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ニッポン無脊椎時代

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妖界で製作された映画。2012年5月22日に公開された。

製作

  • 製作…魚々山滑男
  • 脚本…14世 田螺禽魚
  • 撮影…三眼列之助
  • 美術…竹中筍方
  • 録音…貉尾鼎
  • 照明…怪神日和坊
  • 整音…晦日尚
  • 音楽…美浪晶
  • 編集…児曽岩義時
  • 合成…寺貝碧
  • 現像…竜宮現像所
  • 監督…海牛粘吾

  • 配給…無骨

筋書

滑火通志(なめりひとし)は、首斬川のちかくに本社を構える「ねと草商会」に「親戚の知り合いの叔父さんが夜雀に追っかけられた時に助けてもらったお百姓さんの家のおさき狐」の紹介で入社する。社内に新設された「吹き抜け屋台製造販売部」に配属され、「近所のプレパラ橋周辺再開発にあわせて「新型吹き抜け屋台」を売り込んで来い」と今野副部長に命じられるが、プレパラ橋の商店街では商店会々長の花村鮫左衛門(はなむらさめざえもん)が再開発に断固反対の態度を示していて、火通志が売り込みを開始するやいなや店員の七本鮫たちをつかって追い出してしまう。火通志は路地に逃げ込むが、勢い余って深い水たまりにドブン。気を失ってしまう。
水たまりの底にある不思議な通路を通じて活動を拡げていたモチュラ科学研究所の低級研究員・蛸洲恵一(たこすけいいち)は必要な部品を三尺坊から買って来た帰りに、気を失っている火通志を見つけ、「これはちょうどいい」と、折りから研究所が進めていた実験「改造無脊椎実験」(コードネーム・グリーンボンバー)のモルモットとして火通志を運び、改造してしまう。ほかにも数人のモルモットが改造実験を受けていたが、みんな失敗。しかし、恵一が改造のときに手をちゃんと洗ってなかったせいで入り込んだ微生物の影響で、火通志だけ大成功を果たす。
改造実験の試験のため、火通志はモチュラ研究所に住み込まなければならなくなってしまうが、恵一を言いくるめて「蠱毒電波塔」に見立てた大きなウミウシの天丼を出す化け物町のてんぷら屋(外観はおおとり屋がモデル)に誘い出し、研究所から脱出作戦を図る。うまく店から抜け出して脱走を果たした火通志だったが、会社の同僚・筆子(ふでこ)がプレパラ橋商店会副会長・蛾沙河(がしゃんが)と会って何か相談をしているのを偶然見つけ、あとをつける。
筆子は蛾沙河と結託してプレパラ橋商店会の再開発にかかわる移転費用などを横取りして九十九里浜からカンクンに高飛びする計画をたてていて、ふたりはその密談の最中だった。隠れて聴いていた火通志だったが、蛾沙河に見つかってしまい「延髄ぶち破り」という技をかけられて倒れてしまうが、改造されてそもそも延髄がなかったので16時間後、正気にもどるが恵一に見つかってしまう。
「大変な額のカネが」とまるめこんで、また恵一をだました火通志は、花村のもとに駆けつけて筆子たちの計画を伝える。いままでの反対運動の大部分が蛾沙河の計画に基づいたペテンだったと知った花村は大激怒、蛾沙河と筆子をつかまえに七本鮫、火通志、恵一といっしょに店を駆け出すが、これと入れ違いにモチュラ研究所の高級研究員数人が火通志と恵一を路地の横からひきずって水たまりに入れ、研究所へと連行してしまう……。

登場人物

  • 滑火通志(なめりひとし)
  • 蛸洲恵一(たこすけいいち)
  • 浜筆子(はまふでこ)

  • 今野副部長 
  • 大首部長 

  • 花村鮫左衛門(はなむらさめざえもん) プレパラ橋商店会々長、サメ型のお菓子・サメ焼きの店を経営。
  • 蛾沙河(がしゃんが) プレパラ橋商店会副会長、がしゃどくろ
  • 七本鮫 花村の店員たち

  • 烏賊本梨骨(いかのもとなしほね) モチュラ科学研究所所長

主題歌

『ニッポン無脊椎時代』フラパハヒノエンマボーイズ http://www.youtube.com/watch?v=am075Y4fPQ4

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