ほ:古代掘削機構【ディアブル・パズ】討伐作戦

エマージェンシートライアル:古代掘削機構ディアブル・パズ討伐作戦


任務概要
  • 任務目的:古代機構種ディアブル・パズの討伐
中央区域モルグ中央部に設置された端末データより一部抜粋:
総務記録■■■987-島内開拓用掘削機であったアブルを量産後、不要となった彼らの処遇を考えた結果を報告する。彼らには島の発展に大きく携わって貰った。その為、彼らも皆の仲間になり、管理者及び島の住人として過ごしてほしい。大型は8機存在したがダーカーとの攻防戦や私の子供たちの遊び相手を経て1機のみとなってしまった。人工脳も搭載している所為か仲間を失って以来暴走気味となってしまった。人工脳であるが、何の意思表示の出来ぬ彼らにも仲間意識があったのか?とても興味深い反応を見せてくれる。彼には一旦眠ってもらい、大抵の仕事は小型機に任せるとしよう。今更生き物として運用する事は無いがね。
ディアブル・パズ-掘削機アブルの巨大化兵器。巨大化以外の差別化として熱線放射機能及び人工脳を搭載。独自に思考・判断を行い、島内の自然保護区の環境維持に貢献。その都度管理者によって改良を施されており、対ダーカー機能はダーカー因子を通常フォトンに変換させる事が可能だがこれによって制御機能が低下し討伐対象の敵味方を判断する為の思考回路は機能しておらず。仲間意識云々については残存機が1機暴走している為、新たに量産機を製造し、研究する必要がある(某事件に伴い研究中止)。

現地メンバー
  • 待機班:亡月、ラフィオ、ルナソル、ミッケ、ニル、ハナ
  • 探査班:エクト、ホムンクルス、バティスト、ネグロ、キーン、コール

任務状況記録
日時:A.P.240/10/20
+ ・15:53-探査班
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ディアブル・パズの襲撃を受け逃走中。ヘリックの指示により現地点から比較的安全地帯への移動する為、セクター4(ルヴェリッサ:人工大海)へと向かいました。その際ディアブル・パズの移動速度は巨大兵器の体格に反し、メンバー達に容易に追いつく程であったためその都度迎え撃つ態勢となりました。
エクト:あーもうくっそ!アイツ追いつくの早いし!

キーン:しかも熱戦撃ってきますよ!?避けるので精一杯です!

コール:ネグロに注意を引いてもらっているが、流石にあの兵器相手じゃあ分が悪い・・・!

ホムンクルス:アイツの目ってどこ!?そこ潰せばいくらか良いんじゃない!?

[亡月]:残念ながら無いぞ。何故ならアイツの赤い部分があるだろう?

バティスト:沢山あるね。

キーン:流し目でも数十個は確認出来ましたね・・・。

[亡月]:あれ全部視覚器。

エクト:うん無理だね潰すのは。

ホムンクルス:弱点は無いの!?ほらあの人間サイズだったロボットみたいに!

エクト:あれ良く見るとな、弱点らしき部分に装甲あるの。

ホムンクルス:えっ無理じゃんどうすんのあいつ。

ネグロ:(『無理。固い、こちらの攻撃に反応しなくなってきた。』と書かれた看板を見せた後投げ捨てる。)

(突如ディアブル・パズは熱線放射を開始。6方向に放射され周囲の建造物が崩落されました。)

ホムンクルス:うわわわわ!?

エクト:アレ反則でしょ!?てかそこらの機甲種よりめちゃんこ強いってどういうことだよ!

コール:あれは機甲種の壊世種のボス格に等しい・・・いや、それ以上の性能を持っているだろう・・・特にあの熱線。一発で死ぬぞアレ。

[亡月]:今なんとか端末に残されたデータを元にコイツの解析を行っている。それまで持ちこたえてくれ。

[ミッケ]:なー亡月博士?オレが助太刀に行っても構わないか?

[亡月]:そうだな、一人でも戦力は欲しいだろう。

エクト:ミッケ早く来てくれ!

