります。
現段階にてエネミーA,Bの約70%は討伐完了。残り30%のエネミーは後退を始めました。

  • 16:04
[ホオズキ]:通達っス!これより巨大エネミー3体がそちらに到着予定っス、各自注意して下さいっスよ!研究部に映像データと即時分析情報を回して結果データが出たので回すっス。

アージェンタム:ありがとうホオズキさん!ええと・・・え。

シーヴ:ほおなるほど・・・。まさかな。

伊呂波:口頭で頼む。

ヘリック:おい、ホオズキこれ・・・マジで研究部が出した答えなの?

[ホオズキ]:自分も見たんスけど・・・マジっス。

伊呂波:なぁヤバイの?教えてって。

アンニュイ:もしかしたらアタシ達・・・貧乏くじ引いたかも。

ヘリック:貧乏どころか災厄くじってレベルだよねこれ。

伊呂波:おっさん早く教えろよ!

ヘリック:理論上あいつらフォトンエネルギーが俺らの30倍だってよ。

伊呂波:はぁああ!!!!????

ヘリック:って事は再生能力がヤバイから簡単には死なねえってことだな・・・ネグロちゃんだけでもこっちに居てもらったほうが良かったかもね。

シーヴ:まぁ、耐久性があるかは別だと思うよ。一点集中で突破口が比較場合もある。

ヘリック:AISさえ動けばなあ・・・。

[ヤトノ]:ヘリックさん、AISなんですがもしかしたら可能かもしれません。

ヘリック:まじで?

[ヤトノ]:信じてもいいのか?亡月。

[亡月]:おう、パパさんが調査部隊のAISをハッキングしてくれれば、私独自にAISの内部データを書き換えてエラー原因だって分析してやるよ。

ヘリック:亡月?龍さんの所は大丈夫なのか?

[亡月]:ああ、その貫禄あるリーダーとパパさんの可愛い娘が自由に暴れてくれてるお陰でね。それとバティスト君達が他アークスを先導して善戦してくれてるから私は暇なんだ。

ヘリック:今暇って言ったよね?暇って。こっち初っ端からボス格来そう。

[亡月]:という事は私の出番って訳だな。研究員達にAISのセキュリティを甘くするように指示しといてくれ。IDと暗証キー等は既にパパさんから教えてもらった。

[ヤトノ]:ヤトノで、だ。

[亡月]:はいはい、ヤトノさん。そんじゃヘリックさん、書換には10分程掛かるけど大丈夫かな?

ヘリック:10分ね。君達、10分持てる?

伊呂波:余裕じゃないかな。

アンニュイ:即席ラーメン3つ分だね。

シーヴ:爆発物は予め多めに持ってきたから、時間稼ぎには役立つと思うわ。

アージェンタム:なんとか頑張るしか無いですね・・・。

[ヤトノ]:では、AISのハッキングは割とすぐ出来たのでこれから10分持ちこたえて下さい。研究員には動作確認の指示を。

ヘリック:あれ?ハッキングもう終わったの?

[ヤトノ]:ええ、では早急に終わらせろよ。亡月

[亡月]:ほぉ?早急にねえ・・・、そんじゃお望み通りにやってやろうじゃないか。

ヘリック:AIS搭載機に絶対近づけるな!そこをやられたら死と思っとけ!

シーヴ:本当困ったものね、他の応援とかはまだ掛かりそう?

ヘリック:応援はまだ数十分掛かるだろうな。俺達は申請云々をスルーした挙句現地のアークス達だからこそ直ぐに到達できた。今は一分一秒が重要となる!

  • 16:06
防衛ラインに巨大エネミー3体(今後はエネミーDと表記)の到達を確認。
4,3,3の区分にて各エネミーを対応する事とし、またその都度エネミーA,Bの対処も必要であるため、常に気を抜けぬ状況と見られます。
  • 未確認エネミーD:エネミーBの成長した様な外見をしており、腕部は歪つに膨隆し、背部の夥しい触手が特徴。触手の突起部分と思われる部位は棘状になっており、黒緑色の体液が常に溢れ出ている。

  • 16:07
伊呂波:案の上再生してんだけど。

アージェンタム:あわわわわ・・・・ムリ、何アレ・・・キモイ・・・怖いどうしよう。

アンニュイ:大丈夫、アレは只のタコと思えば。

シーヴ:スケール大きいタコよね!?

ヘリック:・・・アンニュイちゃん無茶振りオッケー?

