「船橋鷹大の一日」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
船橋鷹大の一日」を以下のとおり復元します。
#とりあえず仮うpしてみる('A`)
#修正した方がいいところがあれば掲示板へー

**船橋鷹大の一日

「今日は何にする?」
「えっと…いちごジャムがいいな」

船橋家の朝食はパンが多い。
パンは種類が豊富で、いろいろなトッピング方法があるので飽きにくくて良い。
まあ、ごはん作るの面倒、というのが朝食をパンにしている最大の理由であるが。
朝食が終わると妻の空歌と話をしたり、子猫の[[くーとせんきょ>http://www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/407.html]]をもふもふしたりして出かけるまでの時間を過ごす。

「さて、そろそろ政庁に行くかな」
今日は仕事だ。金庫番が発足して一時的に暇になったが、最近は国内外で混乱が続いたため仕事はたくさんある。
仕度をして玄関まで行くと、パタパタと足音を立てて空歌が追いかけてきた。

「早く帰ってきてね」
ちょっと寂しそう。でも仕事だから仕方がない。
「ああ、わかってるよ」
そう言って軽くキスをする。

「じゃ、留守番頼むよ」
「うん」
空歌は不器用で料理は不得手だが、洗濯物を干したり
簡単な掃除をしたり、くーとせんきょの世話をしたりなど色々出来ることはある。
「いってきます」
「いってらっしゃーい」

/*/

政庁までの道すがら、何となく遠くを見るとうささんが飛んでいた。
あれは練習機だろうか?
最近は他の機体に活躍の場を奪われているので、新型の[[hin-にゅーうささん>http://kinoutun.site88.net/hin_newusasan/]]には期待したいところだ。

政庁に着いたら仕事の時間。
自分の仕事は地味で目立たない事務作業がほとんどである。
まあ、これが自分の得意分野なのだから当然のことだ。それにこういう仕事も誰かがやらなきゃいけないことだから、目立たなくてもきっちりやっておくのが当然だろう。
目立つ仕事は他に適任者がいるので、任せておけば良い。不相応な仕事に手を出すと碌なことにならないものだ。

/*/

昼、食堂へ向かうと摂政兼メイド長の浅田の怒鳴り声が聞こえてきた。
「んー、何事?」
ちょうど食堂から出てきた知り合いの職員に聞いてみる。
「ああ、なんか新人メイドの訓練をやっているらしいですよ」
「あー、そういうことか」
あちらさんも頑張ってるようで何よりだ。
キノウツンといえばメイド。今は動きがぎこちない彼女らも、いずれは国の未来を担う人材になってくれるだろう。

昼食が終わったら午後のお仕事。
疲れたときはお茶を一服。そして先日撮った空歌の写真を見て気力回復である。

/*/

今日は何事もなく仕事が終わった。
夕食のための買い物することもあるが、今日は必要ないのでまっすぐ家に帰る。

「ただいま」
「おかえりー」
空歌が笑顔で出迎えてくれる。この時になんともいえない幸せを感じる。
帰るべき場所に自分を待ってくれている人がいるってのは良いものだ。
ただいまのキスをして家に入ると、くーとせんきょも廊下で出迎えてくれた。
撫でてやると嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らしている。

空歌と一緒に夕食の支度をする。
まあ自分のやることの方が多いわけだが、食器出したりしてくれるだけでも一緒に生活してる実感があるので良い。
「はい、完成ー」
「わぁぁ」
『にゃー』
「いやお前さんたちは猫缶だから」

夕食が終わったら片付けや雑用をしたり、明日の準備をしたり。
それらが済んだら就寝時間まで空歌や猫たちと一緒にのんびりと過ごす。
平凡ではあるが、幸せな時間だ。いや、ある意味贅沢とも言えるか。

そうそう、趣味の艦船模型も続けている。臭いやゴミなど、色々気を使いながら一日に15分~30分だけ作業すると決めている。
塗装は休日にめぞんの屋上でやっているのであまり迷惑はかからない…はず。
キットは昔買って積んでおいたものがあるので最近はキットを買っていないが、作業スピードを考えればちょうどいいかも。
ちなみに今日は艦橋のパーツをいくつか切り出して終了。続きはまた明日~

/*/

そんなこんなで今日も一日が終わる。
まあ、良い一日だったと思う。
明日は…明日も、笑顔な空歌と元気に遊ぶくーとせんきょを見るために、頑張るとしよう。

(文:船橋鷹大)

復元してよろしいですか?

記事メニュー
目安箱バナー