[ミッケ]:なぁに、モニター越しだと良く見えないがトコトンやってやるぜ。

(これによりミッケは待機班から探査班へと移行を開始。現場へと急ぎました。)
+ ・15:59-待機班
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ディアブル・パズの解析を行っていた亡月は端末データ内では足りない内容に関して、住人と思われるハナに聴取する事としました。
亡月:という訳でアレの情報を知りたい、知ってる範囲でいいから教えてくれ。

ハナ:あの兵器は・・・私も良く分かってないわ。だって、彼らは姉さん達に壊されてもう居なくなってたと思ってたのに・・・。

亡月:姉さん?文書を読むに壊したのは管理者の娘たちって事になるが、お前もその一人となるのか?

ハナ:そ、それは・・・。

ニル:ねーねー!そういうキツめの言い方したら困っちゃうでしょ!

[ヘリック]:気持ちは分かるが、すまないね此方も焦っているんだ。あの兵器をどうにか止めないと彼らの身が危ないし。

ニル:あのロボット動くなんて思わなかったよアタシ。

亡月:おいこら何言ってんだ戦犯。

ニル:いや何か押さないとなって使命感に駆られちゃって?

亡月:・・・・。

[ヘリック]:気持ちは分かるがそんな目で俺を見ないで。モニター越しでもヤバイよその顔。

ルナソル:何か、私達にも出来る事は無いでしょうか・・・?

ラフィオ:流石に皆が危ないから、何とかしてあげたいけど。

ハナ:あ、あの・・・確か姉さんはあの兵器の足を壊してたのを覚えているわ。そうするとポンコツになるからって言ってたのも。

亡月:足を壊す・・・そうかそうか、アレを試すのも丁度良いか。

[ヘリック]:変なの使わんでくれよ。

亡月:何を言っている。特性の地雷を使うだけだ。なぁに、少し火力を持ってるけどな。

[ヘリック]:足止めに使えんなら良いんじゃないか?その為には誘導作戦が必要となる。地雷原を選定しなければならない。

亡月:個人的には地盤の緩い場所が良いと思っている。仮に活動停止まで及べずとも、更なる下層地区に落としてしまえば此方の勝利だ。界忌種同様に生物的組織部分が存在する以上再生能力もあるだろうさ。ここは戦闘離脱させる事を優先したい。

[ヘリック]:あいつらに指示を出しておく。それまでに地雷原ポイントを決めてほしい。一応現段階にて分析完了したマップを公開しておく。

ラフィオ:うわあ、こんな広いんだ。

ルナソル:アークスシップ程の規模がありそうです。

ニル:ここテーマパークに改造したらいいのにねー。

[ヘリック]:やっぱブレないね君。
+ ・16:04-探査班
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探査班はヘリックより作戦方針の指示を受け、作戦実行の為逃走中ながらも戦略の立案を図りました。またセクター4へ移動中、目視で確認出来るほど地盤の緩い地点を発見。エクトはこれを好機と見なし、ディアブル・パズを更なる下層エリアへの転落する事を提案しました。その頃、ミッケはセクター4:B2Fに到達しています。
キーン:クッ・・・!駄目です!アッパートラップ程度じゃ止まってくれません!

エクト:だと思った!しかしここでチャンスを逃す訳にはいかねえ!バティとホムは前足!ネグロは頭部狙って撹乱を目的に!キーン君とコールさんは援護で!

バティスト:お前はどーすんの?

エクト:あの熱線吐いてる部分ぶっ壊すわ、アレまじで無理、まだ死にたくねえ。

バティスト:同じく!死ぬなら楽な死に方を選ぶなあ!

ホムンクルス:そういう事言ってる間なら絶対くたばる事無さそうだよね。

(探査班に追い付いたディアブル・パズは掘削機を叩き付けるように攻撃を仕掛け、熱線放射を繰り出しました。エクト、ホムンクルス、バティストは回避しつつ対象の目標部位目掛けて攻撃を実施しました。)

ホムンクルス:あっつつつ!?離れてるのに危ないよこれ!

