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船橋鷹大の一日

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船橋鷹大の一日

「今日は何にする?」
「えっと…いちごジャムがいいな」

船橋家の朝食はパンが多い。
パンは種類が豊富で、いろいろなトッピング方法があるので飽きにくくて良い。
まあ、ごはん作るの面倒、というのが朝食をパンにしている最大の理由であるが。
朝食が終わると、昼食用のお弁当を2人分作る。

「さて、そろそろ政庁に行くかな」
今日は仕事だ。
仕度をして玄関まで行くと、パタパタと足音を立てて妻の空歌が追いかけてきた。

「早く帰ってきてね」
ちょっと寂しそう。
「ああ、わかってるよ」
そう言って軽くキスをする。

「じゃ、留守番頼むよ」
「うん」
空歌は不器用な方だが、洗濯物を干したり
簡単な掃除をしたり、くーとせんきょの世話をしたりなど色々出来ることはある。
「いってきます」
「いってらっしゃーい」

午前のお仕事
政庁までの道すがら、何となく遠くを見るとうささんの姿が見えた。
あれは練習機だろうか?
最近は他の機体に活躍の場を奪われているので、新型のhin-にゅーうささんには期待したいところだ。

政庁に着いたら仕事の時間。
「今日も机には書類の山、か…」
「色々ありましたからねぇ」
「そうだなあ…。とりあえず、気合入れて始めるか。国が落ち着かないとみんなも俺も困るからな」

自分の仕事は地味で目立たない事務作業が多い。
まあ、これが自分の得意分野なのだから当然ではあるが。
自分には向かないような目立つ仕事(編成とか外交とか内政)は他に適任者がいるので、そりたに任せている。不相応な仕事に手を出すと碌なことにならないものだし。
もちろん他に手がない時は、向いてようがなかろうがやるしかない。


昼、食堂へ向かうと摂政兼メイド長の浅田の怒鳴り声が聞こえてきた。
「んー、何事?」
ちょうど食堂から出てきた知り合いの職員に聞いてみる。
「ああ、なんか新人メイドの訓練をやっているらしいですよ」
「あー、そういうことか」
あちらさんも頑張ってるようで何よりだ。
キノウツンといえばメイド。今は動きがぎこちない彼女らも、いずれは国の未来を担う人材になってくれるだろう。
なお弁当持参にもかかわらず食堂へ行くのはいろいろな話が聞けるからである。

午後のお仕事
昼食が終わったら午後のお仕事。
疲れたときはお茶を一服。そして先日撮った空歌の写真を見て気力回復である。

(絵:沢邑勝海)

今日は何事もなく仕事が終わった。
夕食のための買い物することもあるが、今日は必要ないのでまっすぐ家に帰る。

夕方
「ただいま」
「おかえりー」
空歌が笑顔で出迎えてくれる。うん、何度見ても良い。
ただいまのキスをして家に入ると、くーとせんきょも廊下で出迎えてくれた。
撫でてやると嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らしている。

空歌と一緒に夕食の支度をする。
といっても自分のやることの方が多いわけだが、食器出したりしてくれるだけでも一緒に生活してる実感があるので良い。
「はい、完成ー」
「わぁぁ」
『にゃー』
「いやお前さんたちは猫缶(子猫用)だから」

夕食が終わったら片付けや雑用をしたり、明日の準備をしたり。
それらが済んだら就寝時間まで家族――空歌と猫たち――と一緒にのんびりと過ごす。
平凡ではあるが、自分にとっては大切な時間だ。

(絵:船橋鷹大)

一日の終わり
そんなこんなで一日が終わる。
色々大変だけど、明日も自分の出来ることをやっていこう。

(文:船橋鷹大)
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