[SCI]
Dr.アウトブレイク
「Dr.アウトブレイク、君の担当をさせてもらうよ。なに、大丈夫だ、心配はいらないさ。」
「オペを始めよう。ルナ、手伝ってくれ。そうさ、君の手が必要なんだ。」
300?♂ [SCI]兵長及び指揮
非公式衛生兵集団[SCI]リーダー。半ば精神が崩壊しているが、医師としての腕は確かであり、衛生兵としては優秀。しかし時折ではあるが、患者が「改良」を受けることがあり、何度か被害が報告されている。アウトブレイク本人は「元々が不十分な個体であった。付け足すべきであり、これは最も適切だ。」と話している。
ルナソル・L・ゴッドスピードは彼の助手であり、婚約者。婚約者とは言うものの、彼女の好意に気付いた彼が彼女を利用するのに便利だと考えて交際を始めたものであり、彼女を駒のように扱っていることが多い。それ故に、ルナソルの姉、アビゲイルからは殺意に満ちた視線や遠回しな嫌がらせをされるが、ルナソルから得ている好感を下げて彼女を利用するのに支障をきたすわけにもいかないため、喧嘩を起こすことはできないでいる。
エキドナ事件以降、情報部から彼に対し直接、半蝕種の研究依頼が出され、これに協力している。
ルナソル
「要請に応じ参りました、ルナソルです。貴方の安全は私が保証します、頑張りましょうね。」
「せんせえ?もっと私を必要としてくれても、いいんですよ…?」
300?歳♀ [SCI]衛生兵及び教育係、宣伝係
[SCI]所属。アビゲイルの実妹で、ヴァイスの遠い親族。学生のヴァイスに部屋を貸し、ヴァイスがアークスになるまで同居していた。同居中家事は全てルナソルが行っていたせいか、ヴァイスの家事能力は現在も尚向上が見られない。
同じ[SCI]所属のDr.アウトブレイクは、彼女の上司であり、フィアンセ。
カタギリの組織での事件で発生した怪物を捕獲するためにオウガツ・カタギリによりその怪物と同等の力を与えられた。しかし怪物を前に、力の差から逃げ出した彼女をオウガツは裏切り者と断定し、彼女は強酸に浸けて海へ沈められた。300年以上の時を経て陸に打ち上げられた彼女をアウトブレイクが発見、救出し、そのまま[SCI]に加入することとなった。
普段は冷静沈着な彼女であるが、アウトブレイクの前だけでは態度が変わる。また瀕死の彼女を救い[SCI]に勧誘したという彼のことを童話眠り姫の王子様のように思っており、しばしば妄想に耽る癖がある。内容は彼との夫婦生活や間に生まれる子供のことなどがほとんどで、その全てにおいてアウトブレイクは普段の冷酷な彼とは違う温かく優しい人物となっているらしい。また「普通の人間の家族」を夢見ているためか登場人物は自身含め皆、ツノや尻尾は生えておらず肌や瞳も一般的なヒューマンの色をしているという。
度々アウトブレイクから人間なら致命傷となるような暴力を受けているが、それが彼にとってストレス発散になるならと全て受け入れてしまっている。
アビゲイル
「うチはアビゲイル、アビーって呼んでなぁ」
「コないな事は日常茶飯事さかい、パパっと終わらシますえ。」
300?♀ [SCI]戦闘員
ルナソルの実姉。カタギリ前身組織内の事件で薬品を使用し怪物となった元ニューマンであり、顔の継ぎ接ぎは全てクチであるらしい。「うチカて女の子やし、そんな顔は可愛なイやろ?」とのことで縫い付けている。両腕は古くに失われ、義肢に置換されている。
ルナソルとは彼女が同じ怪物にされて以来離れ離れになっていたが、[SCI]の活動が活発になってきた近年再会を果たし、ルナソルを追ってアビゲイルも[SCI]に加入した。
少々シスターコンプレックスがある彼女は、妹に対し酷な態度や暴力を振るうアウトブレイクに実際強い殺意を抱いており、彼との仲は最悪。とは言えルナソルは彼のことを心から愛している様子なので、アビゲイルから喧嘩を売ることはできないでいる。
趣味はぬいぐるみ集めで、ラッピーやリリーパなどがモデルのものをはじめ、かなりの数のコレクションがある。
最終更新:2017年12月03日 06:17