アンニュイ:んー?過度でなければ。

ヘリック:一体のヘイト稼げる?

伊呂波:おまっ流石にキツイだろ!

アンニュイ:ふーん・・・AIS稼働まで?

ヘリック:いけるか?

アンニュイ:割と無茶振りじゃなかったね。ヘリックさんの事だから、アタシの特技は大体把握してたようだね。

ヘリック:頼むね!伊呂波ちゃんは雑魚共を。シーヴちゃん確か非フォトン搭載武器あるんだっけ?ちょっと試しに。

シーヴ:ええ、どうするつもり?

ヘリック:ここの地盤って割と緩いでしょ?

[亡月]:待て、それは面白い結果が見えるが嫌な予感がするぞ。

ヘリック:大丈夫、あの範囲内のみ限定して大爆破を起こせば崩落はここまで起きないはず。

[亡月]:ふむ・・・試してみる価値はあるな。いやなに、単なる探究心って奴さ。

伊呂波:ねえそれまじで言ってんの?

シーヴ:フォトンを扱えない一般兵向きの兵器だけど、ランチャーの爆破力の5倍は出せるわね。

伊呂波:壊すことには特化してんだよなあの連中って・・・。

ヘリック:ああ、お陰で敵性組織の連中がそれ流用して乱用してっから本当ムカつく。そんじゃ後は君達の器量に任した!

シーヴ:アンニュイちゃん!そいつを向こうまで誘導してちょうだい!

アンニュイ:ほーい・・・。ボチボチ頑張るよーー・・・っと!

  • 16:09
アンニュイはエネミーD-1に斬り掛かり自らに注意を引きました。エネミーDはアンニュイの思惑通りに動き、彼女への猛攻撃を開始。多数の触手の突起部分を開口し、アンニュイに襲いかかりましたがそれを回避しつつ距離を維持。
シーヴは別個体のエネミーDの前方約30M先に非フォトン性対生物兵器地雷TM-46:Arkを設置。伊呂波と他2名はエネミーD-2と交戦を開始。ダメージを即時再生する事から消耗戦を避ける方針としました。
ヘリック、アージェンタムと他2名はエネミーD-3と交戦開始。残り2名はAIS付近にてエネミーA、Bと交戦となります。

  • 16:11
ヘリック:あーザトーちゃん!?そっちは大丈夫!?

[ZATO-1]:すまないけどヘリックさん、そうも言ってられない状況だ!黒狗の馬鹿があの薬を導入した。五分五分の戦果を出してるけどこのままじゃ・・・。

ヘリック:オーバードーズを初めたのか・・・!?早めに対処しないとアークス側にも被害が出るぞ・・・。ネグロちゃん聞こえるか?

[ZATO-1]:ああ、頷いてる。

ヘリック:エネミーCを討伐後、もしサーベラスが敵性反応を示したら躊躇無くやってくれ。

[ZATO-1]:了承したみたいだ。私には聞かないんだね。

ヘリック:君も分かってはいるだろう?彼のことは。

[ZATO-1]:分かりたくはなかったけど・・・私は「難民解放前線」時に借りがある。だから【貴方達が用意している最終手段は選ばない】。それでも良いかな?

ヘリック:ああ、そこは君に任せる。

[ZATO-1]:頑固で申し訳ない。

ヘリック:いいさ。俺の部下も同じ事言うと思う。

  • 16:12
AIS再稼働まであと二分。アンニュイは現状を維持させておりましたが、無数の触手により地形ごと削られ攻撃の回避に難儀していました。
伊呂波達アークスはエネミーD-2を地雷ポイントへ誘導。エネミーD-2は誘導されるがままに接近。
エネミーD-3は身体構造を変化させ、関節部分から新たに触手を発生させ、それらを巨大な腕部の様に連なせました。アージェンタムは右腕部の攻撃により負傷、左腕の稼働が困難となりました。

  • 16:14
AIS再稼働を確認。AIS付近防衛をしていたアークス2名の内1名は早々とAISへ搭乗。エネミーD-1の対処へと入りました。アンニュイはAIS搭載機へと赴き、搭乗を図りました。
エネミーD-2地雷地点へと到達、爆破及び地盤沈下による落下を確認。エネミーD-2は這い上がること無く下層へと落下したと予測されます。

  • 16:15
アンニュイ:よし・・・とりあえずAIS2機の稼働はしたみたい?

