情報部
アージェンタム・クインケ
「私は情報部管理官補助、アージェンタム・クインケ。あぁ、気軽に頼ってください。」
「さすがにおおおおおばけとかで脅すのは非現実的で意味わからないんですけど????????」
25歳♂ 管理官補助
ヘリック情報部管理官の下で補助業務を担うキャスト男性。頑丈な身体と真面目な性格で、他部署の職員からの信頼も厚く、様々な任務に繰り出している。しかし霊などに恐怖を強く感じる傾向があり、そうしたオカルト的な問題の任務を振ることは禁止されている。これは幼少期に観たホラー映画のトラウマ的影響によるものと思われる。
現在管理官補助の他、情報部研修生の教育も担当。
「エキドナ事件」の後数ヶ月間の謹慎処分を受け復帰したばかりだが、事件の詳細も共有されていることから信頼は失われていないどころか深く人柄が知れ、より信頼を得ている。
彼の妹はエキドナにより彼の前で殺害されており、その際のフォトン暴走からキャスト化を余儀なくされる肉体の損傷と記憶喪失障害を負った。エキドナ事件の際、エキドナ及び彼の叔父との遭遇により記憶は回復しつつあり、現在はそのほとんどを取り戻している。両親もまた、彼がキャストの身体となった後死亡しており、現場から得られた証拠よりエキドナにより殺害されたものとみられている。
ココロ/心石 心
「え、えと…どうも、心石 心っていいます。えっ?、あ、その、研修中です。」
「うへへ…く、クーナちゃんのお話ですか…?」
19歳♀ 情報部研修生
「エキドナ事件」以前からの調査チームにより、エキドナによる被害者と思われる男女の子供として情報部管轄下の孤児院で保護されていたが、アージェンタム復帰のタイミングに合わせ採用された情報部の職員研修生。
実技、座学ともにまずまずの成績だったが、上層部の判断で採用に至った。教育係はヘリックの信頼が厚いアージェンタムが担当し、担当部署が決定するまで彼女をサポートすることになった。
子供の頃から所謂「オタク」で、アニメ(主にバトルや特撮ヒーロー)とアイドルに関する話題を振ると話が止まらなくなる。髪は地の色ではなく、染色しており、本人曰く「クーナちゃんに覚えてもらいやすいと思ったから」とのこと。
現在特別な許可無しの外出、及び他人との対面は禁止されている。
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"ハートメイカー" |
ハートメイカー
情報部上官内のみでの、ココロの通称。「黒沌教」内部での呼称より。
ハートメイカーは「エキドナ事件」より7年ほど前からエキドナの動向を追いかけていた暗躍部内の調査チームにより保護された「半蝕種」。エキドナ内の特殊因子を用いられており、真っ黒の翼を発現。彼女の特性が発覚した場合、親族に半蝕種を持っていることより実前知識を有している及び即座の対応が可能なアージェンタム・クインケが教育係に当てられた。
両親は生存してるが、エキドナにより半蝕種化し、侵食が激しいため自我はほとんど無い状態で保護されている。定期的な面会は許されており、ハートメイカーはこれを毎回楽しみにしている。
D因子細胞の発現は「人間の瞳の認識」をトリガーにしている。人間と半蝕種の区別が付いているようで、半蝕種には反応しない。現在コンタクト型カメラを導入しているが、正式実装まではパーツヘッドのキャストや不透過グラス、マスクなどを装備した職員以外の接触は禁止されている。D因子細胞の発現により、彼女の半径14m圏内に小動物のものと見られる心臓が発生、数は十数に及び、手袋や道具等の使用に関わらず、心臓に接触した者の身体に、深さ1mm~2cmの切り傷又は2cm程度の火傷が現れる。心臓は接触により消滅するが、消滅と同時に1つ発生する。D因子細胞が不活性化することで全て消滅する。翼はエキドナのように羽を飛ばすなどは不可能だが腕のように操ることが可能。
※ハートメイカーの脱走が発生。第二種接触禁忌半蝕種「クインケ」と行動しているとされる。各員両者の"討伐"をお願い致します。
