い:第五次島内探索-地下都市コエメトリウス①

い:第五次島内探索-地下都市コエメトリウス①


監視員及び通信者:ホオズキ、亡月
現場調査員:
  • 都市設備担当:エクト(現場指揮)、ルナソル、ネグロ、ニル、マーレ
  • 都市居住区担当:ホムンクルス、クラルス、バク、メガロ(臨時協力者)
島外巡回員:アンニュイ、フアン

前記:今任務の目的
水上都市の内部把握及び原住民との交流
現地資料物の回収

概要
水上都市部での原住民との接触に成功し、一同は本格的な調査へと赴きます。
また、外部の界忌種の動向に不可解な反応を確認された為、島外巡回員との通信も行われました。また、敵性レガトゥスとの接触も考慮した上で行動に移ります。

接触済レガトゥス
ヴァレラニ 龍族の特徴を持った白肌赤髪 当時、人工フォトナーとして期待されていた優性個体です。レガトゥスの中では知能が高くクラディアの様な「狂いの子」と同時期にも関わらず、唯一精神状態を維持出来ています。メガロに対し協力的姿勢を見せ、知能の低い原住民達の世話役に専念しています。
ソマニア 金髪の褐色肌5本角 「箱入りの子」の一人です。生活必需品の作成を担っています。「姉さん」と称されるレガトゥスに恐怖心を抱いています。
アムリ 魚類的特徴を持った青髪 「箱入りの子」の一人です。食糧集めに専念しており、主に漁師の様な役割を担っています。
エリーゼ 隻腕のアルビノ的特徴を持った黒髪 失敗作として「姉さん」から虐待を受けていた事から、ヴァレラニに保護されています。戦闘能力も皆無で、依存的傾向が見受けられます。
オウコ オルグブランに似た特徴を持つ幼女 「兵器成功者」の一角で、対ダーカー戦に改造された海王種と獣鬼種のハイブリットです。第三被験者である事からレガトゥスの中でも古参の枠に入ります。アークスに対し憎悪を抱えており、クラディアやネズヴェルと同様の「狂いの子」に分類されますが、同レガトゥスへの虐待行為は行った事が無い為、同族への加虐意識は皆無と思われます。

探査報告
日時:A.P.240/10/25
場所:
+ [地下都市コエメトリウス]
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17:12~
エクトはメガロとの対談を終了し、都市部の設備に関する情報収集と原住民の状況把握を目的にそれぞれの担当を取り決めを行いました。
設備のメカニズムを解明し、それらに関連した制御システムとの繋がりや関連施設の確認を行う事を目標としています。原住民に関しては、資料にて確認されているレガトゥスの調査を実施します。

[フアン]:報告は以上です。一先ず外部に出没した界忌種は周囲に潜伏するのみで、こちらの領域には達する事はありませんね。

エクト:警戒してんのか?連中は。まぁ分かんねえけど今んとこ動きは無いって事か。お二人さん退屈だろ?

[アンニュイ]:ひたすらモニターと通信機の確認の繰り返しだし・・・。

[亡月]:とか言って弁当食いながらアウトドアチェアで何くつろいでんだ。キャンプ気分か?

[フアン]:これも待機姿勢です。ふむ、釣った魚も悪くないですね。

[アンニュイ]:ご飯のオカズに丁度いいね。

エクト:満喫してんなお前ら・・・。

ホムンクルス:こっちはもう少ししたら戦闘態勢になるかもしれないってのに。

エクト:まぁすぐって訳じゃねえけど、可能性は高いもんな。

マーレ:ぬいぬいそれ美味しそー!後でアタシにも頂戴!

[アンニュイ]:やだ。

[フアン]:そういえば、レガトゥスですがこちらからは動向は確認出来ませんでしたが、島の外観よりエネミーの断末魔らしき声は聞こえました。

エクト:断末魔?