ヘリック:ナイスだ!そのままあのデカブツを何とかしてくれ。

伊呂波:こっちのエネミーは戻ってこないから気にしなくて良いな。他エネミーの対応に入るよ。

シーヴ:まさかこんな所で兵器が役立つとはね。

伊呂波:地形を利用すれば何とかなるみたいだな。

アージェンタム:ああ・・・これで僕も避難できそうですね。

ヘリック:そんじゃ俺一人でエネミー惹き付けてっから皆はAISに乗ってくれ!アージェンタムくんはご苦労だった、避難して安全確保してくれ。

[亡月]:どうやら成功の様だな。そっち片付いたら私や別の班に援護した方が良いかもしれん。

ヘリック:君ん所は大丈夫じゃなかったけ?

[亡月]:さっきまではな。私も通信は控える状況に入った。それじゃあ諸君頑張ってくれたまえ。

ヘリック:にしては緊張感の一欠片も感じないんだけどなあ・・・ホオズキ、後で他班の情報教えてくれ。AISで援護に向かう。

ホオズキ;了解ッス!そこまで苦戦はしてないッスけどエネミーの出現やらで大変そうッスね。詳しくはそっちを片付けてからが良いッスか?

ヘリック:そうみたいだね。

ホオズキ:ぶっちゃけ旦那さんの所が一番キッツイスよ~。

ヘリック:ははは・・・っと!やべ喋りながら相手すんのキツイわ。またね。

  • 16:17
エネミーD-2の再出現は確認されず。そのまま下層エリアへと落ちたと思われます。ヘリックはエネミーD-3と対峙。損傷を防ぐ為に只管避けることに徹底しました。
各アークスはAISに搭乗し、計7機稼働を開始。エネミーD-1、エネミーD-3の討伐に向かいました。
AIS数機、エネミーD-1に集中砲火を開始。瞬時に再生が行われましたが被弾時は動きが見られず、再生時には動作が見られない事が確認されました。
ホオズキの敵分析の結果、エネミーDの内部構造内の心臓部と思われる部位が異常なフォトン数値を示している事が判明しました。

  • 16:26
ヘリック:おいおいやっと判明したのか!

アンニュイ:ふーっ・・・危ない危ない・・・。流石に一人でボコスカするなんて無茶だよヘリックさん。

ヒルダ:ヘリックの安全確保、これで形勢逆転という訳だな。ホオズキは随時分析中だから結果が出た部分のみ伝えよう。まずエネミーDだが心臓部・・・まぁ体幹部は幸い人型で分かりやすい、心臓部分が弱点と思われる。だが心臓部を覆う鱗の様な箇所はAISの兵器で何とかなるだろう。

伊呂波:やっぱりなー・・・AISが頼りって訳ね。

シーヴ:あの触手、ブレード状になっているから注意した方が良いわ!

ヘリック:んじゃー皆!本領発揮と行こうか!

アージェンタム:まず貴方は避難してくださいよ!片腕吹っ飛ぶまで何で戦ってるんですか・・・。

  • 16:37
AISによる迅速な心臓部破壊に伴い、エネミーD-1,D-3の活動停止を確認。
巨大敵性反応の鎮圧を完了とし、エネミーCと戦闘を続けている3人の援護に及びましたが結界領域への侵入は不可能であり、フォトングレネード、フォトンブリザードでの突破を試みましたが結界領域は微動だにしませんでした。
AIS1機が右前腕パーツを結界領域に接触させると、AISに搭載されているフォトンエネルギーが減少し、活動不可となりました。その為、領域内への侵入は不可能に近いと考えられました。
ホオズキ、ヤトノはその根底を特定しようと分析を続けています。

  • 16:38
ZATO-1:嘘!?AISでの支援は出来ない?

[ヘリック]:ああ、その結界はフォトンエネルギーを吸収する作用を持ち合わせている上にフォトングレネードさえも防いでしまう。すまないがそちらへの援護は叶わない!

ZATO-1:困ったなぁ・・・このままじゃ。

[ヘリック]:サーベラスは?

ZATO-1:ええ、それなら。

サーベラス:GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!

[ヘリック]:おわっ!?

ZATO-1:あの通り・・・理性を失って喚き狂ってる。私やネグロちゃんは迂闊に彼らに近付けれない感じ。

サーベラス:クヒヒッ・・・嬉しい、嬉しいよ私はァ・・・・ッ!久しぶりだこの様に高揚感が収まらぬ事態はッ・・・ヒヒッ!殺す、味わうように殺してやるッッ!!!!