コール:っ・・・あいつ熱線を撃つ際に一瞬放射口のギアが回転しているのが見えた!制止するタイミングを見て避けるんだ!

(キーン、コールはディアブル・パズの関節部位に目掛けて攻撃を仕掛けました。しかしディアブル・パズは微動だにしません。)

エクト:まずコイツ全く効かねえ!ナキさんのアレじゃダメなの!?あっやべ界忌滅牙じゃんアレ。

[亡月]:その通りだ、だから今分析してるんだろう。

エクト:ですよねー。

(ネグロは頭部目掛けて攻撃し、比較的隙間のある部分にダガーを刺し込む事に成功しました。しかしディアブル・パズは稼働を止めず、ネグロを振り払いました。)

バティスト:もうーだめこれ!関節狙っても全然壊れないしッ!

エクト:足止めでもできれば良いが・・・。

[ミッケ]:このタイミングに助けはいるかい?

エクト:ミッケか!ヤベー敵ってのは知ってるよな?

[ミッケ]:詳しくは聞いてないけど、力勝負なら俺に任せろって!

エクト:・・・じゃあさ、今度パフェ奢るから時間稼ぎお願いしてもいい?

[ミッケ]:ああ、お安い御用さ!

エクト:皆!全力で退避だ!

探査班:了解!

(同時刻、ミッケが探査班の元に到着。そのまますれ違う形でミッケはその場に留まり、探査班はセクター4施設へと非難しました。)

エクト:頼んだぜ!

ミッケ:ああ!どんな敵だってこのビース・・・ト・・・え?

(多脚で全力疾走で追いかけてきたディアブル・パズはミッケと対峙する形でその場に静止しました。)

ミッケ:・・・・・・・アレを?

エクト:アレを。

ミッケ:この野郎騙しやがったなななななぉおおおっっ!!!??
(突如掘削機で叩き付けるように攻撃を仕掛けてきましたが、ミッケはそれを寸での所で回避しました。)

ミッケ:ちっくしょう!ブッシュ・ド・ノエル追加な!!!

エクト:スイパラでも良いよ!

ミッケ:交渉成立!!!
+ ・16:18-探査班
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探査班はあと数分でセクター4へ到着予定。その内コールとネグロはミッケの近くに配置しております。
ミッケ:やっぱ無理逃げよ。

[ヘリック]:早くない!?

ミッケ:コイツ隙が全くねえんだって!いくらオレでも骨が折れるわ!

コール:仕方ない、奥の手を使おうじゃないか!

[エクト]:コールさんそれやったら即逃げるんだぞ!?ネグロはサポート頼むからな!

ネグロ:(特にエクトの話を聞いておらず)

コール:地に眠る雫、数多の原理よ。風と共に導け・・・我が四肢よ、我が血よ、響け、奮え、奏者の糧とせん。唄え、唄え、彩花の・・・(解読不可の言語)

ミッケ:うっ・・・!?なんか力が湧いてきた!これなら・・・っ!
(ディアブル・パズが降り出した掘削機に対し、バックハンドスマッシュを決めた事で右上肢の役割だった掘削機が半壊され破片が飛び散りました。)

ミッケ:そんでその面倒なビームもっ!
(空手チョップの様な動作で熱線放射口の役割を持つ器官を二本ほど一気にへし折り、機能不可としました。)

[ヘリック]:流石だミッケちゃん!

ミッケ:いや、というか自分でもここまでやれるのは予想外だった・・・さっきまでコイツ自体硬すぎて通用しなかったんだぜ・・・。

コール:ああ、単騎に任せれる様に少しばかり頑張ってい・・・ふぎゅっ・・・。
(直後、コールはその場で気を失いました。)

ミッケ:え

[ヘリック]:え

ミッケ:うああああああああコールさん倒れたぞ!!!!!!!

[探査班]:えええええええ!!!

ネグロ:(慌てる事なくコールを担いでセクター4へ走り出す。)

[ヘリック]:な、ナイスネグロちゃん!!!おい亡月!そっちの準備は!?

[亡月]:もう少しでセクター4のB2Fに到着する!探査班と合流したら奥の手を使おう!