[フアン]:ええ、音声の分析は既に本部に頼んでいましたが島内部である事は確定されています。

[亡月]:クラディアの反応が取れた時と同じだな。捕食していたって事か。

メガロ:クラディア達は今も狩りをしているんだろう。だが安心してほしい。彼女達は私を嫌っている、私がいる間この地下都市に近寄る事は無い。

クラルス:オウコって子も然りで・・・メガロさんを嫌っているレガトゥスの子達は力のある子達なんでしょうか。

メガロ:ああ、だがオウコはまだ私の話を聞く方だ。お前達が去った後であれば、彼女に説明する事は可能だろう。ここを調べるのであれば、私から離れない方が良い。

エクト:設備を調べる俺達は自分で身を守るしかないな。

ニル:ルナソルねーちゃんがいるし、怪我してもダイジョーブだね!

ルナソル:あまり無理してはいけませんよ。

メガロ:マーレ、一言良いか?

マーレ:う、うん!

メガロ:・・・島の者達、特に敵対心の強い者達は・・・君に対して当たりが強いかもしれない。だが、それは君にとって重要な事ではない事は確かだ。

マーレ:気を遣ってくれてありがとうね、メガ。

メガロ:・・・では、向こうでどう調べるかは勝手にしてくれ。なるべく穏便にな、アークス諸君。

エクト:ああ、解ってるぜ。

ヴァレラニ:・・・まって、あの・・・。

ホムンクルス:ん?どうしたの。

ヴァレラニ:やっぱり、地下に・・・行かない方が、良い。

メガロ:・・・その目で確認した方が良い事実もある。

ヴァレラニ:でも・・・。

エクト:嫌な予感はすっけど、俺達はそれを調べなきゃなんねえだ。警告ありがとな。
+ 設備担当班:[コエメトリウス内部プラント]
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  • 17:30
エクト率いる設備担当班は、原住民たちが「禁断の楽園」「家畜の飼育場」と称する内部プラントに進入。内部プラントとしての機能は凍結状態であり、機械等を生産する工業設備も鉄くずの溜まり場同等の状態になっていました。資料内容から、「フォトンリアクターを搭載した武装兵器の開発」を主に実施していたと思われます。
更に地下へと進むと、「被験者管理区」と書かれたエリアに到達。スペースとしては自然保護区の半分ほどの規模で、機能停止した医療機器らしき設備も存在します。

エクト:こちらエクト。どうやらここが禁断の楽園らしいな。

[亡月]:ああ、気になる物が見つかったらまた教えてくれ。

[ホオズキ]:ネグロちゃん、そのまま索敵を続けて欲しいッス。

(ネグロは頷き、影移動を開始しました。)

ニル:ねーねー、ここもガラクタばっかで調べる所無くない?

ルナソル:そうですね、確かに残骸ばかりで・・・広い場所にも関わらず情報としても価値が無さそうです。

マーレ:・・・何か、気配を感じないかな?私達以外の。

エクト:気配?ホオズキちゃんどう?

[ホオズキ]:気配は・・・うーん、微弱ながらあるッス。そこからエクト君が見てる方に真っ直ぐッス。

エクト:ここを調べる価値も無さそうだし、ネグロは後で追わせてくれ。

[ホオズキ]:了解ッスよ~。

ニル:・・・そういえばさ、あのメガロっていう人と話したんでしょ?ハナの事とかも。

エクト:・・・ああ、まぁそうだな。

ニル:何て言ってた?

エクト:そりゃあ、あの子達と同じレガトゥスだけど身体が弱くてクラディアとかの標的になってたらしい。そんでラウムに助けられた。ってのは何というか予想通りだったわ。

ニル:ふーん、やっぱりそうだったんだ。でもさ・・・ハナが居なくなった後、ハナの代わりに虐められてた子とか居たんじゃないかな?

エクト:・・・まぁ、標的がいなくなっちまうと、別の子を標的にするもんだからな。

マーレ:誰かを傷つける必要なんて無いのにね・・・。

ルナソル:私達が出来る事は限られてるかもしれませんが、出来る事はしていきましょう。

ニル:・・・うん!