ZATO-1:んー?ああ・・・ネグロちゃんそうだね。確かに君の能力でここを抜け出せるかもしれないけど、私は彼をほっとけない様でさ。

[ヤトノ]:ヘリックさん、アレを打つしか無いようですね。

[ヘリック]:サーベラス専用鎮静剤の事かな?だがアレを使うと精神状態が・・・

[ヤトノ]:私の判断です、彼の身体・精神状態に関して一番熟知しているのは私の判断のもとです。

[ヘリック]:そこまで言うなら分かった。ネグロちゃん、一旦こっちに来てくれ。暗影移動は多分結界領域範囲外だ。

  • 16:42
(ヘリックのもとに瞬時に現れたネグロはヤトノの説明を受け、ヘリックよりサーベラス専用鎮静剤を受け取りました。)
[ヤトノ]:一度だけ説明する。エネミーCを倒したとて、サーベラスは君たちを敵視し、襲い掛かってくる危険性が非常に高い。ここで無駄に労力を使いたくないだろう?サーベラスの頸部には薬液投与用の専用刺入部が存在する。そこに刺して注入まですれば良い。君の暗影操作でサーベラスの足元を硬直させれば良いが、抵抗は激しいと思われるから伊呂波に不意打ちをしてもらう。その隙を見て注入してくれ。

ヘリック:ちょっとした大仕事だ、頼めるかな?

ネグロ:(静かに頷く)

  • 16:44
エネミーCは突然オラクル言語を使用し、サーベラスに語りかける様子が見られました。

  • 16:45
エネミーC:クスクス・・・可哀想、可哀想に。狂うことで強くなれると思い込んでるんだわ。

サーベラス:喋れるのか?ああその方が良い、長年眠っていたのか判らんエネミーの命乞いを聞けるとは喜ばしい事だ、クヒッヒヒ・・・ッ!

エネミーC:もっと面白い事を教えてあげる、沢山生きてきた私からのアドバイス・・・本当の貴方はだぁれ?貴方を見てる人って誰なんでしょうね?

サーベラス:誰・・・?知らん、なんだそれは。

エネミーC:どうせ貴方には理解できないみたいで悲しいわ、フフッフフフフフ!穢らわしい、ドブ川に落ちた狗みたいに・・・。久しぶりに目覚めて良いものを見れて幸せだわ・・・!自らを保つ為に他を犠牲にしてきた愚者はこんなにも滑稽だなんて。貴方は貴方を大切に想う人達を虫を殺すように弄ぶんだわ。楽しそうな人生を送ってるんだわ!

サーベラス:判らん・・・何を言っているのかサッパリだ、しかしその声が気に食わない。頭に響く蝿の羽音の様に鬱陶しい・・・これで分かった。ああそうだ私はお前のような吠えるだけのメスが忌々しく、鬱陶しく、憎々しい・・・!嫌いなんだよ彷徨きまわる蛾の様になぁ・・・ああ虫唾が走る、どこまでも走る・・・ああ頭痛が収まらない・・・殺さねば・・・殺さねば・・・。

エネミーC:ねえねえ、そんなんじゃ・・・「いさねちゃん」までも殺しちゃうよ?

サーベラス:今・・・何と言った?なぜお前が?お前が彼女の名を知っている?おい、何故だ?何故だ!

ZATO-1:黒狗、私の声が聞こえるか!いや聞け!!!粗末な挑発に乗ってどうする!?クッソ・・・あんな安直な挑発に乗るなんて確かに異常だ・・・いつもなら相手がキレるまで煽り続ける癖に。

[ヤトノ]:カルラ、聞こえるか?

ZATO-1:んおおお!?その名前で呼ぶのはやっぱヤトノさんか!相変わらずの神経質ボイス。

[ヤトノ]:好きに言え。先程の説明は聞いていただろう?敢えて驚く振りをするのは相変わらずではないか。

ZATO-1:そりゃどうもー・・・。まぁ黒狗は多分勝てると思いますが、本当に鎮静掛けれるんですかね。

[ヤトノ]:無論そのつもりだ。長年彼の対策案を練っているのは私だからな。

ZATO-1:一個質問が、あのエネミーって人の心でも読めるんですかね?

