妖界でつくられている料理。漢語名は「北京烤脛」(べいじんかぉじん) 。
スネコスリー10分間クッキングで紹介された。
2010年5月30日、twitter上にKARASU氏によってレシピが書き込まれた。
スネコスリー10分間クッキングで紹介された。
2010年5月30日、twitter上にKARASU氏によってレシピが書き込まれた。
放送内容
- スネコスリー10分間クッキングのお時間です。
- 本日はスタジオを飛び出して、大妖界帝国ホテルの厨房をお借りして放送することとなりました。シェフ、よろしくお願いします。
- 本日のめぬーは北京スネコスリです。メモの御用意を。
- 材料はスネコスリ、砂糖、麦芽糖、塩、ごま油、鍛冶の素、大陸甘味噌、そして脛餅の材料として馬鹿力粉(ばかりきこ)です
- 本日は大妖界帝国ホテルさんのご厚意によって、蝦夷砂糖、泥田坊農場の小麦から作った麦芽糖、豆狸醸造さんから取り寄せた大陸甘味噌など最高級品が並んでおります。
- 1、スネコスリをよく洗い、汚れと食べられない毛を落とします。汚れが取れたら俎上に仰向けにして置きます。
- 2、沸騰したお湯を全体に3回、満遍なくかけます。お湯は釜茹で地獄くらい沸騰しているとベストです。
- 3、冷めないうちに冷水をかけます。これは回数関係なく、とにかく満遍なくかけて下さい。
- 4、風の神の前にぶら下げて40時間ほど陰干しします。この時、触ってしまうと焼き上がった時にそこだけライトブルーになってしまうので、触らないようにしましょう。
- 5、地獄の釜を2500度ほどに熱して、40時間干したスネコスリを釜の中につり下げます。ここに40時間の陰干しを終えたものがありますので、早速つり下げましょう。
- 6、焼いている間に脛餅を作りましょう。馬鹿力粉を3対7の量に分け、3の方に水を、7の方に熱湯を加えます。7の方の粉を先に蟹坊主の耳ほどの固さになるまで捏ね☆捏ねし、それに3の方の粉を加えて岩魚坊主の耳朶くらいの固さになるまで捏ねます。
- 7、捏ね捏ね☆が終わったら、それを20時間ほど寝かせます。寝かせ終わった物がここにあります。それを鼎くらいの大きさに分けていきましょう。
- 8、生地の半数にだけ蝦蟇油を塗ります。蝦蟇油はどこの御家庭にもあると思いますが、なければスネコスリの油、またはHELL死油でも代用できます。
- 9、油を塗った生地と塗っていない生地を合体させます。この時、油を塗った面を挟むようにして合体させましょう。そして合体させた生地を伸ばしていきます。おとろしさんの指くらいの厚さになったらOKです。
- 10、生地をさっと焼きます。生地に黄色い斑点が出てきたら焼くのを止めましょう。そして合体させた生地をまた二枚に戻します。普通にシールを剥がすように剥がせば大丈夫です。
- 11、そうこうしているうちにスネコスリも焼き上がりました。
- 12、スネコスリの毛をはぎ取っていきます。この時手早くやらないと、毛根が上手く取れないという事態になります。スネコスリの毛の中では毛根が一番美味ですので、がんばってはぎ取りましょう。
- 13、脛餅に包んで食します。大陸甘味噌の他、白髪葱、河童が育てたという噂の胡瓜をお好みで一緒に包んで食べても美味です。
- 14、残ったスネコスリの本体もまだ使い道があるのですが、お時間がきたようですのでシェフと一緒に料理を味わいながらお別れです。なお、途中で字幕に誤りがあったことをお詫び申し上げます。
- ノシノシ
- この番組は「スネ食会」、「スネコスリを味わう会」、釜暗幕府、大味広元、密偵一同、京都大喰役、餅人王、そこを通りかかった酔っ払いのジョージさん他ご覧の提供でお送りしました。