(ネグロが設備担当班の元へと到着。青ざめた顔をしており、戻る様にとジェスチャーをしています。)

エクト:え?ネグロどうした?

ルナソル:そこまでして行ってはならないのでしょうか・・・?

エクト:ッ・・・・。

マーレ:エッ君・・・?

エクト:ルナソルさん、皆をそこで待機させてくれ。俺見てくるわ。レガトゥスが来ないか警戒しててくれ。

ルナソル:え、ええ・・・でも。

エクト:大丈夫だ、ネグロもそこ頼むぜ。

  • 17:49
エクトは単身にて熱源反応が感知されている「被験者保管室」へと入りました。内部は荒廃しており、粘液の様なものが散乱している状態です。

エクト:何だよここ・・・。

[亡月]:モニター越しでは見え辛いな・・・ピットで天井を照らしてくれ。

エクト:ああ。

(エクトはピットを操作し、天井の位置にて点灯させました。照らした事で部屋一面を容易に目視出来る様になりました。)

エクト:・・・なぁナキさん。

[亡月]:ああ、見えている。

エクト:何だよこれ・・・沢山の人が、生き物と繋がっている・・・?いやこれ・・・だ。

[亡月]:この反応・・・ああ、解った!それはメタリーエルス!AIと繋がっているあの大樹の一部じゃないか!

エクト:ッ・・・おい!聞こえるか!

樹と同化した少女:・・・ァ・・・ウ。

エクト:・・・なあナキさん。レガトゥスが研究されたのって少なくともどんくらい前だっけか。

[亡月]・・・予測ではざっと200年半ばだろう。

エクト:・・・クソッタレが!

[亡月]:少なくとも4~50人はいるな・・・。イカれてんな。

エクト:禁断の楽園、家畜の飼育場ってそういう事か。胸糞ワリィ!一旦戻るわ。この都市のメカニズムも納得がいった。

[アンニュイ]:おいエクト、聞こえてる?

エクト:アンニュイ?どうした?

[アンニュイ]:さっき怪しいアークスが島に侵入したんだけど、アタシらじゃ追いつけないくらいの速度で入っていったよ。

エクト:ハァ!?今さっきか!

[フアン]:今ホオズキさんが特定を急いでますが、非登録アークスの可能性が高いとの事。追いかけますか?

エクト:・・・嫌な予感がするな。いや、俺達に任せろ。メガロに聞きてえ事が山ほどあるが仕方ねえ、設備担当班は不審人物対応に回す!
+ 設備担当班:第一下層部中央区域【モルグ】
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  • 17:46
設備担当班は島へと進入した不審人物を追跡する為、下層通路に設置していたテレパイプを使用して移動しました。不審人物は現時点でモレグに設置されている巨大柱付近にいる事が判明しており、一同は現場を急ぎましたがモレグ地点のテレパイプが破壊されている事に気付き、一番近い制御システム保管区へと転移しました。

ニル:モレグって事はハナが危ない・・・!みんな遅いよ!アタシ先に行ってハナの安全を確認する!

エクト:アブねえぞニルちゃん!相手だって分かってねえんだ!

マーレ:レガトゥスはあそこには来れない筈だよね・・・?それに短時間であの場所に行けるなんて、おかしいと思わない?

ルナソル:・・・ホオズキさん、侵入者はもしかしたらアークスじゃないでは・・・?詳しい情報は取れましたか?

[ホオズキ]:・・・まずいッス、このフォトン反応。特定したけど寄りに寄って・・・シーカーと同様の反応ッスよ!

エクト:マジか!ここで戦うとはな・・・。まずいぞ。

ルナソル:応援はどうしますか?

エクト:ああ、呼ぶしかねえ。フアン、アンニュイ!聞こえるか!?

[フアン]:出撃ですね?

[アンニュイ]:んあ?やっと出撃?

