モルグの中心部に到達。端末データから各エリアの概要、島内の生物反応の統計データを確保する事が出来ました。
亡月、コールは端末データの解析を実施。他メンバーは現場調査を開始しました。
【モルグ】はアークスロビーの様な広場となっており、中心部には巨大な柱が設置されています。柱には端末が複数存在しており、そこからアクセスする事が可能です。
エクト:モルグってスゲエ縁起の悪い名前じゃねえか・・・死体安置所って意味でしょ。
ホムンクルス:ある意味、墓場って皮肉も込めてんじゃない?当時はどうだったか知らないけど。
エクト:ヘリックさん、ここ自体は特に無さそうだぜ。端末以外は。
[ヘリック]:無駄に広いってのに何も無いのも違和感があるな。長い年月で廃れてた雰囲気だけど。瓦礫もあんまり無いしね。
亡月:ヘリック、この柱自体が巨大な電子頭脳に近い構造をしている。
[ヘリック]:根拠はあるのかい?
亡月:推測だけどな。各制御システムの稼働状況をモニター上で確認する事が出来る。あと階層毎に生物の熱源反応の統計データもあるぞ・・・これは面白い、ある条件下以外ではあまり活用されない機能を搭載されている。
コール:惑星調査において生物の統計データは良く活用されるが、まるでこの島の生物を管理している様だ。
[ヘリック]:何せ研究所と別惑星の環境を兼ねた島だからね。だが面白い光景だ、ここは。
コール:ああ、ロビーと仮定して海洋施設、電子管理施設等を織り交ぜた場所と思う、私は。それに・・・。
亡月:・・・気づいたか。
コール:ええ、まるで監視されてるかの様だ。感知システムの機能は明確に分からないけど、カメラらしきものと集音機らしきものも存在する。ほらここには空調システムが。
バティスト:あ!ほんとだ~、あんま気にしてなかったな~!
エクト:えっ俺知らなかった。
ホムンクルス:多分みんな勘付いてたよ。ネグロちゃん狙って変なロボットが襲撃してきた時に確認に変わったけど。
ミッケ:みんな良く分かるなあ。俺は戦い専門だから良く分からんよ。
ネグロ:(『先ほどはありがとう』と書かれた看板を見せる)
ミッケ:ん?どういたしまして!
コール:私からも感謝するよ。この子は知り合いでね、以前から情報部で働いているけど今回で心配度が上がったよ・・・。
ネグロ:(『心配ない』と書かれた看板を見せる)
ミッケ:なぁに、前線は任せて貰って大丈夫さ。
エクト:途中参戦としては頼もしい奴が来てくれたぜ。
ミッケ:にしてもここはスゲエ不穏な空気だな。最初の調査と比べてこりゃあキッツイ。
ラフィオ:ミッケさんも思うの?
ミッケ:ああ、このゴゴゴゴ・・・って音?他の水の音や生物の鳴き声と違って気持ち悪いんだよな。呼吸音みてえ。
[ヘリック]:呼吸音ねえ、確かに呼吸パターンは人と同じなんだよね。他の動物と比べてみたけど。レム睡眠・ノンレム睡眠に入った時の呼吸パターンも表出されたから益々謎が深まるばかりだ。
ルナソル:・・・なんだかまるで、人が島になったような・・・なんて。
コール:それは・・・とても酷な事だ。
キーン:あの、僕は先に探査したいエリアがあるのですが・・・よろしいですか?多分ここで複数人調べれば充分かと思われますし。
エクト:ニルちゃんを助けに行きたいんだろ?キーン君。あーヘリックさん、ある程度熱源反応の確認をしながら各エリアの調査に向かっても大丈夫か?
亡月:おいおい、さっき散々なイベントに合ったのに行くのか?私は止めないがな、面白そうだ。ここは敵性反応が比較的少ない。テレパイプも設置し、今後も多くの局地用設備を置いておきたいと思うぞ。
[ヘリック]:モルグを仮の本拠地にねえ、面白いじゃんそれで行こう。
キーン:あっさりと・・・。
エクト:安心しろよキーン君。ニルちゃんが心配なのは俺らも一緒なんだ。
バティスト:そうそう、思いつめた顔したってつまんないよ?
コール:出来れば私も一緒に現場に向かってもいいか?惑星調査員としての使命感もあるけどね。
亡月:探求心旺盛なこった。私はコイツの解析に忙しいからな。頼んでおこうか。
[ヘリック]:ではモルグ待機チームと探査チームで分かれてくれ。
一同:了解。
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