場所:龍機兵研究所
ニル、マーレ、バクの三名はハナとラウムに会う為、テレパイプを利用しモレグより研究所へと向かいました。研究所内にはコ・ラウムしかおらず、コ・ハナは不在でした。
ニル:ラウム~~~~!会いに来たよ!
ラウム:[お前達か、先日は世話になったな。]
バク:ハナも無事で良かったな。全く・・・ビビったぜアイツには。
ラウム:[アレはコラプサーでありコラプサーで無き者。しかし殺さねばならぬ相手に違いはないぞ。]
バク:ああ。お前らも何かあったら教えてくれよ。
ラウム:[我はともかく、あ奴が心配でならぬな。我が眠る間にまた領域外から離れたら目も当てられぬ。]
ニル:でもここを綺麗にしたくて頑張ったんだから、怒っちゃだめだよラウム。
マーレ:あ、これあの時の花だ!
ラウム:[見ての通り、その様な美しき花を見せられては無暗に怒れるだろうか。]
バク:てかハナは?
ラウム:[ああ、本を読んでいる様だがそろそろ此方に向かう所だろう。待っているが良い。]
ニル:ラウムってハナが何処にいるのかって本当に解るんだね!
ラウム:[動けぬ身となれば、自然と身に付くものよ。]
バク:マジか・・・。なぁ俺にも出来んのそれ?
ラウム:[簡単だ、フォトンを視覚化する所から始めよ。]
バク:って、それ無理だろ!空気を視ろって言ってるようなものじゃねえか・・・。
ラウム:[真面目に捉えるな、若造。云わば感じ取り、目にするが如くフォトンを知る事だ。]
バク:俺が理解出来ねえこと分かってて言ってるよなそれ?
ラウム:[ああ、今の若い同胞は威勢が良くて退屈にならぬ。]
バク:くっそおおおおおこの水晶ぶっ壊せたらよぉおおお~~~~~・・・・。
ニル:何回か試したけど無理だったね。
マーレ:悔しさをバネに強くなろ!
バク:龍化して引き剥がそうと思ったがいかんせん狭いしなあ・・・。
ラウム:[馬鹿な事を言うでない。ははっお前なら本当にやりかねんな。]
バク:うーーーん・・・これ故郷の水晶に似てんのに別物だよな。
ラウム:[これを解く鍵なる物があるらしいが、さて何処かは知らぬ。]
マーレ:知っていたら教えてくれるよねぇ、困ったなあ。
ニル:宝探ししてたら見つかるっしょ!!!!
ラウム:[本当に見つけそうだな、お主らは。]
(談話中、現場にコ・ハナが帰ってきました。手元には自らが作った魚系料理が見受けられます。)
ハナ:あ、皆も来てたのね。
ニル:ハナ!それ美味しそうだね~。
ハナ:うん、同じ食事は飽きちゃうからこうやって料理をしているの。
バク:今度さ調味料とかも持ってきてやるか。
マーレ:チーズ何種類持ってこようかなぁ~?
バク:チーズだけ持ってくるんじゃないからな!
ハナ:ふふっ楽しみにしているわ。
ニル:とりあえずお弁当食べよっか!
(一同はそのまま遅めの昼食を摂り、談笑をしながら宿泊施設へと向かい寝具の設置を行いました。)
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