ニル:あ、寝てたなヌイヌイ~~~。

[アンニュイ]:寝てない、目を閉じてただけ。

マーレ:寝てるじゃん。

ネグロ:(エクトに向かってジェスチャーをしている。)

エクト:ああ、先回り頼むわ。

  • 17:58
ネグロ、ニルは第一下層部中央区域【モルグ】に到達。現場に到達した二人が目にしたのは「シーカー」と、心臓部を貫かれて倒れているコ・ハナでした。

ニル:ッ・・・・ぇ・・・ああ・・・ハ、ハナ・・・?

[亡月]:落ち着けニル!彼女のフォトン反応は微弱ながら保っている、それに死ぬ事は無い筈だ!

ネグロ:(戦闘態勢を保っている。)

シーカー:界忌種は心臓核とやらを貫けば死ぬ筈だが、事実はどうなんだ?

ニル:・・・は?それを分かってて?

シーカー:だが、これで鍵は開く筈だが・・・未だ反応は無い様だ。

[亡月]:ラウムの念話が無い・・・?おかしい、どの様な状況であれ見えているが反応しないだと?

(ニルは怒りに任せるかの様にシーカーへ怒涛の連撃を繰り出します。シーカーはそれを抜剣にて瞬時に受け流し、不意を突く様に懐に正拳を炸裂させ吹き飛ばされたニルは巨大柱へと激突しました。)

ニル:がふっ・・・!?ゲホッ・・・!

[亡月]:奴の挑発に乗るな!明らかに遊んできているぞ・・・!

(ネグロは暗影移動により、シーカーの背後より奇襲をかけますが、それを知っているかのようにシーカーは振り向きざまに居合斬りを繰り出します。これをネグロは武器で受け止めますが、衝撃を受け止め切れず床へと叩きつけられます。)

ニル:くっ・・・そ・・・お!どうして、どうしてハナを傷つけたんだ!

シーカー:正当防衛、そう言っても誤解は解けないだろうな。俺は死にたくないからな、それなりの対応はさせて貰った。

ニル:・・・教えてよ、ハナがお前に何をしたんだ!

シーカー:言っておくが、お前は界忌種と友達なのか?

ニル:・・・だから何?

シーカー:ほぉ、酔狂だな。俺を捕食しようとした界忌種と友達なんて。

ニル:ハナはそんな事しないっ・・・!それに界忌種って名前じゃない!アンタだけは絶対に許さない!!!

(ニルが啖呵を切る中、ハナは意識を取り戻し瀕死になりながらもニルの元へと這いずりながら近づきます。それに気づいたニルはすぐに駆け寄ります。)

ハナ:ニ・・・ルちゃ・・・。

ニル:ハナ!大丈夫・・・?

ハナ:私がっ・・・悪いの。敵だと勘違いして、だから良いの。

シーカー:言っておくが、俺から仕掛けた訳でもない。友達でありながら知らないのか?さっきの変貌した姿。

ニル:どういう事・・・?

ハナ:やめて・・・それは。

シーカー:まるで、界忌種をダーカーとしたらその者はダークファルスの様なものだ。自分の命が惜しければ、深追いしない事だ。

(シーカーは刀身に手を添え、フォトンを集中させます。)

シーカー:その悲嘆を奏でよ、外楯を塵と化す我が神格たる悲劇の剣よ。砕命ノ剣、カルキ・アヴァタラ

(一声と共に刀身が赤紫に輝き、周囲フォトンを吸収しています。)

ニル:・・・ハナ!

ハナ:ニルちゃっ・・・逃げて・・・!

(ニルはハナを庇う様な形を取りましたが、シーカーは二人とは別方向へと衝撃波を放ちました。その先には衝撃波を相殺させたコラプサーの模倣者「エールプティオ」が立っています。)

シーカー:やっぱりお前か。

エールプティオ:おやおや、暫く観察をしていたというのに。何故気づいたのですか?

シーカー:殺気まで消す事は出来なかった様だな。

[亡月]:やはり、出現してから強力なフォトン反応が出始めた。透刃マイ同様の性能か・・・?

