は:第一次島内探索結果報告書
前期:第一次島内探索による発見物の概要です。今後も研究材料として研究部特別管理室にて保管中です。
総合研究管理者:亡月
研究補佐:コール
臨時研究室管理者:ヘリック
A班探索地-西北部(正規陸地連結用通行路)
①正規陸地連結用通行路(仮名)にて拾われた瓦礫の一部
回収場所:上記に同じ。
説明:建造物の一部である事は確定されていますが、どの様に活用していたかは不明です。部品同様である物までにフォトンが作用されている事から、何らかの機能を持ち合わせていた可能性があります。
破損されていない建造物にもフォトン反応を確認されている事から、島自体がフォトンをメインに利用して活動されているのではないかと推測されています。
コメント:島自体が動いているのはフォトンの仕業と言えば解決だが、それだけではない様な気がする。深く研究する必要があるみたいだ。---亡月
②海草・珊瑚礁
回収場所:大規模連棟研究所群前の陸地
説明:海草・珊瑚礁の分析の結果、機構島始動地点付近に存在している海草・珊瑚礁と変わりはありませんでした。強いて言えば、僅かながらフォトンを帯びていたとの事で保管の時点でどれも枯れ果ててしまいました。
コメント:他の自然物と同様の環境にて保管させた筈なのに何故枯れたんだろう・・・?---コール
③海洋生物(魚類)
回収場所:上記同様
説明:異常反応確認されず。今なお研究所にて飼育中です。
コメント①:B級映画みたいに突然変異を起こして我々を食い散らかすかもしれんな?---亡月
コメント②:映画の見過ぎじゃないのか?---コール
B班-南北部(島外通行用地下施設経路)
①実験資料一部A
回収場所:人工海底地区【ポスティハダル】
説明:当時、島内で行われていた実験内容が記されています。データが古いため大部分は破損しておりました。
遺伝子改変生物ファイル:No.86〇〇--実験失敗。最高傑作となり得るハズだったオガニ・ヴァジールはそれにすら値しない出来損ないだ。とても残念である。 |
遺伝子改変生物ファイル:No.27〇--実験成功。龍族は実験体としては予想以上に役に立つ。今後の関係破綻に繋がろうとも、そこは上がどうにかしてくれるだろう。こちらは死骸を有効利用しているだけだから |
遺伝子改変生物ファイル:No.93〇--実験失敗:あいつが作った人工フォトナーは我々フォ◇◇-の脅威となる筈だ。我々の存亡の為にも、歪であっても完成せねばなるまい。 |
遺伝子改変生物ファイル:No.6〇〇4--実験失敗:魚でも陸上生物でもなく半端なモノが生まれてしまった。早く殺処分しなければ。 |
記録:35-5--島の開発は充分に整った。しかし、妙な胸騒ぎを感じる。例の失敗作共は殺処分した筈・・・。他にあるとしたらフリンジ達だろう。彼らは驚異的な力はあっても知能が低すぎる。教育を施さねば原生生物と変わりは無い。 |
記録48-6--ダーカーだけが敵とは限らない。本当の敵はーーーーーーーーーーーーーーー |
コメント:不明な点は多くあるが、これを記した研究者は愚か者という事は理解できた。---亡月
②重荷移送用車1台
回収場所:地下施設経路(破損部)
説明:研究部にて修理を行い、動作確認等は済んでおります。分析結果からアークスシップ製造の際にも活用されていた多目的作業者である事が判明しました。
コメント①:特に何の変哲も無い作業車だったぞクソが。---亡月
コメント②:半日掛けて修理してから判明したもんね。---ヘリック
③潜水船1台
回収場所:上記に同じく。
説明:上記の重荷移送用車同様に特にフォトン反応も異常も感知されませんでした。
コメント①:何で今の時代に活用できんガラクタを修理しなければいけないんだ?誰だ指示した奴は。---亡月
コメント②:そう言ってますよ情報部司令さん。---ヘリック