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ユースレス・ノーリザルト
「また君か。そろそろ飽きてきたよ、さ、邪魔だ邪魔だ。」
「ダーカー共が僕をどうにか出来るとでも思っているのか!イライラさせてくれるじゃないか、皆殺しだ…!」
37歳♂ 情報部尋問官
情報部にて、敵性組織及び情報保持者に対し尋問を行うことを主な業務とする尋問官を務める男性。元【虚空機関】工作員。性格は怒りっぽく短気で、常にイライラを態度に現す。しかし仕事に対しては真摯に取り組み、自身の失敗を許さない。
情報部に入った切欠としては、元アークスの婚約者をエキドナ率いる半蝕種の集団に殺害されたことによると思われ、故にハートメイカー始め情報部内部で活動及び収容されている半蝕種に対して憎悪の念を向け、敵対的。
婚約者が亡くなった為に空いた心の穴を埋めるように、様々な女性と関係を持とうとするが、いずれも彼から別れを切り出してしまう。毎日クラブやバーに通い、合コンなどにも積極的に参加しているようだが彼の心の穴を埋める女性には出会えていない様子。
頭部の角のようなパーツは、ダーカー因子にのみ反応するセンサーとなっており、これによりダーカーの位置や能力値を視覚野に投影できるが、エネルギーを使うらしく常に顔色が悪い。
視力が悪いにも関わらずメガネやコンタクトの類を装着しないため常に目を細めており、情報部内での印象は悪いものになっている。
ディセプション・クレバー
「私はディセプション、人事担当を務めています。どうぞ、よろしくお願い致しますね」
「ちっ、あー…クスリが切れた……へっ?い、イヤですね、なんのことでしょうか?」
25歳♀ 情報部人事管理官
情報部にて職員の情報や新規雇用の管理を行う女性。容姿端麗、品行方正、士官学校での成績も優秀で、言葉遣いは丁寧で優しく、特に男性からの評判の良い職員。アージェンタムとは士官学校からの知り合いであり、アークスの研修終了過程も彼女と組んでいたが、アージェンタムは彼女が苦手な様子。
料理を得意としており、時々職員や、情報部内の保護下の人間などにも自らの料理を振る舞うことがある。
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"アージェンタムが苦手とする彼女" |
「スーーーー…ハァーー……そうそう、これ…あぁ、いいわ…」
アージェンタムが、嫌われるような要素がない彼女を嫌う理由は、その"装い"が剥がれた彼女を知っているからである。実際の彼女は違法な薬物を常用する薬物中毒者で、常に体に薬が回っていないとストレスになり、薬が切れてしばらくすると幻覚が見え始めるほど。防毒マスク型の吸引器に薬物のカートリッジを挿して服用している。勿論オラクルでは中毒性のある薬物は違法とされ、厳しく規制されているが、未だ所謂「裏」では出回っており、かなり高額な値段ではあるが存在している。この高価な薬物を手に入れる為に、収入が安定していてかつ高給な職に就こうと「完璧な女性」を演じている。彼女が違法薬物に手を染めた原因は、喧嘩が多く厳格な両親。両親とも喧嘩の度彼女に八つ当たりすることが多くあり、また両親のお互いが一流企業の社長で、どちらも彼女に後継者になってもらおうと両方の企業に関する勉強をさせられていた為、強いストレスになり逃げ道として薬物に走った。
基本的に男性の理想の女性像なのは、男性が多くより上級な職務を務める職場で好感を得て彼らと深い関係を築き、自分を昇格させる為である。
アージェンタムは治安の悪い地域にあった当時の自宅付近にて行われていた薬物の取り引き現場で彼女と遭遇、彼女の振る舞い全てが嘘のものとわかり、以来男性を騙し続ける彼女を苦手としている。
ディセプション・クレバーという名前は、過去の偽っていない自分を隠すための偽名であり、アージェンタムは彼女を本名、「フェイ・ヤン」と呼ぶ。
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最終更新:2018年05月03日 01:07