[ヤトノ]:今疑問に思うところでは無い、任務のみに集中しろ。

  • 16:47
サーベラスは飛び跳ねる様に攻撃を避けるエネミーCに怒涛の攻撃を繰り出しています。ZATO-1は彼を支援すべくバータ系テクニックを使用します。
その際にバータが結界領域に触れた際に一時的に氷結しているのを確認しました。
同時にネグロがZATO-1の元に到着。サーベラスは交戦中の為機械を伺っています。

  • 16:51
ZATO-1:あの結界・・・フォトンブリザードは全く効かなかったのに何故テクニックは・・・?ああでも私一人しか法撃職いないし!何で脳筋面子なの・・・。

[ヘリック]:マジでごめん。

ZATO-1:まぁとりあえず・・・黒狗が勝負付けてくれるかと。

サーベラス:捕まえた・・・!遂に捕まえたぞエネミーもどき!

エネミーC:イタイイタイイタイイタイ!!!!離せ!!!!やめろ千切るな!ヤメッ・・・!

(サーベラスはエネミーCの左上肢を引き千切り、投げ捨てました。その刹那、金切り声が響きました。)

サーベラス:こっちはもう指数本欠損されたんだ、代償は払ってもらう・・・ヒヒックヒヒヒ!!!良いぞもっと鳴け!鳴け!!!

エネミーC:腕ッ・・・腕が・・・アアアア・・・・イタイ・・・。

  • 16:56
結界領域が消失。エネミーCは研究所郡の方角に逃走しました。その際に隠れていたエネミーA,B残党が彼女を守るかのように出現しましたが残党もAISにより駆除。
サーベラスは暴走状態のままAISを襲撃。AISに搭乗しているアークスは応戦しますが、俊敏に死角を狙うサーベラスを補足できず関節部分を破壊されました。
伊呂波はAISから降り、白兵戦に持ち込みました。

  • 17:02
伊呂波:テメェこの野郎!只でさえ数少ない戦力ぶっ壊しやがって!いい加減目を覚ませっての!!

サーベラス:邪魔だ・・・邪魔だ邪魔だ邪魔だ!!!!私・・・俺の・・・・俺の邪魔を・・・邪魔を・・・ヒヒッ。

伊呂波:おっちゃん、ネグロって言ったっけその子?私が羽交い締めにしてる間にその薬打つ様に言って。あとアンタら出なくて良い。間違えて攻撃当たるかも。

シーヴ:する気も無いわよ。

ヘリック:同じくね。んじゃあネグロちゃん、タイミングは君に任せた。あーそだ、AIS乗った子達は他班の援護に向かってくれ。今んとこ5機か。

アンニュイ:んじゃあ私はエクトがどんな有様になってるか見てくるかー・・・。

アージェンタム:悪趣味・・・。

  • 17:05
AIS5機はそれぞれ分担し、他班への援護に向かいました。
伊呂波はサーベラスの攻撃を受けつつも両上肢を掴み、逃げれない様動きを封じました。サーベラスは必死の抵抗を行い、腹部への蹴撃を繰り返しますが微動だにせず。
その隙を狙いネグロはサーベラスの専用刺入部に鎮静剤を刺入及び注入。サーベラスは伊呂波やネグロを払いのけましたが即時型作用であった為、数十秒にて沈静化し昏睡状態に近い状態となりました。
ヘリックはアージェンタムに生存者と負傷者及びサーベラスをキャンプシップに乗せ、先に避難する様に指示し、伊呂波・ネグロ・ZATO-1と共にAISに搭乗し別班の援護に向かいました。
ヘリック班の状況報告は以上です。


【龍三郎班】
現地到達時状況
  • 調査部隊死傷者:研究部4名、アークス0名
  • 生存者:研究員5名、アークス3名
  • 敵性エネミー:約50体程。ヘリック班にて確認されたエネミーと一部同種と思われる。
+ 任務状況報告-龍三郎班
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  • 15:02
キャンプシップより直接転送にて水上都市外部エリアへ到着。この時点で現地アークス3名は未確認エネミー数種及び約50体と交戦中でした。ヘリック班で確認されたエネミーAも含まれており、他1種未確認エネミーを確認。エネミーは既に逃げ遅れた研究員4名を捕食しており、彼らの残骸を視認。他研究員は橋壁外壁の内部に避難しております。
  • 未確認エネミーA:ヘリック班にて確認されたエネミーと同様。
  • 未確認エネミーD:上記同様。

  • 15:04
龍三郎:こちら龍三郎班。これより生存者の救援及びエネミーの撃退を開始するぞ!

