に:島内生物報告書-在腐種、古代機構、エンティ、フール
確認用語
自然保護区Ⅹ:腐食循環回廊惑星【ディスケィド】改め【廃棄生物監視エリア】にて確認されているエネミーを指す。
自然保護区Ⅶ:決戦雷鋼都市惑星【ユールドゥルム】にて確認されているエネミーを指す。また機構島全エリアにて確認されている機械系エネミーの殆どは古代機構であると断定しても問題は無いと思われる。
・軟体組織に覆われた巨大な蛇類について
分析結果:個体名「ジャハーダ・ナルギィ」
ディスケィドにおいて「害竜」と呼称されていた個体です。その理由として毒素を常に撒き散らし、皮膚の表面に強酸性粘液を帯びている為非常に危険視されている事が解ります。また体内にも強酸性粘液を生成する器官が存在しており、これによって獲物を確実に狩る事が可能です。飢餓状態に関係なく仲間同士で共食いをする習性も持ち合わせており、非常に残忍な性格をしております。 |
・腐敗遺跡で確認された軟体生物について
分析結果:個体名「ゥグリー」
|極限的な環境を生き残る為、生存競争の最中に劇的な進化を遂げた個体の一種です。高い知性を持ち合わせ、他個体との争いを回避する事に長けております。哺
乳類系原生生物が子孫と思われており、環境適応の末に体毛を捨てて外部適応性の高い特殊皮膚を取得したと考えられます。言語機能の発達は乏しいと思われます。|
・研究所跡地で確認された虫について
分析結果:個体名「ヴェルメ」
ヴェルメズィートが遺伝子操作による個体改造を施される以前の、いわゆるオリジナル個体と思われます。外見はヴェルメズィートに似ておりますが、接触部分は強毒性の触手が三股に分かれており、外敵と判断した対象に巻きつき時間をかけて溶解を施しながら捕食します。このメカニズムをヴェルメズィートの場合、脳部捕食へと行動変化したと思われます。 |
コメント:良かったな、スルーして。---亡月
見た目から明らかにスルー案件だったでしょう。---コール
・クロモドーリスの忌み子について
ネフィリズ・サーチネクトによる自律分析:
惑星ディスケィドに伝承される「カシュマドーリス崇拝譚」にて記載されている双子の片割れ。愛し子として君臨している姉君と相反しており、忌み弾かれるべき存在として畏怖されている。万物を腐食する存在の一つとして、生命の上位に君臨する。「卵の片鍵」とも云われている。クロモドーリスは種族名であり、彼女の名称は無いと云われている。
・海淵の愛し子カシュマドーリスについて
ネフィリズ・サーチネクトの自律分析
惑星ディスケィドに伝承される「カシュマドーリス崇拝譚」にて記載されている双子の片割れ。忌み子として君臨している妹君と相反しており、崇拝されるべき存在として寵愛されている。万物を浄化する存在の一つとして、生命の上位に君臨する。「卵の片鍵」とも云われている。
・忌み子、愛し子について
対応法についてはコール・ハレー氏の考察文書を参考にする。 |
・再臨の合理者メタリーエルスについて
(亡月氏の考察を記載)
これについてはまず本体を見た事も無く、古代文書も結局雰囲気でしか感じ取れんから全く解らんが正解だ。忌み子、愛し子が鍵である事は分かっているが封印が解かれたとしたら、一体どの様な事態が起きるんだ?ディスケィドで起きた惨劇の資料があまりにも少なすぎる。かと言ってあの惑星を調査しようとしてくれるご親切なアークス様がいると思うか?六芒均衡、いや司令の皆さんや守護輝士サマはそんな調査しても割に合わない仕事は流石にしてくれないな。そういう事だ、人類滅亡の星を救う理由なんて無い。自然の摂理に反する事に苦労を掛けるんて私だって嫌さ。専門外だし。だが巨大樹にメタリーエルスの名を付ける程だ。グレンヴィル同様この島にとっては重要なキーワードなんだろう。今後の解明に期待しようじゃないか。 |