ミッケ:それってさあ!あとどんくらいかかるの!?

[亡月]:合流次第で5分は掛からん!

ミッケ:なら軽いな、それまでに幾らかぶっ壊してやるよ!まずは・・・ォオラッ!!!!

(ディアブル・パズの足元にクエイクハウリングを放つと、地盤が崩壊し、巨体ごと崩落していきました)

ミッケ:なーに、こうすれば地雷もいらないさ。ハハハッ!

[ヘリック]:いや、油断するな。フォトン反応数値が莫大的に上昇している。

ミッケ:いやいや、何言ってるんだよヘリックさん。第一あの巨体で戻ってくるとk・・・。

(ディアブル・パズは脚部のブースターを用いて浮上しました。)

ミッケ:・・・飛ぶとか卑怯じゃない?
+ ・16:27-探査班&待機班:亡月、ルナソル
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亡月はルナソルと共にセクター4:B2Fに到着後、探査班と合流しました。
各メンバーは亡月の指示のもと、[下層通路アビート・カウウス]の近辺に特殊地雷の設置を実施しました。近辺の地盤は空洞になっている事から、地雷での地盤沈下に適していると考えられました。
亡月:よし、各員設置開始!場所は把握しているな?

エクト:ここの通路壊したら向こうの移動大変じゃないっすか?

亡月:まぁ大丈夫さ、ジャンプすれば届くくらいの規模の予定だからな。

キーン:だと良いですね・・・というかコールさんは大丈夫でしょうか?

バティスト:俺が行っても良かったけどな~。

エクト:人妻に手を出すなよ。

バティスト:いや~エクトじゃないし。

エクト:人妻はまだ手を出してねえよ!

バティスト:まだって手を出す予定だったの???

エクト:任務終わったらちょっとサシで話そうや、おう?

ホムンクルス:喧嘩すな!設置終わったらミッケさんと合流してディアブル・パズの誘導でしょ?

ルナソル:設置が終わったら私はコールさんの応急処置に回りますので、戦線離脱します。

エクト:了解。まさか一発で気を失うなんて予想外だぜ・・・。

[ヘリック]:彼女の体質が特殊でな、体内にフォトンを貯め込む事は可能だが、それが起因となって身体への負荷が強いんだ。一発一発は強力なものは出せるけどね。現にミッケちゃんはディアブル・パズと張り合うレベルになるくらいだ。

ルナソル:あまり無理させたらいけませんね・・・。少し心配です。

キーン:亡月さん、こちらの設置も完了しました。

亡月:よし、それじゃあ即席だが地雷誘導作戦を開始する!
+ ・16:35-ミッケ
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ネグロ、コールは探査班と合流。ルナソルとコールはモレグに退避し、戦線離脱されました。
ヘリックより[下層通路アビート・カウウス]の近辺地域に地雷設置の完了報告を受け、ミッケは誘導ポイントへの移動を図ります。
[エクト]:ミッケ!こちらはなんとかコールさんとネグロと合流した!お前も早くこっちに来い!

ミッケ:おうそのつもりだ!
(熱線放射を回避しつつその場を離脱しました。しかしディアブル・パズはミッケを追いかけます。)

ミッケ:しっかしどうすんだよアレ!?落としてもまた浮かんでくるぞ!

[亡月]:ああ、今ので分かった。それならば脚部を壊してから落とすしかない。

ミッケ:アレを壊さなくてもいいのか?

[亡月]:残念ながらアレほどの兵器を完全に破壊する事は不可能だろう。何せ自己修復プログラムに類似した反応がある。なので生体組織部分は界忌種同様に再生するだろう。ならせめて機体部分を破壊するしかない。

ミッケ:良く分からんけど足を壊せばいいって話で良いよな!

[亡月]:物分かりが良いのは助かる。

(熱線放射は止む事無くミッケに狙いを定めています。)

ミッケ:クッソ!囮とは言えぶっ倒したかったなあ残念。

[亡月]:まぁ安心しろ。後で界忌滅牙なる専用付属装置を開発してやる。

[エクト]:えっ、マジで!?