ヒルダ:了解した。エネミー群の渦中に倒れている研究員達の生体反応は途絶えている。割り切って戦ってくれ。

バティスト:おいおい、人の真似事かい?そんなヒトみたいな形になってさぁ。

タルタロス:人の形してる方が私は殺しやすくて気楽なんだけどね!

龍三郎:冷静に対処するんじゃぞ。して、お主ら大丈夫か?お主らは研究員達の護衛に入っとくれ。

(現地アークス3名は研究員達のいる避難位置へと向かいました)

  • 15:07
救助隊一同は対象エネミー討伐を開始。
形勢逆転を取ることに成功し、エネミーを確実に殲滅しております。

  • 15:19
龍三郎:のお、お主科学者だったかの?よくわからんが何体か生け捕りにした方が良いか?

亡月:さすがベテランアークス、出来ればそうして貰いたい。

龍三郎:儂が何体か捕まえとこう、他は若者達に任せておくぞい。

亡月:にしても・・・妙だな、何体かは後衛で何もせず傍観しているだけ?ボス格にも見えんし。

[ホオズキ]:えー亡月さん、そちらに中型規模生体反応が接近中ッス。

亡月:中型?大きくないということはアイツらのボス格でもご登場か?

[ホオズキ]:うーん分からないッス。とりあえず厳戒態勢を維持してて下さいッス。

バティスト:ねえねえホオズキちゃーん、ヘリックさんの弱点教えてー?

[ホオズキ]:あの人、素人のコスプレものが好きッス。

(僅かな間、一同凍り付きました。)

バティスト:ええ・・・・・・・・・。

龍三郎:何でここでアイツの性癖知らなきゃならんの・・・・。

  • 15:38
中型の生体反応は遠方にて接近を中止。そのまま動く事無く経過しております。
エネミーDの殲滅完了、エネミーD2体の捕獲も成功し、捕獲装置の転送機能により、アークスシップへの転送措置も施されました。
また、これ以上の生体反応が確認されていない状況のため救援用キャンプシップが生存者を救出手配を施行。及び生存者の避難が完了しました。

  • 15:54
牧野:ねえ、アタシ達まだ待機してるの?こんな所もう居たくないわよ・・・。

龍三郎:気持ちはよーく分かるがの、亡月がどうしても調べたいものがあるとか。

亡月:死体からサンプルは幾らか採取しておきたくてね。ふむ・・・あとは後日調べれば良いか。

[ヒルダ]:龍三郎班、緊急通達だ。水上都市付近の水中深くから生体反応を確認。浮上するまで時間を要すると思われるが、大型と思われる。

バティスト:やっぱすぐ帰っても良かったんじゃないすかねこれ。

牧野:同感よ全く・・・アタシは普通に任務を受けたつもりだってのに。

[ホオズキ]:亡月さーん!ヒルダさんちょっと話割るッス!AISの事話した方が良いっスよね?

[ヒルダ]:稼働不可能と聞いていたが、彼女なら可能なのか?

[ホオズキ]:聞いてみなきゃ分かんないっス!

亡月:ほお?つまりそれはAISを弄っても良いってことか?それをするならまずハッキング技能が頗る高い人物を頼らなければ流石の私でも骨が折れる。なあ、パパさん?

[ヤトノ]:いつでも聞いていると思うな、マッドサイエンティスト。

亡月:出来るんだろ?

[ヤトノ]:ヘリックさんに話を付けよう、AISのデータ内部へのアクセスするためのIDコードを提供する。それでエラー原因を解析すればいい。

亡月:んじゃ、私は忙しくなるから戦闘は参加できんよ。

龍三郎:まぁ充分じゃ、タルタロスに頑張ってもらえば宜しい。

タルタロス:はーい!みんなと頑張るねパパさん~。

[ヤトノ]:ケガが無いようにな。

  • 16:13
新たにエネミーの出現を確認。エネミーDと外見は似ておりまずが、挙動は僅かながら異なります。

  • 16:14
ヘリック班側のAIS再稼働を確認。これにより亡月も前線に復帰しました。
アークスの攻撃した箇所は全て急速に回復され、致命的ダメージに及ばない状況です。

  • 16:18
バティスト:ねえ、アレちょっと可笑しくない?

タルタロス:あー私も思ったそれ。

牧野:みるみる内に再生してるじゃない!!!どういう事よ!!

バティスト:博士ーーー・・・何か良い案無いの!?