④端末アクセス可能オブジェクト(内容データのみ)
回収場所:人工海底地区【ポスティハダル】中心部
説明:断片的情報ですが研究所内での実験内容の引用データや施設の概要等が含まれていました。
Prototype:036【ヴァレラニ】現段階にて生存している人工フォトナーの一人です。彼女が学習することでそれらを模して行動する事が可能です。その為、機械的兵器等も攻撃機構を理解し自らの能力として発現可能です。 |
Prototype:097【アンダヴキ】生まれて間もなく失敗作として廃棄エリアへ破棄されました。自らの名前以外発する事は出来ません。潜在能力は測定不能ですが、知能の低さから敵味方の判別も難しく、対ダーカー戦においても活用できないと思われます。 |
Prototype:305【エルンスティング】ヒューマンが生まれたこの状況において更なる開発としては、種族特有の能力を持った個体を生み出す事が重要と考えられます。人工島にて積年培ってきた研究として、海王種の力を活用すれば誰も予想だにしない個体が生まれると考えられます。アポトーシスに逆らい、永続的細胞を手にした彼こそヒューマン以上の能力を発揮してくれるでしょう。 |
人工海底地区【ポスティハダル】下層部に生息する生物達の為に製造された環境再現型研究エリアです。下層部の生物達は大変危険な生物ばかりであり、時として殺し合いを行う個体も存在します。各部屋が研究資料保管庫となっておりますので、詳しい内容は各担当に聞いてみてください。 |
大型研究所【パンドリディエール】この島において主点となる研究所です。研究目的だけでなく、島自体の心臓核などもそちらに設置されております。心臓核の安全確保の為、実験生物飼育エリアとは差別化されおります。 |
都市部【グレンヴィル】島内中心部に設置されております。人工島総管理者である〇〇〇〇氏がそちらで住んでおり、また彼が作ったPrototype達が共に過ごしております。彼は極度の小心者であり、ダーカーの脅威を避ける為に堅牢な城に閉じこもっていると比喩されます。尚、この島にダーカーは侵攻する事は不可能です。また、島全域のフォトン管理を担う制御装置が存在しており、それらは機械樹【トレント・ヴァジュ】が管理しております。 |
コメント:面白い情報が記されているな。人工フォトナーに施設の概要・・・この総管理者の正体を早く暴いてやりたいものだ。---亡月
C班-東部(人工海岸地点経路)
①人工海岸地点に存在していた瓦礫
回収場所:瓦礫地帯
説明:水上遺跡にて確認された建造物と同様の素材を使われていたとされています。
コメント①:特に変哲も無い瓦礫だね。---ヘリック
コメント②:なんか逆に安心する。---コール
②海底林の一部
回収場所:上記に同じく
説明:フォトン反応が異常値に達しており、物量的に言えば平均的サイズの樹木で一般アークス並の潜在フォトンを有していると思われます。また、分析の結果海王種・原生種の遺伝子を確認。実験の一環として飼育エリアに植えたところ、別の植物が一斉に枯れ始めたため急遽廃棄しました。
コメント①:早速始末書増えちゃったね!何でだよ!---ヘリック
コメント②:驚異的な樹の能力よりも始末書で頭を抱える所が管理官らしいよ本当。---亡月
③分析データ:海底林膨隆部
回収場所:上記に同じく
説明:[編集済]。寄生生物はこの部分から生まれたと推測されます。
コメント①:こりゃあ倫理関係の人たちが動くかもなあ・・・、全てが終わるまでは非公開でお願いしますね。---ヘリック
コメント②:毎度ながら隠蔽操作が必要なイベントが多すぎではありませんか?---情報部司令カスラ
コメント③:うるせーーーーー!!!!面倒事押し付けやがって!!!!バーカバーカ!---ヘリック
最終更新:2018年02月15日 18:50