[亡月]:グリトニルは試作品だったが効果抜群だったからな。さぁもうすぐだ!
+ ・16:38-地雷誘導作戦開始
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作戦班:亡月、エクト、ホムンクルス、バティスト、ネグロ、キーン
ミッケと作戦班が合流、同時に一同はディアブル・パズと対峙されました。亡月はグリトニルを装填し、各員は対象撹乱を目的にディアブル・パズへ攻撃を仕掛けました。

エクト:あともう少しだ・・・ああくそ熱線来るぞ!物陰に!
(各員瓦礫の中に隠れます。瓦礫は特殊構造の素材である為、熱線攻撃を弾く様に防ぎました。)

バティスト:しっかし、これが防いでくれるって良く分かったねホム君。

ホムンクルス:うん、ここ一体の壁や床を見ると、何故かあの熱線だけは弾いたんだ。本来ならボロボロになる筈なのに。

エクト:慌ててそこまで見てなかったな・・・考えたらデカブツ自体の足元はしっかり残るのに熱線だけ弾いてるな、流石だホム。

ホムンクルス:今はとにかく、アイツを半壊にまで追い込む事が重要だよ。

ミッケ:んじゃ、オレが脳天かまして挑発するかい?

エクト:ああ、そしたら起爆ポイントまで頼む。そして第一群爆破後に熱戦放射口の破壊を行う!

ミッケ:頼んだよ皆!
(ミッケはディアブル・パズの頭部まで瞬時に飛び、脳天へ強力な打撃を与えました。)

ミッケ:ッてぇ!ちょっと凹んだだけじゃん・・・っっつ~~~~~!

(ディアブル・パズは掘削機を振りかざしますが、ミッケは回避し後退していきます。)

ミッケ:ほらこっちだ! 

(ミッケの挑発に乗るかのように、前進を開始しました。)
+ ・16:42-作戦実施
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ディアブル・パズが地雷ポイントへ到達。亡月は起爆を実施しました。
脚部二足の破損、ディアブル・パズは体制維持が出来ず後退するように転倒します。
その後も第二地雷群を起爆。脚部1足の破損を確認。しかしブースター部分の破壊まで施されていません。

エクト:キーン君!ナキさん!

亡月:ああ!

キーン:判りました!

(亡月、キーンは一斉に熱線放射口に向け射撃を実施。背部の熱線放射口の破壊まではいきませんでしたが、それ以外の3本は歪み機能不可となりました。)

バティスト:・・・っそこか!

(バティストは脚部のブースター部分をブレードで破壊。ホムンクルス、エクトも同様に格脚部の関節部位に攻撃を仕掛けました。)

ネグロ:(倒れたディアブル・パズの下と足元周辺に特殊爆弾を設置している)

亡月:皆!退避しろ!

エクト:あばよ、蜘蛛野郎!

(各員退避後、特殊爆弾を起爆。ディアブル・パズ周囲一帯激しい爆発に伴い爆風にて瓦礫も飛ばされ、各員も転倒しました。)

ホムンクルス:あっぶな!?

バティスト:ヤバいってこれ!
+ ・16:46-作戦終了
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ディアブル・パズのいた一帯は陥没し、熱源反応も消失されました。
[ヘリック]:どうやらデカブツも完全に落ちたようだな。

エクト:あーーーー良かった・・・。死ぬかと思った。

バティスト:よっしゃーーーー!無事終わった!!!

ミッケ:はいターーーッチ!!

エクト:いえーーーーい!
(ネグロも混ざり4人でハイタッチをしています。)

ホムンクルス:元気だね。

亡月:元気な方がまだ良いがね。

[ヘリック]:また奴とは会う可能性が高いから、それまでに有効な手段を探さねばならないね。

亡月:そうだな、何せ機体部分が無かったら無かったで形態変化する可能性もあるからな。デヅルモビルみたいに。

任務報告
  • ディアブル・パズの破壊までには至りませんでしたが、第二下層部への転落を確認。作戦を成功としました。
  • また、第二次探査任務にて行方不明アークスの「ニル」と「キーン」の救出に成功。彼らより事情聴取を行う予定です。
  • ディアブル・パズの襲撃に伴い、「界忌滅牙付加オプション」の開発が完了次第には第三次探査任務にて各員の武装に装着させる事を義務付けます。

待機班会話記録:モレグ
+ ・16:53
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[ヘリック]:とりあえずコールちゃんは大丈夫かい?