(同じ頃、エクト達も現場に到着。すぐさまエクトは外骨格装甲[ィローション・ヴァイパー]を装着。他メンバーも戦闘態勢を維持しています。)

エクト:わりぃ、遅れたな。まさかの揃ってほしくねえ敵二人かよ・・・。

エールプティオ:安心して下さい、私は下見に来ただけですから。

シーカー:良く言うよ、その小娘を手に掛けようとしてたんだろ。

エールプティオ:どうやら、貴方には嘘を付けない様ですね。

ルナソル:っ私はハナちゃんの応急処置を行います!

マーレ:・・・アタシ達の友達を、よくも!

シーカー:全く、正当防衛もするもんじゃねえな。だけど安心しな、俺は人の見た目をした奴を殺すつもりは無い。だが、お前達コラプサーは別だがな。

エールプティオ:おお怖い怖い。では私は失礼した方がよろしいですね。


[コ・ラウム]:[させるか、この下郎。]



(突如、地中より出くわした機械の身体をした龍らしきエネミーがエールプティオの首元に噛み付き、体表に夥しく突き刺ささっている結晶を抉る様にしがみ付く形を取っています
)

エールプティオ:なっ・・・まさかっ・・・。

[ラウム]:[そうだ、我が単に研究室に閉じ込められた化石と思っていたのだろう?お主らが造り出した龍機兵とやら、使わせて貰う!]

(エールプティオは龍機兵の攻撃を回避しきれず、そのまま首を引き千切られま、鮮血が周囲に吹き出します。)

ルナソル:見てはいけません!

マーレ:うっ・・・。

ニル:ラウム・・・・?

ネグロ:(変わらず戦闘態勢を維持している。)

シーカー:やれやれ、アレの相手は少々骨が折れるな・・・。念話でこの距離まで伝える上に龍機兵使役、前持った情報は意味を為さん。

[ラウム]:[逃がすか!我が家族を傷つけた罪、その身を以て償うがいい!]

(龍機兵はエールプティオの残骸を投げ捨て、シーカーに襲い掛かりますがそれを容易に回避し、一定距離まで遠ざかります。)

シーカー:さぁて、収穫は少しあったし俺は逃げるとするか!

(シーカーは閃光玉を炸裂させ、その光と共にその場より消失しました。)



エクト:・・・何だったんだ、あの野郎。何が目的で。

ルナソル:・・・エールプティオの死体がありません・・・まるで消えたかのよう。

[亡月]:相手はフォトナーもどきだ。颯爽と逃げちまったんだろうな。

[ラウム]:遅れてすまなかった、ハナ。

ハナ:ううん・・・でも助けてくれてありがとう、ラウム。みんなも。

ニル:ごめんねハナ、もっと早く来てたら。

ハナ:良いの、私は死なないから。私も警戒心が強すぎたんだわ。だから気にしないで。

マーレ:ケガは大丈夫なの!?

ハナ:うん、ケガはすぐに治るから気にしなくて良いわ、安心してね。

マーレ:良かった~~~~、もしもの事があったら私どうしよって・・・。

ハナ:大げさだわ、もう。

[亡月]:・・・なぁ、質問だが。あのシーカーがいきなり襲い掛かってきたのか?

ハナ:・・・ええ、そうだわ。武器を持っていたから。

エクト:何か言ってなかったか?何かこう、命の危険を感じさせるような。

ハナ:それは・・・その。

ニル:今重症を負ったばっかなんだから、今聞かなくてもいいでしょ!

エクト:まぁ、それもそうだな・・・。ホオズキちゃん、悪いがそっちにも伝えといてくれ。フアンとアンニュイには申し訳ない事をしたな。

ルナソル:このまま合流して一緒に行動してもらいましょう。外部の監視はオペレーターに頼む事も可能じゃないかと。

[亡月]:外部で何かあったらまた連絡すればいいしな。とりあえず空いてる奴に依頼しておこう。にしても、ラウムには聞いておきたい事があるからな。

[ラウム]:[ああ、聞きたければな。]

[亡月]:ああ、まさか寄りに寄って龍族であるお前さんが、龍機兵を使役するなんてな。
最終更新:2019年01月18日 18:55