・暴走古代機構:ディアブル・パズについて
ユールドゥルムにて確認された資料と現段階で解明した結果を参考にすると、ディアブル・パズは独自のAIによって自立思考型かつ戦闘特化急成長システムが搭載されていると断定されました。狙撃態勢を取った理由としても、アークスとの戦闘において遠距離射撃が比較的有効であると判断したと考えられます。潜伏状態から不意打ちを狙う行動パターンは、各戦闘データを自己学習もとい導入を施した結果であると仮定しております。 |
エンティについて
均衡維持システム異常数値確認。
[システム1]生成炉(バクテリア) :制御解除。
システムガーディアン生体維持機能:正常。
フォトン生成機能:正常。
循環維持機構動作確認:完了。
AI制御機構:重度制御施行中。
第二節培養保管型均衡維持兵器:エンティ・アマルガム。
「微塵子」と称され体長1.5~3.5㎜しか無いとされるプランクトンに酷似した外見をしており、細い配管が5~6本程連結されている。エンティ自体の体長は約2Mと一般人を上回る程度。皮膚組織は透明で体内臓器が露出しているかのようにハッキリと目視出来る。身体的特徴は外見に関しては微塵子そのものである。 |
個体名:【幻惑の悪意】エンティ・アマルガム
制御システムを利用して生命維持を施していると思われる個体。文献によると、人型界忌種の精神回復措置や島内環境維持機構の補助、各セクターに棲息するエネミー達の暴走制御等の役目を担っていたとされている。調査チームが対峙した際には既に暴走状態であった事から、何時からかその役目も放棄されたと考えられる。その結果として、人型界忌種の狂暴性がエンティという制御の必要性を証明してくれている。コ・ハナとは友人関係であった事を確認しているが、具体的関係は不明。今後調査の為に聞き出す必要がある。 |
コメント:正気に戻りかけた際にエールプティオが余計な事をしなければ、多分だが良い協力者になったかもしれん。---亡月
フールについて
対象:第六システムガーディアン「フール・アマルガム」。惑星ユールドゥルムにて対地球外兵器殲滅システム、及び惑星防衛システムとして稼働されていました。惑星に棲息していたオリジナル「核棲神:フール」は既に人類滅亡時に自滅したと記録されています。対象個体はフォトナーの遺伝子合成技術を活用して複製され、被検体と適合させる事で顕現させる事に成功されました。その為、全盛期のフォトナー以上の能力を持ち合わせております。それ以外の戦闘力は不明です。 |
均衡維持システム正常。
[システム5]変換炉(電力→フォトン) :制御解除。
システムガーディアン生体維持機能:error
フォトン生成機能:正常。
循環維持機構動作確認:完了。
AI制御機構:不能。
第六節核棲神型均衡維持兵器:エンティ・アマルガム。
大馬状態の場合、比較対象としてダーク・ラグネの1.5倍程の体長があり一般的な馬とされる個体に近しい外見をしている。常に雷撃を纏っている状態で鬣は白く、体毛は青く逆立っている。少女状態の場合、銀髪に青肌が印象的な喪服姿の少女の姿をしている。外見とは裏腹にその振舞い方は貫禄を感じさせる。 |
個体名:【凶刃の雷帝】フール・アマルガム
ユールドゥルムの守護神であり、また人類滅亡の引き金となった核棲神の一体とされているがこの個体はどうやらフォトナーによって複製された個体である事が判明した。しかしその戦闘能力は恐ろしい程に高く、フォトナー以上どころかDFに近しい脅威性を持ち合わせている。尤も、彼女自身がそれを発揮させる事が無い限りその様な事態に及ばないであろう。まずアークスに対して今の所協力的であるが、彼女にとってそれは暇つぶしでしかないかもしれない。 |
最終更新:2018年10月30日 00:56