亡月:んーー、そうだ良い案がある。AISの応援を待とう。

一同:え。

  • 16:49
エネミーEは都市外壁を破壊し、瓦礫を用いてアークス達に攻撃を仕掛けます。
龍三郎はエネミーDの右上肢を切断するも数秒で再生を開始。

  • 17:05
AIS3機が水上都市外部エリアに向かっている事が通告されました。

  • 17:08
龍三郎:もう少しでAISが来るぞ!ここが踏ん張りどころじゃ!

バティスト:もう無理!コイツ本当キリが無いよ!!!

(エネミーDへフォトンミサイルが炸裂。エネミーDは咆哮し、一旦水中へと逃げました)

アンニュイ:やっほーい・・・待った?

バティスト:マジでヤバかったんだけど!?

タルタロス:返り血で服汚れて機嫌悪いんだけど。

牧野:早く息の根止めて!!!

アンニュイ:相当キテるよね君たち・・・?

  • 17:17
AIS3機の攻撃により、エネミーDの内部にある心臓核を破壊する事に成功。エネミーDはすぐさま倒れ、生命活動を停止させました。
これにより、周辺地域の敵性反応は消失したと確定しました。龍三郎班の状況報告は以上です。

【エクト班】
現地到達時状況
調査部隊死傷者:研究者10名、アークス5名
生存者:2名(行方不明)
敵性エネミー:[この文章は現在規制処理を受けています]
+ 任務状況報告-エクト班
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任務失敗。寄生を受けエネミー化した研究者及びアークスに対し、終了処置を行う様指示を下します。




補遺①:任務参加者によるインタビュー記録
+ 牧野:エネミーEに関する言及
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A.P.240/10/20
ヘリック:任務お疲れ様、流石に堪えたと思うよ。

牧野:全くよ・・・。それにしても質問って何かしら?身内がお腹を空かせて待っているのよ。

ヘリック:そりゃあ大変だ、さっさと必要な事聞いて終わりにしないとね。んじゃあまず、エネミーEに関して・・・アレが出た時に違和感を感じたってバティスト君から聞いてね。

牧野:ええ・・・まぁ初めて見たエネミーだからってのもあるけど、何かしらね・・・あの足の動きが妙だったのよ。

ヘリック:足?ああ、走るときはまるでナベリウスの原生生物の様だったが何か気になるのかい?

牧野:ええ、はっきり言って千鳥足だったの。だって途中何回か足が縺れて転倒したり、滑らして転倒。しかも少し震えていたわよ。

ヘリック:ふむ・・・まるで、アレだね。

牧野:生物学は詳しくないけど、まるで生まれたばかり・・・とは違うわね、急成長して身体がついていかない感じ?私がキャストになった時もそういうのはあったからね。

ヘリック:それは面白い推測だね、亡月に言ってみるか。それともう一つ、あの都市に人がいたって?

牧野:まーそれは気のせいかもしれないわ。あの都市部の建物の上に誰かがいてこう・・・歩いていたのは見えたの。

ヘリック:そうかそうか・・・島に生体反応は感知されなかったが、考えてみれば今までのエネミーも島自体を分析しているのに感知されるのは敵として現れるエネミーだけだしな・・・まぁ人がいるって情報はとても貴重だ!ありがと!

牧野:良いわよ、これくらい。
〈音声終了〉
+ ZATO-1:エネミーCについて
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A.P.240/10/20
(一部省略)
ヤトノ:して、あのエネミーCはヒトの心を読むということか?

ZATO-1:信じられないと思われそうだけど、私はそう感じた。黒狗がパニックになるくらいにだから。

ヤトノ:確かに、あの時我々しか知り得ない情報を何故あのエネミーが、だ。仮に機構島では人体実験を積極的にしていたとしたら、フォトナーはあのような能力を持つエネミーを作りかねんが。

ZATO-1:ヤトノさん、あのエネミーですが。

ヤトノ:ふむ。なんだ?

ZATO-1:中身はただの少女だと思います。純粋故の狂気、と感じ取れる何かがあったんです。

ヤトノ:具体的には言い辛いか?

ZATO-1:すみません、ボンヤリですけど・・・まるで殻に閉じ込められた子が解放されたかのように、高揚感があったんです。あの子は恐ろしい武器を持ちながら心も成長できずに狂ってしまった、そういう憶測をしちゃうんですよ。

ヤトノ:カルラ。アレは君とは違う。

ZATO-1:ええ、私はもう散々痛い目に合いましたし、当分やらかす事は無いですよ。
〈音声終了〉
+ ココドラリア:現地の被害者について
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A.P.240/10/20
(一部省略)
ココドラリア:あの時、もっと早く行ってれば一人でも多くの命を救えたかもしれないと思うがそれはもう未練に近い事だ。しかし、何故寄生を受けた被害者達を終了処置する様指示をした!?