ルナソル:ええ、バイタルも安定しております。ただ・・・フォトンの感受性が私視点からでも不安定である事は分かります。

[ヘリック]:そうか・・・。いくら使命感があるとはいえ、ここまで頑張るのは。仕方ない、彼女にはオペレーター役も頼んでおこう。

ルナソル:そうですね、前線に出れる人は沢山いますし。

ニル:このお姉さんは大丈夫なの?

ルナソル:ええ、少し無茶しただけですが。今はぐっすり眠ってますよ。

ニル:良かったー!私も戦いに行っても良かったのにな~。

[ヘリック]:それは分かるけどここにエネミーが出てくる可能性があるからね。

ラフィオ:でも出てこなかったね。デヅルモ~ナントカって奴また出てくると思ってた。

[ヘリック]:あの個体はまだまだいそうな気はするけどね・・・。

ニル:まぁまぁ、もし出てきてもアタシに任せて!

[ヘリック]:君はまず親御さんに会う事が優先事項かな。

ニル:た、確かになあアハハハ・・・ハナもアタシの家に行こう!

ハナ:そ、それは嬉しいけど。ごめんねニルちゃん、私ここから出られないの。

ニル:え?何でなの?

ハナ:私、この牢獄から出られないの。理由は詳しくは分からないけど、私の身体がそうだから。この島から出たら死んじゃうの。

ニル:そんな・・・。

[ヘリック]:島から出たら死ぬ・・・?それはどういう事だ。

ハナ:ごめんなさい、私も分からないの・・・他のモンスター達は大丈夫だけど、私や姉さん達は・・・。

[ヘリック]:なあ、ハナちゃん。その姉さんって人の名前って教えて貰ってもいいかい?

ハナ:名前・・・姉さんは沢山いるの。お父様は血の繋がりは無くとも、共に生きてこそ家族だと言って・・・だから沢山いて一緒に住んでる皆兄弟なの。だって40人くらいはいて・・・。

[ヘリック]:・・・なあ、その中に「クラディア」や「エルンスティング」という名前の子はいるかい?

ハナ:!?な、なんで・・・何で姉さん達の名前を・・・?

ルナソル:大丈夫、偶然本に載ってて名前だけ知ってたから。それ以上は知らないわ。

ニル:・・・アタシ馬鹿だけど何を言いたいのか分かるよ、言っとくけどハナはあいつ等とは違うからね。

[ヘリック]:ああすまない、詮索とか疑っている訳ではないんだ。ただ島の住人は他にいるのか気になっただけだからさ。

ハナ:駄目、姉さん達に会ったら。姉さん達は狂ってるから・・・。会えば殺されちゃう・・・。

ニル:ハナ・・・。

ラフィオ:少し休んだ方が良いよ。寝泊まりしてた所って一番安全な場所なの?

ハナ:ええ、あそこは何故か誰も近寄らないの。姉さん達も興味なくて入らないし、私の家みたいな所だから。

ニル:ねえハナ、私またすぐ会いに行くから!だから寂しがらなくてもいいからね!

ハナ:うん、ニルちゃんありがと・・・。

[ヘリック]:それじゃ、彼らが戻ってくるのを待っててくれ。
(ヘリックは一旦通信を切り、亡月と通信を開始しました。)

[ヘリック]:亡月、聞こえるか?

[亡月]:個人通話とはどうした?

[ヘリック]:お前の言う通り、あの子の「姉」と指している子はクラディアだった。

[亡月]:・・・やはりな。

[ヘリック]:ニルちゃんには悪いが・・・。







[ヘリック]:あの子も「界忌種」だ。

最終更新:2018年01月23日 22:58