ヤトノ:彼らはあの時点で既にエネミー化していたんだ。それも、たった十数分の間でだ。

ココドラリア:しかし・・・治療を受けて何とか自我を取り戻す事もできたんじゃないのか?

ヤトノ:約60%の身体が変化し、脳組織にまで及んでいたとしたら助かる余地も無いと判断した。

ココドラリア:情報部という者は情けという物は無いのか?

ヤトノ:ああ、情けで苦痛から解放する手段を選んだ。そうでもしなければ大丈夫であった筈のエクト達が犠牲になる可能性だってあると予測出来るだろう?六芒近郊候補者だった者なら理解してくれ。私は死ぬ必要の無い命を守るためならば犠牲を払う事を選ぶ、優柔不断な対応で余計な犠牲を作るのはもうごめんだ。

ココドラリア:・・・確かにその道理は分かる。まぁいい、少し熱くなった。その寄生を行ったと思われるエネミーは大木の根本から出てきたと思われる。だから今後も出現する可能性は高い。まぁ、私たちは運が良かったと言えよう。

ヤトノ:そして行方不明者の足取りは分からなかったか?

ココドラリア:手掛かりはゼロ。何処かに避難したと思うが・・・何せ島の中ではレーダーなど約に立たないからな・・・。

ヤトノ:面倒な事だ。質問は異常だ。ココドラリア、君からは?

ココドラリア:もし、身体変化に関連した研究資料が島内で発見されたら教えてほしい。

ヤトノ:あまり期待しないほうが良いだろう。
〈音声終了〉
+ ストレイト:犠牲者について
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A.P.240/10/20
(一部省略)
ストレイト:昨日は本当にありがとうございました。

エクト:いやなに、アンタも大変だったな。コフィーさんから言われて任務に赴いたら被害者が相手だったしな。ルナソルさんも治療する様に言ったんだけどよ、結局無理だったんだ。あの人でもダメなら仕方がなかったんだ。

ストレイト:寄生されてた皆さん・・・本当に苦しそうだった。ダーカー因子に侵食された人達とはまた違った状態でした。

エクト:やっぱそう思うか?にしても、寄生するまでに10分程と思うが流石に作用が早すぎるよな。ありゃーもし同じ奴が出てきたらヤバかったかも。

ストレイト:多分運が良かった、と言うんでしょうか。亡くなった人達がいるのに不適切でしたね・・・。

エクト:いいや、運が良かった。アレは確かにそう言えるよ。

ストレイト:あの・・・エクトさん。

エクト:ん?

ストレイト:私がアークス殺しに所属している事は、いつから。

エクト:最初っから。噂は聞いてたんだよ。

ストレイト:そう、ですか・・・。

エクト:まぁ・・・ダーカーで普通じゃなくなった人を相手にすんだろ?

ストレイト:ええ、そうですね。

エクト:まだいいんじゃねえかな?俺は普通のヤローも関係なく殺してきた。大した理由でも無くな。

ストレイト:え・・・?

エクト:【猟犬】って知ってるだろ?今は抜けたけど。あの連中もダーカー因子を利用してるって噂だ。もしかしたらご対面するかもしれんから覚えても損は無いぜ。
〈音声終了〉

補遺②:ルナソルからのメールメッセージ
すみません、少しの間身内の事で任務に赴けない状況ですので、メールで報告させて頂きます。また、SCIにて犠牲者となった人の解剖をしたのですが、それについてに詳しい資料などは後程送りたいと思います。行方不明となった二人の事なのですが、多分ですけど建物の中に入ったんじゃないかと思うんです。予想になっちゃいますけど・・・。あの犠牲者達の中にいなかった、という事はあの惨状から逃れられたと、そう思いたいんです。



+ 今任務行方不明者リスト
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  • 第一行方不明者

キーン・ディケンズ

〈キャスト男性〉

  • 第二行方不明者

NIL_da_vinch

〈キャスト女性〉

生死不明だが、アークスとしてではなく人として、二人を絶対に救う。危険を伴う島の中で、これ以上犠牲を作ってたまるか。 ----エクト
最終更新:2018年04月30日 22:33